字が下手です問題
「漢検 字が下手」で検索すると、ヒントや愚痴が続々と。悩んでいるのは私だけではなかったのです。
漢検は、出題範囲の漢字の読み、書きを全部覚えただけでは受かりません。
字が下手な我が子の解答は、解読が難しいです。
漢検は、採点者が「正解」と判断できなかった不鮮明な字、怪しい字は、不正解となります。
日本漢字能力検定協会公式サイトに採点基準が書いてあります。
我が家にとっても超重要課題ですので、これに沿って対策してきました。
公式サイトの採点基準をチェック
本文の折りたたまれた部分を開くと、具体的に注意するポイントがPDFのリンクで出てきます。
我が家も印刷して、息子に見せました。
特に、低学年の息子がやってしまいがちな不正解を抜粋します。
誰が読んでも正答とわかる字を書く
採点基準に合った書体は教科書体です。
息子には
「教科書と同じ字を書くー!」
と教えています。
正答を枠内に収めること
「国」
部首の囗(くにがまえ)が回答欄の四角い枠からはみ出ると、採点者は「玉」という字を解答したと判断し、不正解となるそうです。
「犬」もそうですね。
「丶」が解答欄の外に書かれると、採点者は「大」と判断、不正解とされますよね。
消しゴムで消し忘れ、消しすぎ
正しく書き直したつもりが、書き直す前の文字が残り、不正解とされるケースです。
「大」を書くつもりが何となく「犬」を書いてしまった。「丶」を消したつもりが、細かくて消しづらく、完全に消えていなかった。
→「犬」と解答したとされ、不正解。といったイメージです。
こんな時は、「犬」をすべて消したほうがベターでしょう。
消したい文字をすべて消したときに起こりがちなミス、消しすぎることです。隣の欄の上手に書いたものまで消してしまって、癇癪を起こすことも。
やや小さめ、細めの消しゴムが本人の小さな手にフィットしました。
本番の試験会場用に、本人に3個選んでもらいました。
ちなみに、字を消すことに力を入りすぎた息子は、「お母さん、肩もんで」と甘えるように。
それでも、字が汚くて悩んでいるなら
7級〜2級は、コンピュータを使った試験(CBT受検)があります。
ひらがな、カタカナ、数字はキーボード入力です。字が下手でも問題なし。
漢字はペンタブレット入力ですが、手書きの必要があります。
しかし、1文字ずつ入力するので、隣の解答を間違えて消すことがありません。
息子は7級から始めればよかったのでしょうか。うーん。
※著者は2024年、CBT試験で2級に合格しました。CBT体験談について詳しくは、別の記事に書くつもりです。
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