【伊達ルネッサンス塾 第1期/第4回レポート】「小さく動くことから」県内最古の仏像の前で、マイプランを鍛える
○2014/8/30(土)@高蔵寺(角田市)
4回目となる今回の塾は、角田市西根地区の「高蔵寺」で開催しました。
仏像に見守られながら、気の引き締まるような神聖な空間での塾。こころなしか、みなさんいつもよりも緊張しているような。笑
今回のゲストは 有限会社竹鶏ファームの代表 志村竜生さんです。
志村さんは、竹鶏ファームで竹炭を使ってにおいを消した竹鶏ブランドのたまごを作る傍ら、一般社団法人宮城のこせがれネットワークの代表も務め、多方面で活躍されています。今回はこせがれネットワークの話を中心に、人の巻き込み方やリーダーとしての心構えなどについてお話いただきました。
○竹鶏ファームリンク
http://www.taketori-monogatari.com/
○宮城のこせがれネットワークリンク
http://www.miyagi-kosegare.net/
宮城のこせがれネットワークは、県内の約50名が所属し、全国150名超の仲間と共に様々なプロジェクトを行っています。農業だけではなく、一次産業を中心に、新規就農者、後継者だけでなく多様な事業者の集まりとなっているそうです。毎月1回定例会を行い、こせがれキッチン、ファーマーズマーケット、こせがれビュッフェ、学生団体との連携など、多数事業に取り組んでいます。宮城県北部地域の支部活動もスタートしたそうです。
○「農業を農家だけのものじゃなくしたい」
自分ごとで何かをやり遂げようとするちっちゃいリーダー農家が現れることによって、それに呼応するサポーターが現れ、その連鎖を繰り返していく中で小さくとも確実な社会変革につながる。中心人物だけでなく、サポートする仲間達も一緒に出入りできる場を作ることで、「集いの場」として参加しやすい機会が創出できている。
○ミッション 「3・3・9作戦」
ひとつめの3:統計上宮城のこせがれは3000人。そのうちの、10%にあたる300人へ活動をリーチしていく
ふたつめの3:こせがれパートナー飲食店が30店舗
みっつめの9:300人のこせがれが前進するためには、1人のこせがれに対し3人のサポーターが必要だと考えると、全体で900人のサポーターが必要となる。
そうすると、900人という規模の人々が、何らかの形で自分ごととして農業に関わることができると思っている。
どうしても土俵違いに感じてしまいがちな「農業」に、より多くの人が関われる入り口をつくるこせがれネットワークの取り組みは、それぞれ個々のマイプランへのサポーターを増やして行く塾生たちに具体的なアクションと考え方を提示していただきました。
○衣食農ー お米クリエイターに学ぶクリエイティブなまちおこし
続いてのゲストスピーカーは、角田市で活躍されているお米クリエイター 佐藤裕貴さんのプレゼンです。
http://gogokakuda.blog.so-net.ne.jp/2014-01-07
裕貴さんはもともと角田市生まれ。東京で雑貨店を数年やり、Uターンされました。写真をふんだんに使いながら、これまでやってきているイベントや商品開発等の紹介をはじめ、角田市から魅力ある商品をクリエイティブに発信することで、わかものが残りたいと思うまちを目指すなど、地域づくりにも積極的に取り組んでいます。
商品の質はもちろん、商品パッケージや魅せ方にも工夫をこらし、クリエイティブな手法を学びました。
○小さなアクションも起こり始めた4回目のプレゼン練習
塾生のプレゼンも4回目となり、プランがガラッと変わったり、自信を得ることができた塾生もいました。
3つのグループに分かれて、プレゼンター3人が順番にプレゼンを行います。プレゼン7分、質疑応答フィードバック6分。これを2クールおこないました。
クロージングでは、塾長の尾野さんから「小さいことから始めよう」というアドバイスがありました。 4回目となり、実際にアクションを起こす段階にいる塾生も出てきています。マイプランの実践に向けて、実際にアクションを起こしてみたことがあると、具体化されて非常にプランの説得力があがるとのことでした。
交流会は、実家が酪農を営んでいる塾生のお宅でBBQ!
夏らしく楽しい交流会となりました。
最後に集合写真!!みんな良い笑顔です♪
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