まりしゃんに会いに行った♪【前編】
偶然か?運命か?〜Dステーション館林店
基本的に僕は、Xでは通知設定をしたアカウントのポストしか見ない。昨日(2024年8月23日) たまたまXから通知が来たポストを見たついでに、画面をスクロールしたら、高宮まりプロが、我が故郷 群馬県の館林市のDステーションへ、ゲストとして来るというポストが目に入った。
館林市へは自宅から車で30分弱。午前中は仕事が休み。これは行く運命なのだと、自分に言い聞かせた。早速 麻雀仲間のグループLINEに、この情報を展開した。2人から反応があった。「何でもっと早く教えてくれないの?明日ゴルフの予定入れちゃったよ〜」「行きたいけど、明日は仕事で川崎だー(泣)」
2人の反応を横目に、僕は明日の準備を始めた。サイン用の色紙と、マジックペンを取り出すだけだが(笑)。
パチンコ店での麻雀プロ☆ゲストイベント
麻雀プロがパチンコ店にゲストとして呼ばれることは、SNSを通して知っていた。しかし、麻雀プロと会うことは、同卓し対局してこそ価値があると思っていたし、今でもそう思っている。
パチンコ店に麻雀プロをゲストとして呼ぶイベントに、興味がない訳ではなかった。しかしながら、そもそも田舎である群馬のパチンコ店には、麻雀プロのゲストが来ない。近くても埼玉の上尾あたりだ。気軽に行ける距離ではない。
しかし、館林となると話は別だ。生活圏である。問題はパチンコ店ゲストのサイン・写真撮影会イベントのシステムに関する知識が、皆無であるという点である。
いざ出陣!
開店は10時から。イベントの午前の部は11時から。午後の部は14時半から。自分が知り得る情報は、それだけだった。とりあえず、開店15分前に店に着いた。駐車場はさほど埋まってない。人も疎らである。
嫌な予感がした。もしかしたら、正面入口は奥にあるのではないかと・・。予感は的中した。店の外周を回り込むと、行列が出来ていた。整理券も配られているようだ。ヤバい。出遅れた。ふと思い直して店員さんに訊いてみた。
『この整理券って高宮プロのイベント用ですか?』
「違いますよ。来店用者です。イベントのことなら、高宮さんに直接 訊いてみたらどうですか」
『高宮プロ、今 何処に居るのですか?』
「ほら、そこに。日傘をさして並んでいます」店員さんは、正面入口前から続く行列に、視線を向けて教えてくれた。
ファーストコンタクト
パチンコ店って、このクソ暑いのに、ゲストを控室に通さず、開店時刻まで客と一緒に、立たせたまま並ばせるのか?人気Мリーガー高宮まりを、そんな ぞんざいに扱って良いのか?それがこの業界の常識なのか?それともDステーション館林店だけなのか?様々な疑問が頭の中を巡った。
日傘をさした高宮プロの横に、女性が付き添っていた。高宮プロのマネージャーさんだった。僕は躊躇せず高宮プロに話しかけた。
『こんにちは。暑いですね〜。群馬まで来て戴いて、ありがとうございます』
高宮プロ「私 群馬には縁があるんですよ。出身も隣の茨城ですし」
『(群馬で開催される)連盟の北関東リーグのことですね。茨城は結構広いけど、古河市だけはすぐ隣ですね』
高宮プロ「私 古河市の近くです。ん?でも、そうでもないか。。」
『鈴木たろうプロも、茨城県出身ですよね』
高宮プロ「そうですね。たろうさんの実家も近いかも。あ、そうでもないか・・」
高宮プロと鈴木たろうプロは、茨城県出身までは、プロフィールに載っているが、市町村までは明かされていない。
『北関東道路が開通して、茨城が近くなりました。鹿島神宮まで、4時間以上かかりましたが、高速道路が出来てからは、2時間半で行けるようになりました』
高宮プロ「そんなに早く・・(驚) 鹿島神宮って有名な観光スポットですもんね」
マネージャーさんが、そろそろ時間ですと、高宮プロへ入店を促した。
高宮プロ「では後ほど♪」
