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BEASTスポンサーへの道⑧【破 其之漆】


 サポーター特典

 Mリーグのチームサポーターになると、まずはチームのマフラータオルと会員証をもれなく貰える。また、それ以外にチームごとに様々な特典が付く。それはグッズであったり、イベントへの参加権(但し抽選がほとんど)であったりする。
    とりあえず、解り易く写真を上げてみる。

EX風林火山の2018シーズンの特典【フォトブック】
フォトブックの見開き1ページ目
渋谷ABEMAS(サイバーエージェント)から届いた年賀状

    KONAMI麻雀格闘倶楽部の特典は、Tシャツだったが、息子にあげてしまったので、残念ながら写真はアップできない。
     BEAST Japanextの初年度の特典は以下の通り。

      ① 番組観覧 応募券
      ② 選手との集合写真
      ③ 非売品ステッカー(9月末までに入会した方限定)

  ①は応募券というより、応募権という表現の方が、実 態を表している。物理的な券を貰える訳ではなく、BEAST Japanext 運営事務局から番組観覧のメールが届く。そこには、観覧希望日が複数記載されており、第3希望日まで選べる。メールに返信して応募すると、当選者のみに案内が届く仕組みになっている。

  ②は番組観覧をした時、収録前にBEASTの選手達と集合写真を撮り、それが後日郵送されてくる。
 (下記写真参照)

    僕は3回応募して、2回 番組観覧に当選した。抽選で漏れたのは、1回だけである。確率としてはかなり高い。競争率が低いのは、全国にファンが散らばっているからであろう。地方に住んでいるファンにとって、この特典を享受することは、明らかにハードルが高い。

2回目の番組観覧の時の集合写真(実寸はA4版)

   2回目の番組観覧の日、菅原プロはお休みだっため、卒業アルバムの撮影日に欠席した生徒の様な扱いを受けている(笑)。

番組観覧 2024.02.28

 いざ!BSJapanextスタジオへ

    最初の番組観覧は、2024年2月28日だった。場所は茅場町が最寄り駅の、BSJapanextスタジオ。20時55分までに現地集合と案内されている。
     ありがたかったのは、生放送の放映時間が遅いため、会社を定時で上がっても、余裕で集合時間に間に合う事である。案の定 道に迷ったが、20時20分にはスタジオがあるビルのエントランスに到着した。一番乗りだった。
     BEASTのスタッフさんが未だお見えになっていなかったので、守衛さんによる入場前検査が行なわれた。まずは手荷物検査。次に金属探知機によるボディチェック。特に問題はなかった。
    入場前検査が終わってから10分後、BEASTのスタッフさん2名が到着した。BEAST Japanextオフィシャルサポーター会員カードと、身分証明書の提示を求められた。
     集合時刻が近づくにつれ、参加者が続々と集まってきた。最終的に番組観覧者は、僕を含めて男性12名だった。

番組観覧者へのお土産

   全員が揃ったのを確認し、スタッフさんは、セキュリティゲートから内部ビルへと、我々を誘導してくれた。エレベーターに乗って上階へ。エレベーターを降りた先にある部屋には、50インチくらいのモニターが設置されていた。更にモニターの前に、折り畳みの椅子が、6脚ずつ2列(合計12脚)配置されていた。奥の方から座るように言われたので、僕は前列の奥から2番目の席に座った。
     椅子の上には、長3の封筒と小型のペットボトルの水が置かれていた。封筒の中には、選手の名刺がランダムに一枚、それからBEASTのステッカーが入っているとスタッフさんから説明があった。僕の封筒の中には、運が良いことに、チームの中でイチ推しの大介さんの名刺が入っていた。

番組観覧者へのお土産

    猿川プロの名刺は2回目の番組観覧で、引き当てた。2回しか番組観覧に行ってないのに、3枚目の菅原プロの名刺が何故有るのか?先に上げた集合写真を見て分かる通り、2回目の番組観覧の時、菅原プロは都合によりお休みだった。菅原プロに会えなくて、がっかりしたファンのために、菅原プロの名刺が全員にプラスアルファでプレゼントされたのである。BSJapanextさんの粋な諮らいである。
     そしてもうひとつのお土産、BEASTステッカーは、これら記事群のカバー写真として使わせて貰っている。
(無断で・・・😅)

