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【Wordの小技】狙った色を使いたい

例えば企業のロゴの色、画像に使われている特徴的な色を、文書内に差し色として使いたいとき。
自分の目を信じて色を探すのも手ですが、ヤダ!厳密に合わせたい!という方のために、確実に狙った色を適用させる方法をお伝えします。

色使い

(こんな感じで。例が地味ですね…。)

【解決方法】

①使いたい色の含まれた画像をペイント3Dで開く
②ブラシの色を変更する画面の「スポイトツール」を使用して、拾いたい色をクリックする
③カラーコードをコピーし、Wordの色の設定画面にペーストする

スポイト

矢印部分がスポイト、その左隣が「現在の色」です。
スポイトで色を拾ったら、「現在の色」の窓をクリックして「色を編集します」画面に入ります。

カラーコード

ここで右下に「16進数」として表示されている「3f7dbc」が、今回使いたい青色のカラーコードなので、コピーしておきます。

その他の色

Wordで色を適用していきます。まずは「その他の色(M)…」を選択します。

色の設定_ユーザー設定

「ユーザー設定」に入り、「Hex(H)」に先ほどコピーしておいたカラーコードをペーストします(Hex=16進数カラーコード)。ペーストする際、「#」は消してしまっても自動でまた復活するので、気にしないでください。

「OK」を押下すれば、狙った色が適用されます!!

【解説】キーカラーを設定する

「この文書では、この色を使う!」と決めてから作成することで、作業効率が上がるだけでなく、文書自体にも統一感が出てカッコイイ仕上がりになります。

例えば、noteのキーカラーは3色。特にブランドカラーであるグリーンが特徴的ですよね。

文書で使用するキーカラーも、同様に3色に絞るのが吉です。この3色の中には地の色も含みます。基本は黒でしょう。これに、最大でプラス2色。

個人的に、カラー2色の使い分けは上級者向きだと思っているので、黒プラス1色とするのがオススメです。少ない色数でも、工夫してメリハリのあるレイアウトを叶えることができるんです!

・太字/細字をうまく使い分ける(noteユーザーお手のものですね。)
・背景に色を使い、文字を白抜きにする
・単色使いだけでなく、キーカラー & 黒 or 白、グレー & 黒 or 白 の組み合わせも活用する

ご参考になれば幸いです。

【おまけ】

ご注意いただきたいのが、上記のカラーコードは原則PC画面(RGB)で表現できる色を表すものですので、紙に印刷(CMYK)する際には、イメージしていた色味とは多少印象が変わることがあります。

印刷するとなんか違うな~という場合は…仕方ないです。泣
Wordで作成した文書は印刷することが多いと思うのですが、悲しいことにRGBでしか色を指定できません。泣

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