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日記。6/1〜6/8

6/1
中目黒ソルファのオールナイトイベントに行き、始発で帰ってきた。
早く寝ればいいものをだらだらと起き続ける。

9:00 寝る
13:00 起きる

夕方にまた家を出るため準備をする。
西日暮里の、元映画館という場所へ行く。ここは名前のとおり、30年ほど前に閉館した映画館を再利用した場所で、色んなイベントごとを行っているらしい。
「みちくさ」という三部制のイベントに、ライブお目当てで向かう。

着いて少しして猫まみれ太郎さんのライブが始まった。この場所で猫さんのライブを観るのは二度目で、またここで観たかったから嬉しかった。

ライブハウスでもクラブでもない空間。元映画館の中は、昔ながらの木造っぽいつくりで、アーティストの人たちは大きなスクリーンを背にして歌ったり演奏をしたり、DJをしたりする。
あまり大きくないフロア内に、壁に沿うかたちでサークル状にフリーマーケットのような出展スペースがあり、アクセサリーや手作りのお菓子や古本や古着が売られていて、タイムテーブルでその中央のスクリーン手前で演奏されるライブが観れる。

ライブハウスと違ってライブの音量は控えめ。
なので周りの人達の会話がざわめきのように聴こえてくる。それがお客側の場所では歌と会話がちょうど混ざって聴こえて街中や雑踏の中のような不思議な心地良さがある。
わたしの前に居た女性二人が、猫さんの歌に聴き入ってた。「今日はクラブに行かない」という歌がハマってたみたいだった。
わたしもこの曲がいちばんここの場所には似合うと思ってて、と揺れてる二人の肩と背中に思った、嬉しい。

ライブが終わったあと本を買った。
5冊買ったら少し割引してもらえて嬉しかった。

外の喫煙所に行く。2階の喫煙所の鉄の柵に腕を乗せて下を眺めたら気持ちいいだろうなと思ってやってみたら気持ち良かった。ワンピースの中に風が入ってきて涼しい。
人が階下のスーパーに出入りしているところはいくら見てても飽きなさそう。

元映画館は2階立てで、2階でも出展をしていたり、出張出展?しているお店の料理を食べる事が出来たりで、牛すじ入りのお好み焼きと、牛すじポン酢を食べた。美味し過ぎた。
そのあとメインフロアに戻って、服を見た。コミカルな顔の猫の絵がたくさん描かれたTシャツが欲しくてかなり悩んで買わなかったけど正直まだ全然欲しい。ねこまみれ。

たくさん買った本達は、本棚にあれば、読んだ時に今日このライブを観に来たことをずっと思い出せるなと思ったから、読みたい欲しいと思ったものを我慢せずに買った。
思い出しチケットではないが、いつかもし、まったくおんなじ本を別の場所で買うのなら、元映画館で買いたい。

家に帰ってから、高校の友達と朝までゲーム配信をした。ずっとやりたかったからすごく楽しかった。
やっと眠る。明日はお昼にご飯の約束がある。
ものすごく元気なのかもしれない。

今日この1日はとても好きな時間だった。
穏やかで優しい日だった。一人で行って、お店の人とたくさん話した。

3日続けてイベントに出かけたのだけど、猫さんのイベントに3日間続けて行ったのは今回が初めてだった。


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6/2
全然起きれず寝坊した。
昨日、化粧に4〜50分もかけたのに、今日は5分で基礎だけ施して家を出た。落差に申し訳なくなる。
酷い雨だったからほぼすっぴんで良かったんだと自分に言い訳をしながら雨の中阿佐ヶ谷に向かう。
途中走ってきた自転車とぶつかって足を痛くした。

元上司と合流して、gionでサンドイッチを食べた。色んな話をした。
話をしながらやっぱりわたしは休職中の現職であるこの業界が好きなんだなと思った。最近よく趣味と日課で文章を書いてるという話もした。大丈夫だと思うけどこの日記や他のものが見つかりませんように。

わたしの事をある程度、もしくはよく知ってくれている誰かと話していると、パーソナルなこと,自分の内面の事も流れでよく話す。無意識下で話の内容からポロポロと溢れていくワードや話題がある。
会話のやりとりの中でそれを相手が掬い取ってくれて、わたしに見せてくれる。それで自分では分からなかった自分のことが見えてきたりする。
自分のことは自分がいちばんよく分かってない。誰かが掬い取ってくれないとそのまま見ることなく落ちてって目の届かない場所でただくずになるものがきっとたくさんある。

今日はそれをまた見せてもらい、これもわたしの一部なのだと教えてもらったような気がした。

帰り道、帰りたくなくなり家の近くでコーヒーを飲みながら本をだらだらと読んだ。
昨日までの3日間も、イベントに行き、たくさん人と話したから、急に寂しくなってしまった。
寂しいのかもしれない。
楽しかったからかな。
ずっと一人で居る時は寂しいとは思うことなんかはないのにしょうもない反動にちょっといやになる。


