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駆け抜けて性春

私の青春のうちの1つが「銀杏BOYZ」だった。
他にもその当時は
「ELLEGARDEN」
「ASIAN KUNG-FU GENERATION」
「BEAT CRUSADERS」他…
を好んで聴いていたけどそれは後々で。
私の世代は以前の「GOING STEADY」より
「銀杏BOYZ」になっていた。
いわゆるゴイステももちろん好きだけども
銀杏BOYZになってから出した

「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」

このジャケットに衝撃を受けた。
これをきっかけに江口寿史先生が好きになった。
そうかこのジャケットの女性に見えるのは
「ストップ!ひばりくん!!」に出てくる男の子なんだと。
もちろん峯田さんは大リスペクトしていてるうちの
1人で峯田さんが出ている映画「少年メリケンサック」を1人で観に行った記憶がある。
中身は特別覚えてないけどそこに出てきた
白のレスポールがカッコよくて
バイトでコツコツ貯めてGibson USA レスポール白を買った。(ストラップはエルレの細美さん仕様)
銀杏BOYZのライブも行こうと思ってチケットを買ったが仕事で行けなくなり
その当時のフォロワーさんに譲った。
なので生で1度も見れていないから
いつか見てみたいなという夢はそのまま。
あとBABY BABY Tシャツが欲しくて探してるけど
なかなか見つからない。

話は戻って前回の話にも出てきたジョジョを紹介してくれた元彼。
今更、元彼の話をするなんて…と思うけど
今となっては過去のことだから話せる。

高校の時に友達に合コンに誘われた。
友達のバイト先の先輩らしく相手は3つ上の大学生だった。
3-3の合コン、初めての合コン…
私はかなりの人見知りで友達は2人共、社交的だ。

すると私の前にいた男の人が話しかけてきた。
「なにか趣味はある?」と
確か「音楽と漫画と映画」と答えた気がする。
そして隠さず「Marilyn Manson」と。
まあマンソン好きな女=普通ではないなと思われても仕方がない。
何故かそこから話が意外と盛り上がり気づいたら付き合ってた。
相手も洋楽を好んで聴いていた。
U2が好きだと、しかし私はハマらなかった(U2好きの方ごめんなさい。)
GREEN DAYやOFFSPRING
デヴィッド・フィンチャー映画に漫画は冨樫義博
何かしら共通点が多かった。

なんだかんだ4年間付き合って
彼の就職先が遠く遠距離になることになって
すれ違いが多くなり
結果、別れた。
夜のマクドナルドで1人でこのアルバムを呆然と聴いてた記憶がある。
何故かこのアルバムが全部身に沁みた。
「もしも君が泣くならば」
「駆け抜けて性春」
「YOU&I VS.THE WORLD」
「若者たち」
その他も大好きな曲ばかりだ。
そして泣いた。水分無くなるんじゃないかなと思うぐらい泣いた。
家にいるよりどこかにいたい気分だった。
このアルバムを聴くとその時、泣いたなーと思い出す。
でも後悔はしてないしこの頃に戻りたいとも思わない。
今思えば1つの通過点だったんだなと。

また長々と語ってしまった。
とりあえず、この辺にしておこうかな。







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