基本を理解する!ITパスポート「セキュリティ」について
みなさん、こんにちは!
今回は、現在勉強しているITパスポートの内容を絞って、自分なりにまとめました。
はじめに
デジタルな世界で、情報やデータを守るための重要な要素がセキュリティ。直近5年間のITパスポート資格試験で、セキュリティに関する分野が一番多く出題されています。この記事では、ITパスポートの「セキュリティ」について基本的なポイントを紹介します。
1. セキュリティとは何?
セキュリティは、安全保障や防犯という意味を持ちます。情報やデータを不正アクセスや損失から守るための対策です。コンピュータシステムやネットワーク、ソフトウェア、データなどを守るために必要です。情報セキュリティには、機密性・完全性・可用性などが含まれます。(ISO/IEC27000シリーズという規格で、この3つの要素を確保しなければならないと定義されています)
2. 「機密性」「完全性」「可用性」について解説
機密性(Confidentiality)
情報へのアクセスを制限し、権限のない者が情報にアクセスできないようにします。重要なデータが漏洩せず守られていることを指します。例えば、簡単に推測されないような複雑なパスワードの設定やデータの暗号化などです。
他にも、二要素認証を使用してパスワード以外の手段で認証を要求することで機密性が守られます。
完全性(Integrity)
情報の正確性を保ちます。データが改ざん、もしくは削除されずに存在していることを指します。完全性を確保するためには、パスワードの強化やアクセス権の制御、セキュリティソフトウェアの利用などの方法があります。例えば、不正アクセスを防ぐためにはパスワードを他人と共有しない、定期的に変更するなどが必要です。
可用性(Availability)
使いたい時にシステムやデータにアクセスできる状態です。可用性は、情報やサービスが利用可能であることを示します。例えば、Webサイトが24時間365日利用可能であるかどうかが可用性の一例です。
可用性を向上させるためには、システムやデータの冗長性を確保したり、定期的なバックアップを取ったりしなければなりません。万が一の際に迅速に復旧できる計画を策定することも大切です。
3. パスワードの重要性
パスワードはセキュリティの基本といえます。強力なパスワードを設定し、定期的に変更することで、不正アクセスから情報を守ることが可能です。他者と同じパスワードは使わないようにします。
そして、複数のWebサイトで同じパスワードを使用しないことも対策につながります。
4. ファイアウォールについて知っておこう
ファイアウォールは、ネットワークと外部の通信を監視し、不正なアクセスや攻撃を防ぐ役割を果たします。通信を制限することで、セキュリティが向上します。ファイアウォールは「防火壁」に由来します。外部からの不正なアクセスを食い止める存在です。
5. ソーシャルエンジニアリングに注意!
ソーシャルエンジニアリングは、人をだまして情報を得る手法です。メールや電話を受ける際には、必ず身元を確認する習慣を身につけましょう。不審な連絡には慎重に対応しなければなりません。安易に情報を漏らさないようにしましょう。
例えば、肩(ショルダー)越しに盗み見る「ショルダーハック」という行為があります。覗き見防止フィルムを貼ることで対策が可能です。
最後に
ITパスポートの「セキュリティ」は、デジタル環境で情報を守るための基本的な知識を身につけるものです。パスワード管理やファイアウォールの活用、ソーシャルエンジニアリングへの警戒が欠かせません。
基本を理解することで、安全なオンライン環境の構築につながります。
読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いてみて、私自身の学習にとても役立つのではとワクワクしています。今後も復習の意味を込めて、記事にまとめていきます。
「現在、ITパスポート資格試験に向けて学習している」「ITパスポート資格試験を受けようと思っている」という方の参考になればとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。