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6/3
特に何も無いような1日だった。
変な時間に寝て、変な時間に起きる。
大分体の調子が良くなってきたので、いよいよこの生活がただの社会不適合者じみてきていて、否が応でも「ほとんど無職です」といった気持ちが体の内側から滲み出てくる。振り払いたい。振り払ったら良くない。

深夜に久しぶりに絵を描いた。
といっても思想もないほんとうにらくがきだけれどちゃんと画像を見ながら描いた。今のわたしは絵に対してそんなに向上心が無く、ただ好きだから楽しいからという子供みたいな気持ちしか持ってない。
ちょうど1年前に猫さんを猫さんだと認識する前は今以上に絵を描いてなかった。

画家の世界だと、たったひとつのモチーフを見付けることが、その人が絵を描き続けられる唯一の道標となり、そのモチーフが人なら「ミューズ」と呼ぶらしい。
この1年くらいの間、猫さんを描きたいと思った時が絵を描いていた時なのだけど、画家の世界だったらわたしはラッパーの推しがミューズになっているのかと思ったら大分シュールでそれはなんか勝手に描かせてもらっている本人にも申し訳ないしそもそもそんなに描けてないしらくがきしかしていないしとかとか「ミューズ」という言葉を知った時に思った。

でもこの人がまた絵を描きたいと思えたきっかけなんだよねー。
わたしはこの人が居ないと、好きな場所だけど元映画館には行かない。オールナイトイベントも、大喜利も、お笑いも、クラブのイベントも行かなかった。ラップを好んで聴くこともなかった。

この人が作っている音楽がきっかけで、わたしの色々が変わってきたし変わり続けてる。
 

本人がここを読んでないと思ってこの人などと呼んでいるけどわたしは猫まみれ太郎さんが好きで、彼のつくり出しているものが好きです。

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6/4
とうとう来てしまった。こやたにえん。
くぴぽのうのちゃんが、ピューパ!!のこやさんが定期的に新宿のロックカフェロフトで開催しているトークイベントにお呼ばれされて、今日のためにはるばる東京までやって来てくれた。
うのちゃんにとってはこれが初のソロイベント出演との事で、その場に立ち会えたのも嬉しい。
ふたりはボブカチューシャなので、礼儀としてわたしもカチューシャを装備した。

この日限定で、ふたりがルーを使わずに作ったスパイスカレーが注文出来た。トマトを感じるカレーでとても美味しかった。推しが作ったカレーが、1000円で食べられちゃうのですか?泣いちゃうね。
フォロワーさんと同じテーブルで美味しさを分かちあった。

トークイベントは終始笑い声が絶えずとても面白かった。ふたりの会話を聞いていて思ったのだが、こやさんとうのちゃんはきっと性格的にはタイプの違うふたりで、でも、「こう在ろう」と自分自身を見つめていて、それを目標に掲げて日々アイドルというしごとに向き合っているんだろうな、と思わせる姿勢が似ているような気がした。
ふたりが遊んでいる写真などを見たりして嬉しくなった。好きな人たちが一緒に遊んだりしているのはオタクは嬉しい。

ロックカフェロフトは新宿LOFTや阿佐ヶ谷ロフトAなどと同じくロフト系列店なのだけど、ロフト恒例の抽選会が行われた。なんと似顔絵が当たってしまった。ふたりがわたしの似顔絵を1分の中でサラサラと描いてくれた。うのちゃんの前でマスクを取るのが恥ずかしくて緊張の顔をしてしまった。

特典会に移る。
愛おし過ぎる…。なんて可愛いんだろう。
こやさんが「ななちゃん」と呼んでくれたのが嬉しかった。こやちゃん呼びをOKしてもらったので今日からこやちゃんと呼べる、やった〜。
うのちゃんに言いたいことがたくさんあってまた詰め込むように話してしまった。ビックリするほど可愛くてビックリした。守りたい。とりあえず全てから守りたくてロックカフェロフトを出てすぐ花園神社でお祈りをした。

帰り道、細心の注意をはらって色紙を持ち帰った。
思い出に残る1日だった。



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6/5
11:30 寝る
16:30 起きる
昼夜逆転生活に戻ってきた。

19:00 やっとベッドから出る。

無職かも。ほぼ無職。
ちょっとだけご飯を食べた。今日は早く寝たい。


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6/6
美容院へ行った。
カットは現担当さんに、カラーやブリーチは前担当さんに、といった感じで美容院を二股している浮気男スタイルになっている。
行きの電車で本を1冊読み終わっていたので待ち時間などに2冊目を読んだ。髪の毛を触られている時はひたすら美容師さんの手元を見ている。
カットやカラーなどの手捌きを見ている時間も料金に含まれていると思っているのと、美容院に来た時にしか見られないので(当たり前)、自分の髪がどうなっていくのかをとにかくじっくりと眺めるのが好きでいつもそうしている。

