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【Wordの小技】書式の魔法「スタイル」の使い方

Wordの「スタイル」をご存じですか?

書式設定を登録することで、ワンクリックで書式設定が可能になる魔法のような便利機能です。

スタイルにはいくつか種類があります。
中でも最も重要なのが段落スタイル
今回は「段落スタイル」についてのお話です。

使い方は簡単。

1. まずは理想形を作成

こんな感じで。

段落スタイル見本000

2. 全体のレベルを俯瞰

見出しなのか、本文なのか。見出しのレベルはいくつあるか。

段落スタイル_概念の見本

3. スタイルに登録

①「スタイル」パネルを表示させる

「ホーム」タブ→「スタイル」の右下の拡張マークを押下します。

スタイルパネルの開き方

②スタイルを登録
a. 「新しいスタイル」で新規作成

段落スタイル_新しいスタイル

登録したい箇所にカーソルを置き、「新しいスタイル」を押下し登録します。
この時重要なのは「基準にするスタイル」。

段落スタイルの登録_詳細画面

見出しは必ずレベルに合った見出しスタイルを基準に、その他は「標準」スタイルを基準に作成しましょう。

自分でスタイルを新規作成し登録しようとすると、よくこんなアラートが出ます。

スタイルアラート

Wordには元々かなりの量のスタイルが登録されています(=組み込みスタイル)。
新たに作成するスタイルは、この組み込みスタイルのいずれかを基準に作成する仕様になっているのです。

b. 元々あるスタイルに上書き

段落スタイルの登録

「基準にするスタイル」が同じ かつ 使わないスタイルに対して上書きしましょう。この2点は必須です!

4. スタイルを適用

スタイルを適用したい段落内にカーソルを置き、スタイルパネルから該当のスタイルをクリック

【おまけ】スタイルを使うと良いことがたくさんある

スタイルを適用することで、効率よくルールに則った文書を作成することができます。
作業時間が短縮するだけでなく、文書の見た目の統一がとれて内容が入ってきやすいというメリットもあるかもしれません。

そして実はそれだけではないのです。スタイルを使うことで、
・見出しの項目をナビゲーションパネルに表示できる
・目次を自動で作成できる
・しおり付きPDFを書き出せる
といったことが可能になります。詳細は追々。

スタイルには「文字スタイル」や「表スタイル」もあります。
ラクできる魔法がまだまだたくさん。

覚えて損はない!!

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