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漢検準1級、一発合格。勝因を自己分析

更新日 2024/11/26
おすすめのアプリ、得点を追加しました。

私は令和6年度第二回で漢検準1級に初挑戦し、一発合格しました。


合格にかかった期間

5月に2級をCBT合格を確認後、準備期間は約5ヶ月でした。

最初の2ヶ月は、テキストをサラっと読んだりアプリをいじってダラダラと。

後半の3ヶ月は問題演習やYoutubeのインプットを繰り返しました。

一発合格を狙っていました。その理由

1.
子どもがまだ小学校低学年で、受検するには同居家族または親族に預ける必要があるからです。
何度も落ちて、何度も子どもを預けたくなかったのです。

2.
子どもが漢検を学習しており、子どもも、準1級が難関であることを知っています。

子どもも、勉強中「準1級に受かった人」に丸つけしてもらったり、指導されるほうが、話を聞くようになった気がします。

なぜ、一発合格できたか

先に述べた、一発合格したかった気持ちに加え、学習方法が良かったと思います。

自分に合った学習方法を自分で見つけて実行することが重要と考えます。あくまで参考程度にご覧ください。

アプリ

アプリは繰り返し、何度も解ける点がメリットだと思います。

私は漢字をノートに書いて覚えることが合わないようです。

学習初期から当日の本試験直前まで、アプリをゲーム感覚で遊んで学ぶことが合っていました。

緑のアプリ

無料、広告つき。

スマートフォンとタブレット両方にダウンロードし、何周もしました。

💮故事など、意味の説明が詳しいです。

意味を覚えず丸暗記しても、すぐ忘れます。

緑のアプリ、問題数が多いですが、全ジャンル満点💯目指してほしいです。

それで、しばらく時間を置いてから解き直し、忘れた問題を間違えては凹み、再び満点を取る💯。これを繰り返していました。

ちなみに、2級のときも、同じ方の2級用のアプリを使いました。

有料のアプリ

こちらも量が多いこと、
書き問題の練習ができる点が気に入っています。

体験版を経て、買いました。

特に四字熟語、「正直ここまでやる必要あるのかな」、と量と質を疑ってしまいました。

しかし、成美堂出版の本試験型問題集(2024年版)の四字熟語は、このアプリで出会った四字熟語が度々出題されていました。

(受検本番の四字熟語のほうが易しく感じました)

表外読みなど読み問題は、このアプリでは足りないかも? という印象でした。

筆順辞典

無料、広告つき

合格者さんがYoutubeで紹介していました。

画数が多く、印刷で潰れがちな漢字の検索に。

タブレットで大〜きく書く

アプリのデメリット

アプリは、文章題対策ができません。

有料アプリには『文章題』のジャンルがありますが、本番と同様の長い文章での出題はありません。

文章題は、紙の問題集の方が良いです。

紙の問題集

漢検準1級受検は、最初で最後のつもりだったので、記念に、なるべく多くの問題集をやってみました。

本音を言うと、多くの問題集に手を出すことは、良いと思っていません。

これだけ全部解きました

(新生出版社の本試験型や、高橋書店の問題集は時間がなく、買いませんでした)

精選演習は解いていません
解答に解説が書いていないので、初学者には効率が悪い、と考えます。

個人的に勧めたい問題集を紹介します。

漢検マスター

2級も準1級も、これで一発合格
別冊は隅々まで。使い込んだ宝物

本編のカバー率は怪しいと思います。初学者が本編を完璧に問いて、150点取れるかどうか。

合格点を超えるためには、別冊の問題を解いたり、配当漢字ページの用例を読んだりが必要だと思います。

近年、鬼門とされている『共通の漢字』は、漢検マスターの別冊掲載分をやっておいて損はないかと。私は本試験で共通の漢字、8割(4問)正解しました。

成美堂出版の本試験型

18回演習ができます

試験時間の60分、どの分野にどれだけ時間を使おうか、時間配分の作戦を立てるために使いました。

苦手分野の把握にも役に立ちました。

読みと四字熟語が少し難しめ、
共通の漢字や誤字訂正が易しめ。

本番1ヶ月前頃取り組み、18回分全部、合格点を超えました。

18回も演習ができたことが何よりも良かったです。

そして、18回の得点の平均が本番(173点でした)と同じような点数でした。
(オープンチャットでも、同じことを言っていた人がいたなあ?)

2025年版が発売されました。


過去問

過去問はやっといたほうがいいです

2021年度と2022年度の過去問が掲載されています。

解答用紙をB4両面コピーしたものに回答しました。

第2回が難しめに感じましたが、全部合格点を超えました。190点超えの回も。

過去問で高得点が出ましたが、安心しませんでした。これまで解いてきた問題集が、過去問を参考に作られたものだったから、高得点だったのです。

頻出度順問題集

過去問をいじって出題されている

時間があれば、新生出版社の頻出度順を解いても良いでしょう。

書き問題の後半が難しめです。

過去問が高得点だったのは、この本のおかげかも。

2025年度版、発売されました。

Youtube

Youtubeも、かなり役に立ちました。

家事や食事の合間にインプット、演習

頻出問題を出題してくれる動画は、準1級に限らずおすすめです。

Kanjiholicさんの動画もEテレ風の雰囲気が面白いです。

苦手分野の勉強法を学ぶ

きくりんさんのアドバイスも参考になります。

文章題、最後まで運次第となってしまいました。

勉強に行き詰まったら


LINEのオープンチャット

リアルの世界に学習仲間がいないので、オープンチャットで知恵や苦労、喜びを共有しています。

いつか、漢字ミュージアムでお会いするかもしれませんね。

合格後も、これから受検する皆さんを応援したいと思います。

満点や高得点を狙わなかった

これまで挙げた学習法では、満点や表彰レベルの高得点を取るは無理だと思います。

しかし、初学者が一発合格できました(173点)。

こんな感じで勉強し、最終的に、何円課金したら合格できたのでしょうか、といった話はこちら。

ちなみに、2級はこうして合格しました(190点)。

おすすめの合格テキスト紹介しています。


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