オリエンテーション

   いよいよ、生放送の番組に関する説明が始まった。モニターに、番組開始までのスケジュールが、映し出された。

【本日のスケジュール】
21:00~21:15 番組観覧の注意事項等ご説明
21:15~21:40 スタジオ施設見学
21:40~21:45 BEAST Japanext選手と集合写真撮影21:45~21:55 リハーサル見学
21:55~22:51 生放送見学

   まず、最初に注意事項の説明があった。詳細は下記の通りである。
① 生放送中の写真撮影の禁止
② 生放送前のBEAST選手の写真撮影禁止
③ 選手へプレゼントを渡すことの禁止
④ 選手へサインを求めることの禁止
   その他いくつかあったが、要は常識の範囲内で行動して下さい・・ということだった。

   次に質疑応答コーナーがあった。
勇気ある壮年の男性が挙手した。「X等のSNSで、BEAST サポーターのコミュニティサイトを作ってはどうでしょうか?」「BEASTファンネームは決まりましたか?」鋭い質問である。ちなみにEX風林火山のファンネームは2023-2024シーズンから「炎護舞隊」に決まった。かなり格好良い。
     担当スタッフの女性は、上の者と検討しますと回答した。彼女には、そのような重要事項を決める権限は無いのだろう。彼女は質問事項を手帳にメモしていた。
    勇気ある壮年男性に便乗して、僕も質問をした。『BEASTのファンミーティングは、オフシーズンに企画されていますか?』担当スタッフの方は、申し訳なさそうに「今のところ予定はございません」と答えた。事情は何となく察してはいたものの、少々落胆した。

いよいよスタジオへ

    スタッフさんから、スタジオへ移動するので、今座っている椅子を持って、エレベーター内へ移動するようアナウンスがあった。エレベーターに乗って更に上階へ。
    エレベーターを降りた先には、広い通路を挟んで、スタジオがあった。中に入ると見馴れたセットがあった。
観覧席からスタジオのセットまでの距離が意外と短い。というよりは、無理矢理 観覧スペースを作った感があった(笑)。
     この時間は撮影自由とのこと。MCや選手の椅子に座ってもOKである。スマホを渡せば、スタッフさんが自分の写真を撮ってくれる。撮った写真をSNSに上げてもOKだそうだ。ハッシュタグ「#BEAST番組観覧」を付けて下さいと言われた。
     遠慮なく写真は撮らせてもらった。Xにも上げた。僕はフォロワー数が少ないので、インプレッション数は僅かだった。下記の写真は、その時撮影した写真の抜粋である。

観覧席から見たスタジオの様子
中田選手のイラスト
MC席でBEASTポース
セット裏の様子

   我々 観覧者達の写真撮影が落ち着いた頃を見計らって、ディレクターさんから、本番で観覧者を映すカメラワークについての説明があった。カメラが観覧席をパンする時、持参したBEASTグッズを掲げて、盛り上げて下さいとのことだった。
    また、今日は選手達4人全員が揃っているが、それはラッキーなことだと伝えてくれた。
    大介さんは将棋の対局、菅原プロは自団体の公式戦、猿川プロは野暮用と、それぞれの事情で番組を休むことが少なからずある。皆勤は中田プロくらいではないだろうか? 芸能活動、事業経営等、一番忙しいはずなのに、その点はサポーターとしては、嬉しい限りである。

推し活グッズ

  実はこの時、狼援グッズとして、自作のうちわを持参していた。ネットで作り方を学び、全て自分で製作した。基本的に推し活をするのに、照れや妙なプライドは禁物である。
    うちわは2枚セットで、表(おもて)面には「さるすけ  最強!!」裏面には「まつかよ  可愛い❤」という文字が描かれている。実はこれには前日譚がある。

