韓国ドラマ「気象庁の人々」撮影地・ロケ地巡りまとめ
アンニョンハセヨ、夜鍋です。
2022年2月にスタートして、NETFLIX(ネットフリックス)でも韓国の放送翌日に配信されていた韓国ドラマ「気象庁の人々(기상청사람들・キサンチョンサラムドゥル)」。主演はパク・ミニョンとソン・ガン。全16話の放送で昨日、最終回の放送が終わりました。リアタイで完走された皆様、おつかれさまでした!これから視聴される方も、どうぞお楽しみください。
・男女2名ずつの4名を中心にしたストーリー
・身内(家族または親戚)に問題ある登場人物がいる
・悪い人物もラストには急に改心、終わり良ければ総て良し
という、古くからの韓国ドラマの伝統形式をそのまま踏襲した作品で、昨今さまざまな新しいスタイルのドラマが人気を博している中、「旧態依然のドラマ」の一言に尽きます。それが好きという方もいますし、もう飽きたという方もいますし、感想は人それぞれでしょう。
(私は、他の作業をしながらラジオ感覚で台詞を聞きながら視聴。あまり没頭することはなく、心の中でいろいろとツッコミながら、淡々と見ていました…笑)
イ・シウ役を熱演した、ソン・ガンは94年生まれ。徴兵制がある韓国では今年が入隊の上限年齢ですので、本作が入隊前最後の作品になるのか、もう少し活動してから入隊するのか注目が集まりますね(「二十五、二十一」のナム・ジュヒョクも同じ94年生まれで今年の入隊です)。元気にお勤めを果たしてきてください。
ドラマの撮影は韓国の首都ソウル市の各地で行われ、観光客の方でも地下鉄などを利用して簡単に訪問できるところが多かったので、ドラマファンの方はご参考の上、いつかの韓国旅行でロケ地めぐりをされてみてはいかがでしょうか?
1.ソウル・メイン撮影地
1-1.韓国気象庁・ポラメ公園
ソウル市の南部にあって、空軍士官学校跡地の「ポラメ公園」隣にある「韓国気象庁」の建物が、全面協力のもとドラマ全体の半分以上、登場しました。官公庁ですので関係者以外は庁舎の中に入ることはできませんが、正門やポラメ公園内から建物を眺めることが出来ますよ。
1-2.一膳天ぷら飯
本作で最も重要な撮影場所がココです。ハギョン(パク・ミニョン)と、シウ(ソン・ガン)が出会ったり、急接近したり、デートをしたり、と何かにつけて良く登場した雰囲気の良い天ぷらダイニング店です。
日本人の私が食べても、とても美味しいと感じたレベルの高い天ぷら専門店でした。ドラマファンでなくても、日本の味が恋しい韓国在住の方にもオススメできます。
1-3.ハギョンのマンション
ハギョンが暮らすマンション(アパート)は、ソウル市北部にそびえる北漢山(プカンサン)の麓、恩平(ウンピョン)ニュータウンにあるマンション。窓からは漢江(ハンガン)が見えていますが、内部はセットかなと推測。マンションの1階や近くの橋が登場しました。
1-4.プレイス ゲストハウス
ソウル市の人気観光エリアの一か所「北村韓屋村(プッチョン・ハノンマウル)」内にある韓国の伝統建築様式・韓屋(ハノッ)のゲストハウスです。ハギョンの母と姉が暮らす実家として、劇中たびたび登場しました。
実際に泊まって撮影しようかとも思いましたが、1泊1部屋14万~18万ウォン(約1万5千円)と、かなり良いお値段なので、ドラマファンの方はお財布と相談して、韓国の昔ながらの家で宿泊体験してみるのはいかがでしょうか?
2.ソウル・スポット(単発)撮影地
2-1.サルコジ橋
第1話ラストで上司と一緒にお散歩する石橋です。漢陽(ハニャン)大学すぐ隣の中浪川(チュンナンチョン)にかかる橋です。
2-2.ソウル橋
第2話冒頭でシウが歩く橋です。汝矣島(ヨイド)と永登浦(ヨンドゥンポ)を結ぶ交通量の多い橋です。
2-3.オールド文来(ムルレ)
文来洞(ムルレドン)にあるかつての倉庫をリフォームしたお店で、日中はカフェ&ビアホール、夕方以降はビアホール専門として人気のお店。第3話のラストでお店の内外で、今後の2人がどうなっていくのかが決まるシーンが撮影された、重要な場所ですね。
2-4.国立気象博物館
第4話の冒頭でシウが一人で山を見ながら観測するシーンと、最終回のラスト・初雪が降るシーンの2回が撮影されたレトロ建物です。ここは、1932年に気象観測所として建てられた建物で、その歴史的価値の高さから文化財に指定され、2020年に気象観測に関連する国立博物館として開館しました。ソウル市の都心部にあります。
2-5.THE RIVER
漢江(ハンガン)の銅雀大橋(トンジャッテギョ)の南端近くにある水上レストランです。第6話でジョギングした後に利用するカフェとして登場しました。同時期に放送されている「社内お見合い」でも夜のシーンで登場しています。
2-6.LUCA KITCHEN(ルカキッチン)
第15話で、オム専任が愛する家族のため、そして娘の誕生日祝いにと、予約を取るのも難しい、おしゃれなパスタ店として登場したお店。ドラマの設定どおり、高級エリアの清潭洞(チョンダムドン)にあるイタリアンレストランです。
2-7.必敬斎(ピルギョンジェ)
最終話のラストで登場した、韓屋の高級レストランは、水西(スソ)駅近くにある高級韓定食コース料理店「必敬斎」です。一番安いコースでも6万ウォン(約6千円)、最も高いのは25万ウォン(約2万5千円)のようです。
両家顔合わせや結納、祖父母の誕生祝いなど、格式あるイベントの際に利用する人が多いお店です。
3.京畿道・スポット撮影地
3-1.紺岳山(カマッサン)吊り橋
第1話冒頭で、シウが登山をする際に現れる長い吊橋がある山です。ソウル市の北、坡州(パジュ)市にある登山客にはよく知られている有名な山。吊り橋は駐車場すぐのところ、登山道入口の所にあるので、吊り橋だけなら誰でも気軽に訪問できますが、頂上までいく場合はきちんとした登山装備が必要です。
3-2.ソルメジェ自然休養林
第9話で、2人がキャンプをする場所です。二人のキャンプシーンよりも、自分の家族をほったらかして、2人の後を追うギジュンがコミカルによく撮れて印象に残りました(笑)。
4.済州島・スポット撮影地
4-1.イアンジェ・ゲストハウス
第12話・13話は済州島(チェジュド)が舞台になり、ユジンの実家として登場しました。石垣の道に、低い屋根の家は、ザ・チェジュドの家でした。1泊14万ウォンくらいになるようです。
4-2.城山日出峰(ソンサン・イルチュルボン)
台風が迫っている中、機械の設置を行っている途中、シウは負傷してしまうというシーンで撮影された場所。チェジュドを代表する観光名所なので、韓国旅行通の方なら一目でわかったことでしょう!
シン主任と、ハギョンの姉・テギョンの2人に関連するロケ地など、まだまだ他にもありますが、個人的に気になった場所をピックアップしました。ドラマファンの方は是非、ご参考ください。
カムサハムニダ!