手帳会議2024議事録
こんにちは、よんです。知らない間に冬になっていました。小雪がちらつく季節ですね。寒いのは苦手で、年末年始特有の「迫ってくる締切感」もあまり好きではありませんが、改めて冬という季節は綺麗なんだなあと気がつけたので、今年はちょっとだけ冬を楽しんでいます。イルミネーションもぴかぴか、空気も澄んできらきら、朝起きて吸い込む空気はキリッとしていて、そういうところの美しさにようやく気がつきました。
そんなところですが、10月に発行して、そのままになっていた123PAPER Vol.9のDL版を配信します!(ようやく!)
てちょぷり祭り2024秋の開催に合わせて不定期で発行している123 PAPER。今回で9枚目だそうで…。2024秋でも3回ある集中配信期間のすべてで新しいものを配信できてよかったです。印刷してくださったみなさんもありがとうございました!
手帳会議は、きっと終わらないんだろうな
まだ夏の気配で満ちていた9月。2025年の手帳シーズンも開幕して、いろんな手帳や手帳に悩む人々のうめき(のようなもの)をたくさん観測できるようになりました。
それは私もおんなじで、2025年の手帳を選ぶにあたり、いまのままでいいのか、今年一年の手帳と向き合う時間を多く取りました。
例年通り、双璧として毎日を一緒に過ごしているSUNNY手帳とEDiT。そして2023年秋からはMDノートも仲間入りして、3冊体制で毎日を過ごしています。だけど、本当にこれでいいのかと葛藤する日も多くあったのが2024年の手帳事情です。生活の中で、「手帳なんか書かなくても生きていけるしな」と思ったことも多くありました。それでも手帳を書き続けたいと思うのは、後で振り返ったときにその時の自分に会える確率が高いからでしょう。のらりくらりと、いつものようにやり過ごしてしまえば忘れてしまう生活の中で、変わらない位置で定点観測をしてくれる存在が必要だった、すなわち手帳にその役割を担ってほしかったからという理由です。
手帳を開けない日々が続いても、手帳を開いてペンを持てば、すぐに紙面が埋まる。そのために、毎日のログとして使っているMDノートや各種SNSに書き散らしたメモたちが役に立っていました。全部が噛み合って、機能していたんだというのが今年の手帳たち。また来年も何とぞ!
とはいえ、また来年も悩み続けるのだろうなと思っています。手帳会議というのは、終わりがあるようで、ないものみたいです。
という話を2024年の手帳反省会としてまとめました
それが、123PAPER Vol.9です。
手帳反省会はいつも通りあっさりと終わったので、SUNNY手帳の使い方もまとめています。
これが結構いい感じに形になってきた感じがしています。模索していた1年と少しの期間を経て、私自身が思うベストな地点に落ち着いた気がします。このまま、3年目もこんな感じで使っていきたいな〜と思っているところです。
▽PDFはこちらから!※Vol.9のみ配信
うらばなし 秋から冬にかけてのせいかつの話
このペーパーを配信してから、今まで何が起きていたかというと、秋から冬にかけての適応に時間がかかっていました(正直なところまだ寒さと日の短さにはしんどいなと感じているんですけど)。
こたつを作って、作業がしやすい環境を作ったところで謎の修羅場に突入していて、日付の感覚がなくなったり、反動でぼんやりしていたりしました。あと手帳環境を少し変えました(次の見出しで詳しく書きます!)
そんな日々ですが、noteやしずかなインターネットで書いていた日記をまとめたZINEを作りました!初めてのZINE。かれこれ2〜3年ぐらい「本を作りたい」というのを手帳に書いてきて、ようやく形になった、というところです。Vol.9と同時に配信した123PAPER Vol.9.5「手帳、わたし、灯台」のエッセイは加筆修正をしてこちらのZINE「淡々」に収録しています。たぶん私は手帳に限らず、日記も、文章も「書く」という行為が好きなのでしょうね。1冊目を形にしてひと月も経っていないのに、来年もまた何かものづくりができたらいいな〜とふわふわ思っています。そのために生活を回していくために手帳が役に立てばいいかなの気持ちです。
手帳会議はまだ踊る。それなら、一緒に手を取って踊ろうよ
2025年もわたしは変わらずSUNNY手帳、EDiTを使っていく予定です。ペーパーをまとめて早々に、MDノートはトラベラーズノートになりました。思い切って名入れして、毎日ドキドキして使っています。キャメルをいい感じに育てていきたい…!し、きみをどんどんかっこよくしていきたい…!けど、傷はつけたくない〜、でも傷はあったほうがいい?みたいなところで葛藤する日々です…。
そんな私のドキドキとは裏腹に、トラベラーズノートは、相変わらず思ったことをなんでも受け止めてくれる懐の深いひとで、とても使いやすいです。だけど、もっと快適に持ち歩きたいなと思っているのが現状。トラベラーズノート(パスポートサイズ)とフリクションをもっと快適に共存できないかを考えています。日本能率協会のライツメモとトラベラーズノートのサイズが合うという話を聞いて、試してみたい気持ちもあったり、一方でこれ以上手帳を増やすことで機能不全に陥る可能性も捨てきれず慎重になりたい気持ちもあったり、毎日ぐるぐると悩んでいるところです。
でもこれは楽しい悩み。悩みが尽きない毎日で、こんなに楽しく悩めることってなかなかない。2024年の手帳会議としては一度閉幕になったものの、まだ会議は続いている。会議室はまだ終わらないダンスフロアなんです。
終わるきざしのないダンスパーティーなら、一緒に踊ったほうが楽しくないですか?
こうやって悩んでることも楽しみながら、年が変わっても手帳と一緒に毎日を過ごしていきたいな〜と思います。