狼援うちわの表(おもて)面
推し活うちわの裏面


    番組観覧から遡ること10日前、僕は某麻雀イベントで、 まつかよさんと、渋谷のオクタゴンでお会いする機会を得た。お話をさせて戴く中で、まつかよさんが、番組観覧の日にBEAST ROADに出演することを聞いた。 僕がノリで『まつかよさんの推し活うちわを作りましょうか?』と言ったら「是非♪」と社交辞令で仰ったので、この会話は絶対に忘れるだろうなぁ・・と思いつつも、スタジオで現物を見た時に、嗚呼あの男は約束を守ったのかと、オクタゴンでの会話を思い出してくれればいいや、と言う感じで50歳をとっくに過ぎたオジさんは頑張った。
    材料費は1,000円位だったが、工数が約8時間かかった。うちの会社の賃率で計算すると、原価は38,500円である。

  女性のスタッフが、自作のうちわを見て、「どうして松本さんが出演されることを、知っているのですか?」と訊いて来たので、『本人にから直接聞きました』と前段の説明を省いて回答した。彼女は明らかに驚いていた。僕を業界人と誤解したのかもしれない。彼女は様々な想像を、頭の中で巡らせていたことだろう。

選手入場 〜 集合写真の撮影

   いよいよ写真撮影の時間が来た。選手達がスタジオへ入場してきた。普通なら、黄色い歓声が上がってもおかしくない場面だが、こちらは生憎 男性12名。微妙な空気の中でも、選手達の姿を見た男性たちの目は、その輝きを増したように思えた。
    あっという間に写真撮影は終わり、我々は観覧席に戻った。選手達に声を掛けられる雰囲気ではなかった。

     余談ではあるが、2回目の番組観覧の集合写真撮影後、僕はドサクサに紛れて、大介さんに握手をしてもらった。ふっくらとした温かい手だった。大介さんのマフラータオルを持参したことが、功を奏したのだろう。番組観覧の禁止事項には抵触していない(多分)ので、特にスタッフさんからお咎めは無かった。握手の相手が中田選手だったら、即退場だったかもしれない(笑)。

リハーサルは何処へ?〜 本番スタート

   事前に知らされたタイムスケジュールでは、リハーサルの時間が10分有るはずだった。しかしながら、児島さんも、じゃいさんも、まつかよさんも、その姿を現さない。結局 リハーサル無しで本番は始まった。リハなしでも問題ないくらい、司会者達は台本を読み込んでいるのだろう。皆さん、アドリブ力に長けているし、その点は問題ないということだ。

    60分間(実際は50分ちょい)は短い。そう感じた番組観覧だった。面白かったのは、本編よりもCM中の選手や司会者達のおしゃべりである。大介さんが全体の50%くらい喋っていた(笑)。猿川プロは相変わらず余計な事は口にしない。菅原プロと中田プロが、何を喋ったかは大介さんが強烈過ぎて、何も覚えていない(笑)。
    可笑しかったのは、本番の3秒前にはピタッと雑談を止め、神妙な顔であるいは笑顔で、本番の続きに臨む空気感の変化である。

     CM中はADさんが甲斐甲斐しく、選手達のお世話をしていた。蓋に穴をあけてストローを通したペットボトルの水を、選手の所までお盆で運んで行く。選手は一口だけ水を飲んでADさんに返す。ペットボトルには、間違いが無いように、選手の名前を明記したシールが貼ってあった。

    僕がテレビ番組の収録を観た経験は、小学生の時の「8時だョ!全員集合」と、高校生の時の「笑点」だけである(笑)。「BEAST ROAD」の番組観覧は何もかもが新鮮だった。
     生放送が終了し、スタジオを退出する時、選手の皆様方がお見送りをしてくれた。
   ディレクターさん、ADさん、BEAST Japanextのスタッフさん、皆さんとても親切で、ホスピタリティに溢れていた 。後日発送された集合写真が、これまた素晴らしかった。A4の上質紙に、プリントだが選手のサインが入っており、カレンダー仕様に施されていた。(この記事に上げたのは、2回目の番組観覧の集合写真なので若干書式が異なる) ABEMASも、風林火山もオーナー企業がテレビ局を持っているが、ここまでのファンサービスはしないだろう。
   BEAST ROADの番組観覧に参加して、BEAST Japanextというチームの好感度、というよりはBEAST愛かな?それが急上昇した。

    そして運命の2024年6月某日。XでBEAST Japanextによる下記のポストを目にした。

来季のスポンサー募集のポスト

                                                                   
                                                                     to be continued.  



    











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