あの日の風に会いに行く 3

 2023年12月10日 ホノルルマラソン 走ります
それまでしばらくの間、人生の棚卸です
noteにアップしながら
2005年10月から書き始めたブログを
たどってみます

2005年11月04日

Two guys

「ヴォーダフォン同士やからきっと付き合い始めたと思うねん」
昨日、梅田から乗った阪急電車で隣に座った大学生らしい男の子2人の会話は、このフレーズから始まりました。空いてました、電車。
だから、聞くつもりはなかったのですが、自然と流れ込んできて、
結局、彼らが乗り換えた淡路駅までふむふむ、と。

ヴォーダフォン同士だと絵文字がたくさん使えて「ほとんど彼女のメールは絵文字だけなんやけどそれがアイツの口調にピッタリやねん」と男子Ａ。
それを受けて男子Ｂ「ほんだらええ感じに進んでんねんやん」

男子Ａ「せやけど燃えられへん。気ぃつかうねんなぁ」
男子Ｂ「わかるわかる、デートの前にどんな話をしよかって考えてから会うのってしんどいよなぁ」
男子Ａ「・・・・・」
男子Ｂ「えっ、寝てるん？」
男子Ａ［ごめんごめん、意識がちょっと遠のいてた。なぁ、今度彼女に会う日に今日オマエが買った服貸してくれる？」

(え～っ、別れへんの？ 会う前に台詞まで考えていかなあかんような相手やったら絶対うまくいけへんで～。さっさと別れなさい)

男子Ｂ「それええ考えやなぁ。オレにも貸してくれる？
ほんだら服も倍になるし…。今度は堀江へ、服、買いに行こ」

彼らは大きな紙袋をふたつずつ持って電車を降りていきました。

携帯の機種で付き合い始めたってのもビックリだし、男の子同士で洋服を買いに行くってのもビックリ。

でも一番ビックリしたのは、男子Ａからとてもいい香が漂っていたこと。今時の男の子の会話を今時の男の子の母親Ａとして楽しませていただきました。