YONONAKA
YouTubeで藤原和博さんの講話を聞きました。内容は学校教育について。藤原さんはリクルート退社後に、学校教育の立て直しに専念している方です。
一昔前は1+1=2のように答えのある問題がほとんどで、求められるのは情報処理能力でした。しかし、昨今は社会の多様化により明確な答えのない問題が増えてきています。与えられた情報からいかに最適解を導き出すか、いわば情報編集能力が求められる社会になってきていると藤原さんは言います。
そのために、「よのなか科」を設け、ブレスト・ディベート・ロープレを基軸とした想像力を育てる授業を行なっているそうです(興味のある方は「よのなか科」で検索してみてください)。
講話のなかで行われた「自殺を止めるワークショップ」は、聞いているだけでもとても勉強になりました。ルールは簡単、二人一組になって、ひとりが自殺をする役、もうひとりが自殺をしないように説得する役になって、二分間話し続けるというだけです。この「二分間」というところにもしっかりと意味があって、解説でよいアハ体験ができました。
指導力の引き継ぎ問題や基礎学力の二極化についても、藤原さんの学校では斬新な対策を講じており、非常にエキサイティングな講話でした。
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