一応、見られてたらやりづらいかどうかも確認する。

美容師さん選びはいつも、会話が出来るかどうか、会話の呼吸が合うかどうかも重要視してるのだけど、今お願いしているお二人とはお話していて楽しい。会話の中で自分の要望や希望なども少しずつ入れていくとお互いに意思疎通がしやすくて良い気がする。


髪の毛がド派手になった。

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6/7
病院に持って行く書類関係をすべて失くした。とんでもない。なんで。
通院日だったため病院に電話をしたら来院予約を月曜日にしてもらえた。書類はまだ出てこない。月曜日までに見つからなかったらコピーを貰わないといけない。

用事を済ませる為に結構な距離を移動したり動き回ったりした。
髪色に合わせて浮かないように化粧は強めの方がいいかもしれないと思って塗っていたら家を出るのが遅くなってしまった。くたくたになる。
帰り道、高円寺に移動して、久々にトリアノンに行こうとしたらラストオーダーが過ぎていて行けなかった。じゃあどこでもいいかもと思い、マックに移動して本を読んだ。
「みちくさ」で買った本を1冊読み終えた。思ってたよりちょっと微妙だった。でも良い言葉がところどころに散らばっている本だった。

帰りたくなくて、高円寺駅前のロータリーの広場に行った。外はもう陽が落ちていたけれどベンチに座ったら案外明るくて、本2を読むのに困りはしなかった。
イヤホンからの音でシャットアウトされていて、男の人がアコギで路上ライブをしているのに気付くのが遅れた。イヤホンを外す。良い歌声が響いてた。
広場の中央でスケボーをしてる人、煙草を吸う人、路上ライブを観てる人、特に何もしていない人、人がたくさん居る。スケートボードが地面を擦る音がなんか良いなと思いながらふとベンチの後ろの方に目をやったら思いっきり看板に「スケートボードなど禁止」などが書かれてた。パトカーがその後ろすぐそばに留まっていたけどそれは大丈夫なんだ、と思う。

しばらく路上ライブを聴きながら本2を読んでたら隣に血まみれのおじさんと警察官が来た。目の前に警察が居て気まずかった。テレビ局の人にも話しかけられた。映るのは恥ずかしいから断ったけど何の番組なんだろう。
路上ライブをやっているすぐ横で喧嘩が始まる。おじさん、ずっと怒っている。叫ぶ。ずっと叫んでいたので、叫ぶ度に警察が来る。警察が居なくなるとまた叫ぶし喧嘩してる。普通にちょっと面白い。
ずっと怒ってる人は面白い。なんでそんなに怒りの鮮度とテンションをフルアクセルで保てるんだろ。引っ込みがつかなくなってるのかもしれない。そういう人はおじさんに多い気がする。さっき来た血まみれのおじさんも喧嘩をして怪我をしたと警察に話していたので、みんな猫みたいだなと思った。

若い男性が路上ライブをやっているすぐ横でおじさんたちが喧嘩をしているのを周りの人たちが笑っていたので不思議と喧嘩も嫌な感じがしなかった。野良猫たちがシャーシャーしているみたいだった。

21:20 寒くなってきたので家に帰る。

そういえば今日で、初めて猫さんのライブを渋谷LUSHで観た日からちょうど1年が経った。日付が変わってから変なタイミングで気付いた。
SNS越しの演者さんのライブに初めて行く時、いつもものすごく緊張してしまう。それが東京ドームよりも大きいスタジアムだった時も、仙台Rensaだった時も、池袋Black holeだった時も、いつも変わらず緊張と興奮で高揚する。最初、というものに、どうしてもわたしは結構な重きを置いてしまう。
最初のライブというものはどの演者さんに対しても、それだけは等しく人生で一度きりしか体験出来ない。代え難い。(ちょっと韻を踏んでるみたい)

また昼夜逆転生活に戻ってる。

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6/8
13:30  起きる。

準備をして怠祭というフリーイベントに行ってきた。ギリギリライブに間に合った。
怠田ユニさんが企画されたイベントで、おこたそさんのカラーの水色でいっぱいの空間でとても可愛かった。トークイベントも15分とは思えないくらいボリュームがあり面白かった。
お友達にも会えて嬉しい。

二日連続で阿佐ヶ谷ー高円寺を移動した。


ふとした時に自分の髪の毛が光に透けてて不思議な気持ちになる。全然見慣れない。

これから明日の準備をしてなるべく早く寝る。
明日は早起き頑張りたい。


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