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初ひとり海外はタイ①3年間思い続けた国へいざ!

2020年5月、ツイッターきっかけで初めてタイドラマを見ました。
そのことをきっかけにドラマはもちろん、映画、音楽、食べもの、文化などタイという国にハマった私。
ハマった当初ほど今はドラマを見ていませんが、タイが生活の一部であることには変わりなく、もうタイを知らなかった頃の私には戻れないほどタイが大好きです。

ですが実際行ってみて、そうでもなかったな~とか思ったらどうしよう…と、不安になる旅行前。
他にも不安(初ひとり海外、言語面、治安等)は色々ありつつも、楽しみな気持ちもあり、情緒不安定な状態で日本を旅立ちました…。

それでは、3年間思い続けた国タイへ行ってきた私の日記をどうぞ~



これほんまにタイ?初舌打ちに最初の勇気


飛行機に乗って5,6時間でタイ上空へ。
この時点でもまだタイに来た実感がなく、「これほんまにタイ?私ほんまにタイに来たんかな?」というフワフワしたよく分からない気持ちのまま着陸。

が、入国手続きを諸々終え、ロビーに出た瞬間「タイや!匂いがタイ!」と、なんか香辛料?か分からないですが嗅覚が興奮したのを覚えています。(笑)

それから到着が深夜だったので事前に調べていた、まだレートがマシな深夜にも開いてる両替機で両替を済まし、大きいお金を崩すためにコンビニへ。
が、ここで早々に心が折れかけます
コンビニで大きい額の1000B紙幣を出すと舌打ちされました。
「もっと小さい額ないですか?」(日本語しか出来ないのでこんなことを言っていた気がします)と言われ、「ノー…。」と言うとダルそうに会計を済ませ、なんかごめんという気持ちでコンビニをあとにした私。

メンタルが豆腐なので次の日まで引きずりました…。
が、1週間の滞在中ここでしか舌打ちされなかったのでレアなタイの舌打ちだと思ってポジティブに捉えました!あと今後舌打ちされても平気な気がするのでマイペンライ~


そんなことがありつつ、まず私がしないといけないことはホテルの送迎サービスを利用すること。
事前に調べていた場所へ行くと、ホテル名の書かれたボードを持った人がたくさんいました。そしてその横には、たくさんのボードだけがぶら下げられた柵。柵の中には数名の人。
どうやら私が泊まるホテルは柵の中にいる人に声をかける必要がありそうです。

ここで最初の勇気。
人に声をかけるのがすごく苦手なので、数分気持ちを落ち着かせてからいざ柵の中のお兄さんに「コートーカ」(すみません)。

お兄さんに私が○○ホテルへ行きたいことをGoogle翻訳で見せると、「あと10分くらいで来ます~」と。

それから送迎バスが来てくれて無事ホテルへ到着。
とりあえず最初の難関はクリア!明日に備えて即就寝。


ありがたいTⅤ番組、国鉄に乗ってアユタヤへ

朝起きてすぐテレビをつけるとお坊さんがお話されていました

なんかありがたいテレビだな、タイに来たんだな~と嬉しい気持ちになりながら準備をして、前日お願いしていたホテルの送迎サービスを利用して再び空港へ。

スマホをいじりながら爆速で飛ばすドライバーさん。
シートベルトはなかったので前の手すりを握りしめました。


そしてこの日の目的はアユタヤへ行くこと。
アユタヤへはタイ国鉄に乗り向かいました。

エアコンなしの座席で窓は全開。
「扇風機あるし、窓からも風があって気持ちいい~」となったのも束の間。
途中、呼吸するので精いっぱいというほどの風に吹かれ、アユタヤまでほぼ爆風。髪はバサバサ。目もパリパリ。扇風機いらんいらん!

向かいにも座っている人がいるし、窓を閉めてもいいか分からない状態。
と向かいの人を見るとフードを深くかぶり完全に爆風に備えていました。他にもフードをかぶっている人がいたので、現地の人はあるある?な服装だったのか…?

