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桃太郎理論
駿府学園という少年院で行なった講話の感想文が送られてきました。
ほとんどが一二行の簡単な感想でしたが、一人だけ長々と綴っている子がいました。感想文には自分なりの考察も含まれており、静かな部屋で「ふふふっ」となりました。ここに書かれていることを実践すれば、彼の人生は確実に好転するでしょう。
ホリエモンが面白いことを言っていました。
昔々、おばあさんがどんぶらこどんぶらこと流れてきた桃をスルーしたら、桃太郎の物語は始まらなかった、と。よくよく考えると、桃を拾う行為はとても勇気がいることです。だって、大抵の人は気味悪がって桃に近づかないでしょう。馬鹿でかい歪な桃ですよ、チャレンジャーなおばばですね。
桃太郎が鬼を退治できたのは、実はおばあさんの功績だったのです。
ホリエモンはそれを【桃太郎理論】と呼んでいます。やりたいことが見つからない、毎日が退屈だと不満ばかり言っている人々は、桃を拾わない大多数の人なのです。たとえ、拾った桃が腐っていてもいいわけです。何度もチャレンジするうちに一個くらい桃太郎が生まれる桃が含まれているかもしれません。
また、ホリエモンはこうも言っています。
〈情報が平等になった時代で大事なのは行動しかない〉
インターネットの普及によって、有益な情報はいくらでも得られるわけです。だったらもう、知っているだけでは無価値。行動しなければ無価値。とにかく、やれ。
少年院で話したことは、すべて私の実体験です。
みんな歪な桃を目撃してしまったわけです。もし、自ら気づいて行動に移せれば、私のように何かが変わるかもしれませんし、彼らにとっては腐った桃かもしれませんが、それはまた別の物語……。
https://www.youtube.com/watch?v=ofcVZHy3fFc&t=777s