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なにはともあれ名著を1冊!基本のキはまず本から
はじめに
※この記事は、特に資産運用初心者の方に向けての記事になります。既に投資のいろはを学んでいる方、基礎が盤石な方にはお役に立てないと思います。それでもお読みいただけるのであれば、ポテチ片手に「うんうん、そうだよね~」くらいのノリで見ていただけると嬉しいです。
基礎を学ぶうえで本は大事だと思います。入門書の類は体系的に学ぶことができるので、初心者にはもってこいです。しかし資産運用を始めて間もないと、SNSやYouTubeなどで情報収集して、偏った情報に振り回されがち。
そんなネット情報に踊らされないためにも、基礎を本で身に着けることが重要です。名著を一冊読むことが、あなたの資産運用における大きな助けとなることは間違いありません。
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あなたは偉い!
あなたは偉い!
なんか急に褒めだしてるぞ、こいつ。胡散臭いな。
いやいや待ってください。本心なんです。
資産運用を思い切って始めたあなたは、将来を見越してお金をずっと銀行に置いておくのは資産価値が目減りする一方ではないのか、と気付けたのではないですか?目に見えて物価上昇が続く中、思考停止せずこれに気付けて行動に移せたこと、それは褒められるべきことです!私も含めて!(さてはこいつ、これが言いたかっただけだな)
名著かつ読みやすさ抜群の1冊
投資系の本を10冊ほど読んだ資産運用初心者である私が、同じ資産運用初心者であるあなたに向けて、とにかく最初の1冊に推奨したい本がこちらです。
『超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です!
なにがそんなにいいの?
この本は、金融庁から「初めての投資!おススメの一冊ベスト10」というタイトルで紹介されている本のトップ5にランクインしている書籍です。
私が最初に購入したのはこの本ではないのですが、山崎 元さんの本を読みたくなり、何冊か読んだあとに購入しました。この本を推奨する理由は大きく3つあります。
著者である山崎さんと大橋さんの掛け合いがメインで、1ページあたりの文字量が少なくサクサク読める。
投資に弱腰で、なにも投資について知らない初心者の大橋さんが、山崎さんにインタビューしていくなかでだんだんと知識をつけていく様が、初心者である自分と重なる。
わかりやすい解説図が多く、文字だけではわかりにくい表現も図解があるおかげでインプットしやすい。
厳選ピックアップ!
この本は開幕も開幕、目次が出る前に結論を端的にまとめています。
即ち、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」「どのくらい」「どうする」が紹介されています。これがすべてと言えばすべてなのですが、結論に至るまでの過程も大事ですよね。いくつか厳選してご紹介させていただきます。
1. 窓口には行くな!
すでに投稿済の記事にも同じこと書いています。銀行や証券会社の窓口に行けばプロが優しく教えてくれる、と思ったらそれは大間違い。あちらも成績やらノルマやらがあるわけですから、銀行や証券会社にとって利益を生んでくれる手数料の高い商品をお客に涼しい顔して勧めてくるわけです。
あ、別に彼らは悪人ではないですよ!それが営利目的の企業である以上、当たり前の行動です。
一方で、そんな事情は私たちにとって大迷惑なだけです。なので、投資を始めるならネット証券で!というスタンスを取ろう、ということですね。
2. 株式投資のイメージをアップデート
投資と聞くと、どうしてもなんか怖くて尻込みしちゃうのは、個別株の売買で、デイトレーダーが薄暗い部屋でモニタが何台あるのかわからないくらい上にも左右にもディスプレイが並んでいて、ふとしたミスでお金がとけて「うぎゃああ!」と叫んでいる……。こんなイメージ?
いやいや、今はもう令和ですよ!?「投資信託」という素晴らしいカテゴリが増えたんです。さらにインデックスファンドという、長期目線なら誰でもお金を増やすことが可能な平均点を狙いに行く「平均君」が最強である、ということを本書ではわかりやすく説明しています。
3. NISAでオルカン!
耳にタコができるほど聞きますよね。「オルカンやっとけ」って言葉。
過去の実績と将来性を見越して、なぜオルカンがいいのか、いくら購入すべきか、初心者にもわかりやすく解説しています!
4. iDeCoと年金制度
今の若者世代の人は、漠然と年金について不安があるのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。老後2000万円問題とか、今や懐かしいワードですが、この問題はなにも解決していません。
一方で、若者世代が高齢者になったときに年金がなくなるからと悲観し、払うだけ無駄だと考えて国民年金の保険料を払わないケースが増えていますが、これは間違いで、「年金はもらえる」と山崎さんは断言しています。もちろん、減ったり期間が短くなったりすることは考えられますが、ゼロになることはなく、逆に払わないことによるデメリットのほうが大きいのだと、本書では綴っています。なぜか気になる方はぜひ本書を手に取って読んでみてください。
まとめ
投資の世界に一歩踏み出せたあなたは素晴らしいと思います。
一方で、信頼できる情報というのをインターネット上で見つけるのは難しいです。仮に見つけたとしても、体系的にまとまっているでしょうか。
そこで、金融庁お墨付きの本であれば信頼度は増します。
なぜオルカンがいいのか、なぜインデックスファンドがいいのか、その根拠がわかることで、長期的な資産運用に向けたメンタルを養うことができます。ぜひ一読してみてください!