(ここで学んだ私はこのあと国鉄に何回か乗りましたが、窓は閉めて帽子をかぶったりし、もうこれでタイ国鉄はいけると自信がつきました。)

ちなみに伸びきった木々がバシバシ鉄道に当たったり、砂埃が舞っていたり、中々ワイルドな移動でした。


そしてアユタヤへ到着し、ここからレンタサイクルで遺跡巡りをする予定だったのですが、前日思っていた以上に疲れていたこともあり睡眠を優先した結果、到着が夕方と遅くなりました。
とりえずレンタサイクル店でもらった地図を参考に自転車を漕いだのですが、行こうとした場所が分からず断念。

そのかわり自転車を漕いですぐアユタヤっぽい場所にたどり着きテンションが上がったのでよし。

前の広場で親子がくつろいでいたり散歩をする人がいたりして
これが日常なのがすごく素敵だなと思いました

(私が見つけられなかっただけかもしれませんが、自転車専用ルートは車道にあったものの、横断する場所が分からず毎回気合いで車の間をすり抜けていました…。こわかった。)


と、そんなこんなで遺跡巡りほぼゼロのアユタヤ旅でした。(笑)
また次回ちゃんと巡ります、下見ということで。


カンチャナブリ!憧れの川に浮かぶ宿


アユタヤで1泊し、この日はカンチャナブリへ。
というのも、タイ映画「すれ違いのダイアリーズ」が大好きで、川に浮かぶ学校が舞台の映画なんですが、これを観てからずっと川の上に浮かびたい!と思っていたんです。

水上学校に入れ違いで赴任になった2人の先生の奮闘と成長、そしてひとつの日記をきっかけに出会うはずのなかった2人が出会うまでが描かれていて、ほっこり癒されときめくおすすめタイ映画です。

さすがに同じ場所やロケ地に行くのは僻地すぎたので、川に浮かべる宿を探した結果、私の理想に一番近くお手頃な宿がカンチャナブリにありました。

それがこちら

カンチャナブリの駅からもわりと近く、レストランも併設されていて最高でした。
(シャワーの水が川にそのまま流れているのは衝撃でしたが)

そして肝心の浮かび具合です。
宿に着いて早々に揺れ、部屋の椅子はカタカタ。
最高
船酔いするような揺れではなく、大きめの船が近くを通った時だけ心地良く揺れるという感じです。
ずっと揺れているわけではなく、たまに静かに揺れていました。

しかも川を挟んだ向かいのバーでは夜通しライブが行われており、その歌にも癒され、次カンチャナブリへ行くときはあのバーに行こうと決めました。

宿からの眺めは言うまでもなく最高。
リバービュー!ふ~! 

夕日です
はぁ…戻りたい…

そんな素敵な宿のあるカンチャナブリへ行った私。
おそらくカンチャナブリへ行く人はほぼ訪れるのでは?という観光地があるのですが、それがクウェー川鉄橋

第二次世界大戦中、旧日本軍が軍需物資の輸送のため建設させた泰緬鉄道の一部がクウェー川鉄橋。
泰緬鉄道建設にあたって、過重労働、食糧不足などが原因で万単位で建設に携わった捕虜などが亡くなったとされています。
なので、泰緬鉄道は別名Death of Railway 死の鉄道とも言われていて、その中でも難航を極めたのがクウェー川鉄橋らしいです。

そんなクウェー川鉄橋をモデルとした映画で有名なのが「戦場にかける橋」

こちらを観てから本物を見に行こうとしたわけなのですが、結局またもや疲労でそこまで行けず…。一駅隣なのに(笑)
国鉄は本数が限られているのでそのことを考えるとというのと、タイへ来た一番の理由はこのあとに控えていたため、無理したらあかんよな…となり大人しくカンチャナブリをあとにしました。


絶対いつか行く!!!
次は「ビルマの竪琴」も観てから行こうと思います。




ということで、今回はこのあたりで。
次回はその私がタイへ来た理由である、タイの音楽フェスについて書こうと思っています。

それではまた〜

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