高宮まりプロの姿が、群衆に飲み込まれて、見えなくなった。地域についての世間話に終止したが、望外にもイベント前に会話が出来たことは、ラッキーだった。
パチンコ店イベントの知られざる驚愕
イベントまで1時間あるが、待ち時間に行うことは、決めていた。まずは、館林在住の会社の部下(女性)に電話をした。館林で美味しい洋菓子屋の情報を訊くためだ。幸いここから歩いて5分の所に在る「此の花(このはな)」という店を紹介してもらった。生菓子が絶品らしいが、この暑さである。さすがに焼き菓子の詰め合わせを選んで買った。もちろん、高宮プロへの贈り物である。
自分の決め事として、麻雀プロからサインをもらう場合は、その対価として必ず贈り物を渡している。今回もその信条を守った。
イベント開始の15分前に、店に入った。パチンコかスロットを打っているであろう、高宮プロの姿を探した。きっとギャラリーに囲まれているだろうから、容易に見つかると思った。ところが、そうではなかった。仕方なく、店員さんに高宮プロの所在を尋ねて、誘導してもらった。高宮プロは、真剣な面持ちで集中してスロットを打っていた。声は掛けられなかった。
あと5分でイベント開始の11時である。景品交換所のお姉さんに、高宮プロのゲストイベントは、何処で行うのかを尋ねた。お姉さんは「ここら辺です」とかなりアバウトに応えた。そこには、机も椅子もテーブルも無い只の空間であった。イベントの順番待ちと思われる女性が一人でポツンと立っていた。僕は彼女の後に並んだ。2番目ということになる。
イベント開始
高宮プロがイベントスペースに姿を現した。いよいよである。一番に並んでいた女性は、まず高宮プロにサインをお願いした。そして、高宮プロとの会話が始まった。とても嬉しそうだ。相当のファンらしい。2分ほど会話をした後、2ショットの記念撮影をして、去っていった。高宮プロに「頑張って下さい。応援してます」の一言を残して。
なるほど。こういう流れか・・。早くも僕のターンが回ってきた。まずは、先程購入した贈り物のお菓子を渡した。中身を訊かれたので、『待ち時間を利用して買った、館林で一番美味しい洋菓子屋さんの焼き菓子です』と応えた。高宮プロは、待ち時間に贈り物を用意したことに対して、感動してくれた様子だった。高宮プロならではの感性である。次に色紙を渡して、サインをお願いした。「宛名はどうしますか?」と訊かれたので、免許証を見せて、本名で・・とお願いした。
その後、会話タイムに突入した。まずは、数年前「ノーマーク爆牌党のDVD化記念イベント」で、同卓したことがあるという話題を振った。懐かしいですね~という反応をもらった。次に、自分は元ABEMASサポーターで、今はBEASTサポーターだが、滝沢プロがKONAMI麻雀格闘倶楽部に、電撃移籍をしたシーズンに、1年間だけ格闘倶楽部のサポーターになったというを話した。ありがとうございますと、お礼の言葉をいただいた。
そして、Мリーグに関連する僕の秘密情報を明かした。ここでは、詳しく書くつもりはない。高宮プロはその話に少なからず、驚いたようだった。
最後に2ショット写真をマネージャーさんに撮ってもらって、会場を後にした。僕の後には10人ほどの行列が出来ていた。
高宮プロは想像していたより、コミュ力が高かった。(まりしゃん、ゴメン •́ ‿ ,•̀) 数々の麻雀プロが、高宮プロは天然だという証言していたからだ。ファンへの接し方も優しく、柔らかかった。そして、何よりもお綺麗でした。。(◕ᴗ◕✿)
午後から出勤する予定があったので、退店して帰路に着いた。途中でラーメン屋に立ち寄り、昼食をとった。注文した料理が届くまでの待ち時間に、高宮プロに会えたことをXに上げた。そして、麻雀仲間のグループLINEに、イベントの報告をした。
返すがえす思い出しても、イベント空間は不可思議な場所だった。
(【後編】に続く)