人生に負けても将棋は逆転できる(その10)

画像1 角換わりからの熱戦だが、もうこの時点でワタシのほうは刀折れ矢尽きた状態。いわゆる最後のお願いの王手だが、一目見て分かる通り、9七玉と上がれば、王手が続かず、それで終わりだった。何しろこちらの持ち駒にロクなものがない。
画像2 それをなぜか相手は同玉と取ってしまうのだが、それでもまだ相手の勝ちのはずだった。桂馬の王手にまっすぐ9八に上がればよい。
画像3 しかし、なぜか相手は横によろめき、8八歩を利かされてからあがったものだから、頓死を食らってしまう。以下、▲同玉△9七香不成▲9八に合駒△8七桂までのまさかの頓死である。こんなことあるんだね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?