シカだポエぞうPREVIEW【明治安田J3リーグ第38節】 vs ツエーゲン金沢
【試合情報】
2024明治安田J3リーグ
第38節 vs ツエーゲン金沢
日時:2024年11月24日 14:00キックオフ
スタジアム:金沢ゴーゴーカレースタジアム
【PREVIEW】
シカだポエぞうサポーターPREVIEW
―金沢戦に向けての意気込みは?
(シカだポエぞう)まず、ホーム最終戦で歓喜のラインダンスを楽しむことができた先週の我々とサポーターを祝福したいと思います。
しかし、これはゴールではありません。新たなスタート地点です。週末のゲームでは奈良クラブらしいサッカーを追求し、「来季も楽しみだゾウ」と思ってもらえるような、試合終了の瞬間から「新シーズンの開幕が待ち遠しいゾウ」と思ってもらえるようなゲームをお見せすることを約束します。
―ツエーゲン金沢にどんな印象を持っていますか?
(シカだポエぞう)金沢は今季から新監督になり、新戦術に取り組んでいます。その戦術は非常に高度で、個人個人のプレー選択にも高いレベルを要求しています。たとえば狭いエリアでのダイレクトパス交換、あえてマークのきつい選手に入れる楔のパスなど。J3リーグというステージでは、なかなか見ることのできないプレーを楽しめるチームです。
しかしながら金沢はまだ発展途上にあると我々は睨んでいます。選手間での意識・判断のズレによりパスやポジショニングが乱れるシーンも多く見受けられます。
つまり、我々にも十分にチャンスがある。たとえば連動したプレスで金沢の選手たちの判断のズレを生み出し、高い位置でのインターセプトからショートカウンターというようなシーンをつくることもできるはずです。
―特に警戒している選手は
(シカだポエぞう)全員です。特に警戒したいのは梶浦選手。彼の右サイドでの仕掛けは強力です。彼に自由を与えないことが重要になります。また、金沢のセットプレーはリーグ6位の得点をあげており非常に優秀です。キッカーを務める大山選手のキック精度も脅威です。不用意にコーナーキックやフリーキックを与えないように気を付ける必要があります。
―金沢戦に向けてどのような取り組みを?
(シカだポエぞう)「つなぐからこそ奈良クラブ」をチーム全員で毎朝毎晩復唱しています。
金沢のオフェンス陣は高い位置からプレスをかけて追い込んできます。前節の鳥取戦でも3CBに対してFW3人がプレッシャーをかけ、MFも連動して鳥取のビルドアップを追い込むシーンが多く見られました。
プレスに怯えてクリアばかりを選択すると金沢にボールを回収され続けることになります。攻め込まれる時間が続きます。金沢に得意のセットプレーのチャンスも数多く与えることになります。
それではいけない。
「つなぐからこそ奈良クラブ」です。勇気をもって低いポジションからでもパスをつなぐ、そんなチャレンジが大切です。冷静につなぐことができれば、前がかりな金沢に対して大きなチャンスをつくることができますし、また我々はその力を備えているとも自負しています。「つなぐからこそ奈良クラブ」ですから。
―ありがとうございました
(シカだポエぞう)最後になりますが、金沢土産のおすすめ情報があります。それはダシの三幸さんの「鯛一番だし」。関西人にはなじみの深い鯛出汁が非常に風味豊かに仕上がっています。炊き込みご飯やお茶漬けにすると最高です。金沢駅の百番街「あんと」で購入できますので、ぜひご賞味ください。