#カエスガタナ 原田知世「ロマンス」へ。
「#カエスガタナ」。
それは、大好きな歌に返歌を認(したた)めたくなった、ロマンチさんの胸に仕舞い切れなくなった思いと、その言の葉。
今宵も恋した言葉に、ふと返事を書いてみて。
Act.0001 原田知世「ロマンス」
Romances
丈の長いワンピースの
裾がゆらりと揺れている
春風が迎えるステップに
変わる季節を感じてた
道端に咲く花を
積んで束ねて笑ってる
無邪気さを連れてきた
今日吹く風を掴まえた
君が何か伝えようと
動いた口元追いかけて
風に吹かれた言葉たちを
拾い集めて微笑んだ
そのすべてがロマンス
抱きしめたい衝動と
そのひとつがロマンス
離したくない感情と
恋は突然やってくる
春風を追いかけまっすぐに (2023.4.22 よんなな)
穏やかな春の日に始まる恋。必ずしも情熱的でなくて、春風にスッと乗っていくような恋でいい。新緑の風を感じ、ふとした瞬間の笑顔に心を惹かれながら「ねぇ?」と問われるような。
愛の言葉を伝えたいくらい、ロマンスへの思いが溢れている。その思いにどんな言葉や仕草で応えたらいいのだろうか。
もしかすると本当は数多の言葉は要らなくて、差し出された手を両手で包み込むか体をそっと抱き寄せるか、そのくらいの静かな返答でもいいのかもしれない。ふたりが一緒に見る景色があくまでも輝いて見えるのならば、それが一番の答え。
【解説】
「ロマンス」。原田知世の20枚目のシングル曲として、1999年1月22日に発売。トーレ・ヨハンソンによってプロデュースされたアルバム「I could be free」の楽曲から先行発売される。オリコンチャートには11週登場、最高順位39位、セールスは6.8万枚。