【伊達ルネッサンス塾 第2期/第4回レポート】北と南の「地域づくり人」が出会った日

★2015/9/12(土)@丸森まちづくりセンター(丸森町)

前回の最後に予告したとおり、今回はスペシャルバージョン。気仙沼の「ぬま大学」の皆さんが遠路はるばるやって来て、合同ゼミでマイプランを磨き合うことになりました。尾野さん曰く、このような形でのゼミは初の試みだそうです。

さて、今回の主なメニューです。
○マイプランのプレゼン大会
○分科会(マイプランのブラッシュアップ)
○分科会の内容共有と審査結果の発表

また、今回は塾の前にスタディツアーを行い、会場近くの齋理屋敷と丸森町起業サポートセンターCULASTAを訪問しました。

■「思わず手、挙げちゃいました!」by某塾生

今回はゲストトークはなしで、マイプランの発表とブラッシュアップがメインとなります。マイプランの発表では審査を行い個人ごとの評価をするとともに、伊達ルネ塾・ぬま大学それぞれで平均点を出して団体戦で対決する、という説明があり、塾生の皆さんに緊張が走ります。2つの塾合わせて15人の塾生を2グループに分けて、さっそく発表会がスタート!

発表時間は7分。 導入で笑いを取って盛り上げてくれる人あり、地域づくりの先輩へのインタビューから学んだことをプランに練り込む人あり、その分野もさまざま。特に、相手方の塾生の発表は初めて聞くものばかりで、プランの内容だけでなく塾生の人となりもだんだん分かってきたようでした。

発表のあとは、3人の審査員からの質問が3分間、のはずが…、何人目かの発表のあと、真っ先に手を挙げたのは塾生でした。「もっと聞きたいことがあったので、思わず手、挙げちゃいました!」進行担当の計らいで「じゃあ、今回は特別質問していいよ」となりましたが、それだけそのプランに魅力を感じたのだと思います。休憩時間に塾生同士が直接話したりして感想を伝えあったり、質問する場面も多く見られるなど、新たな人のつながりもできたようでした。

■「『変態』は、SB界ではほめ言葉」by尾野さん

後半は、4グループに分かれての分科会。話し足りなかったところ、もっと聞きたかったところを出し合い、そこから互いのプランへの感想を話したりアドバイスをしたりし ました。その後の全体の共有では、「人を巻き込む時の基準」「今後どのようにステップを重ねていくか」などの話が出てきて、また某コーディネーターからは 「もっと変態度を高めてほしい」といったアドバイスもありました。

ここで審査結果の発表!

結果発表に際しては、全体的に課題設定は高得点だったが、共感度の評価が分かれたこと。また、自分のマイプランに目が行ってしまいがちだがチームとして地域として、という視点も大事、というコメントがありました。

まとめでは尾野さんより「ついにここまで来たかという感じ。そのキーワードは『どうやって』。こちらから答えを提供してしまうのではなく、どうすればできるか、皆さん同士で知恵を絞ること、同じ目線で考えることが一番いいと思う」と、今日聞いた話しやアドバイスを最終発表に向けたプランづくりに生かしてほしいという話がありました。

また、先ほどの「変態度」の話にも触れ、「『変態』は、SB界ではほめ言葉。今回原体験を再度突っつかれて、新しいものが出てきた人もいるので、そんな風にしてもっと自分を出していってほしい」と締めてくれました。

今回の合同ゼミは、塾生にとって大きな刺激になりました。一見同じようなテーマでも、所変われば内容もアプローチも違っていて、そこからさらなる可能性に気づいたり、その違いをマイプランに生かせそうなきっかけになりました。また、仮に行き詰まってしまったとしても、他の地域にも頑張っている人がいるんだと思える安心感。それだけ、今回の「出会い」は重要であったと思います。次回は、伊達ルネ塾、ぬま大学それぞれ5回目。いよいよ最終発表会が見えてきます。 あと2ヶ月、マイプランをどのようにまとめ上げるか、塾生たちの腕の見せどころです。

次回、5回目は10月11日(日)角田市での開催です。

【おまけ】

合同ゼミ終了後は、会場を丸森町不動尊クラインガルテン管理棟に移しての交流会。おいしい料理をいただきながら、丸森のキーパーソン3人のお話や、参加者相互でいろんな話をして大いに盛り上がりました。

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