cluster の「アーカイブ機能」の凄さ・可能性
以下は、あるSNSでの私のコメントの抜き出しです。めんどいのでほとんどそのまま載せます。
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それは**VRでは当てはまらない**ですね。そして、配信を残してくれてもそれは**イベント主催者の視点だけ**なんです(それはそれで価値あるのですが)。
※そういう意味でも、過去にあったという「アーカイブ機能」は復活すると凄いのですが。まあ、それはいいです。多分 google とかそこらへんがそのうち始める気がしますし、もう取り組んでる気もします。たった今気づきましたが、
「アーカイブ機能」でやっていたことって、別に**VR関係ない**ですね。今あるあらゆる3Dのもの(3Dゲームでも映像でもなんでも)は、全て cluster の「アーカイブ機能」と呼ばれたものを、手軽に実装出来るようになってきているはずです。
データが膨大だということですが、データは既存のフォーマットでもある程度圧縮出来るでしょうし、それに適したフォーマットも作られると思いますし。
「アーカイブ機能」のごく一例ですが、自分の体験では、ゲームでありましたね。
PS3(PS4とかPS5じゃないですよ)の「エースコンバット」は自分・味方・敵機の戦闘機の戦闘を、そのステージクリア後に見返すことが出来ました。俯瞰(マップ全体を見下ろす視点)で全戦闘機の軌道がみれました。それだけじゃなく、DVD(ビデオ)再生するみたいに進めたり、巻き戻したり、一時停止、出来ました。そしてカメラ視点もいつでも切り替えられるし(真正面とか横とか斜めとか。映画みたいにアングルがパッと切り替えれる)、360度の方向から自機を見れるんです。再生しながら。
これはゲームプレイ時(戦闘している時)に「録画」しているんじゃなくて、
時刻
物(全戦闘機・機銃・ミサイル・建物・空・雲・コントローラーの入力など)
音
物と音の種類(戦闘機の機種など)
物と音の位置
物と音の向き(音は不要かもですが)
を30fps(1秒に30回)などのスピードで記録しているからです。
**録画では(現実的に未来永劫)不可能です**。
(ちなみに、3Dレースゲームも昔からそういう機能ありますね)
でも逆に言うと、
**たったこれだけのデータで完全な(もしくはそれに近い)追体験ができるんです。
**(自分はそういうものを作った事がないので、取得に必要なデータに漏れがあるかもしれませんが)
clusterみたいに複数のアバターやアイテムが同時に動いて音を出す、こんなことリアルではどんなに大金や技術を注ぎ込んでも不可能です。それぐらい凄いんです。
**さらに凄いのは、その空間の中を自分が移動出来ること**です。
過去の空間の中で動けるんです。
一人で楽しむ事も出来るし、友達と一緒に楽しんだりも出来ます。もう居なくなってしまった人を見る事も出来ますし、
とにかく様々な広大な可能性があります。
これも動画ではまったく不可能な事です。
今までの追体験って、音声・画像・映像、どれもカメラやマイクの位置ほとんど固定ですよね。
最近になってVRを使う人が多くなって(自分も含めて)、ごく当たり前に体験しているんですが、これってめちゃくちゃすごいことで、10年前ならハリウッド映画とか大手ゲーム会社が手掛けるか、大規模な企業がどこかに高額で発注するしかなかったことです。多分5年前でもほとんどそうだったはずです。それぐらいすごい技術が皆の手の届くところに降りてきている。
これまでは不可能だったことですし、恐らく世界中のほとんどの人が体験したことがない。3D空間を記録・保存という意味では、過去にあったのかもしれませんが、Google でさえ Youtube でやってないですよね。
個人で全部無料で作れそうだし、お金かかっても1万円いかなさそう。で、アプリとして売る手続きとか手数料も、お金かかっても数万円しないきがする。
まあ、cluster自体そういうレベルのソフトの一つなんですけど。
ここまで書いてあれですが、既にどっかに一般人が無料で利用可能なこういうサービスあるかもですね。でもまだ全然知名度もないんでしょう。もの凄い可能性があるのに。
※おまけ
こういうソフトやアプリ作ったら、めっちゃ売れそうです
(ただし、私は商才ないので誰かやってみて下さい。もうかったら3億下さい。それ以下は要らないです)。
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