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教科書採択、千葉県多様性尊重条例(教育分野)について|田沼たかし前千葉県議|R6.3文教常任委員会
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田沼たかし前議員に感謝いたします。
千葉県議会公式会議録はこちら (令和6年3月7日文教常任委員会-03月07日-01号)
※千葉県議会会議録から、私的に抜粋を行ったものであり、文中見出しや太字なども筆者によるものです。
*教科書採択の部分はとくにLGBTについての事柄ではない。だが、教科書にもLGBT、性の多様性教育の記述が大幅に増加しており、採択システムについても関心があるため省略せず掲載する。
◆田沼隆志 委員
では、大きく7点あるんですが、まず、先に要望2点ありまして、去年の9月のこの常任委員会で私が求めたトイレ改修の迅速化ということで、今回の予算案で毎年、3年していただいていることに感謝申し上げたいと思います。それから、スクール・サポート・スタッフの全校配置もお願いしましたけども、それも対応していただいて、大変評価したいと思っています。ありがとうございます。
教科書採択について
それでは質問なんですけども、まず、教科書採択に関してお尋ねします。前回の12月の常任委員会でも議論させていただきましたけども、やっぱり3か月間をもって、やっぱりおかしいなと思ってもう1回取り上げるんですけども、事務方の方が推薦をした教科書と実際の教育委員たちが採択を採択権者としてした採択を決定した採択結果が、100%一致しているわけですね、今まで。つまり、事務方の推薦どおりになっているわけです。そう課長は答弁いただきました。これは、やっぱり文科省が通知で禁止を言っている事務方の側の評定に拘束力がある状態に該当するとどうしても思うんですけども、いかがでしょうか。
◎説明者(石川学習指導課長)
学習指導課長の石川です。
結果は委員が御説明にあったとおりでございますけれども、県では国からの通知に基づいて、推薦など教科書について何らかの評定を付す場合であっても、当該評定に拘束力があるかのような取扱いを行うことがないよう市町村に文書で通知するとともに、担当者を集めた会議でも説明をしております。これに基づき、市町村では教育委員が各教科書の調査研究を行える環境を整え、十分に審議するなど適切に採択が行われているものと認識をしております。
◆田沼隆志 委員
そういう答えになると思うんですけども、100%一致というのは、やっぱり評定に拘束力がある状態だと思いますよ。1件、2件ぐらい違ってもいいでしょうと、私はやっぱり思うので、今ちゃんと説明されてるという御答弁でしたけども、今までこれまでの採択においては、もう事務方が推薦した教科書が全て採択になってしまっていますと。それが悪いとは言わないけれども、それぐらいに事務方の評定というのは拘束力があるんじゃないかという疑惑がある。少なくとも私は言っているので、御注意願いますと。今の現実は、もう教育委員に対して、段ボール2個ぐらいぼんと教科書がやってきて、読み切れないままに採択に臨んで、それで事務方が推薦してきた教科書を、ただ、はいそうですねと言ってる場合もあるんです、全部とは言いませんけど。だから、事務方の方々の推薦というのは大変に力があり過ぎてしまっている。これもうずっとそうなんです。だから、戦後1回も教科書会社変わっていないというところも多いんですよ、自治体によっては。それぐらいに大きな問題でありますので、くれぐれも徹底をしていただきたいということを要望したいと思います。
多様性尊重条例について
それから、2点目が多様性尊重条例について、今年から施行されたわけですけども、やっぱり教育分野での誤解が広まらないでほしいと願っております。多様性の尊重は重要ですが、しかし、何でも自由自在だというわけでもありませんし、どなたか一般質問か予算委員会かでも言われてましたけども、体は男性だけど心は女性ですと言ってトイレとか女性の着替えスペースに入ってくるとか、そういうことがあってはならないわけでありますので、まずお聞きしたいのが、この施行に伴って、教育分野について多様性尊重条例についての意見、特に不安の声を含めてどれぐらい届いているでしょうか。
◎説明者(鈴木教育政策課長)
教育政策課長の鈴木でございます。
多様性尊重条例に関する県民の御意見でございますけれども、広聴制度等を活用して県教育委員会に寄せられた御意見としては、条例施行後ということでは今のところないんですけれども、令和5年度に寄せられた御意見は8件でございます。その御意見の内容ですけれども、性教育やLGBTに関する教育に係るものが6件、それから教育全般に関する御意見が2件というような状況となっております。
また、今回いただいたこの8件の御意見は、いずれも学校教育での慎重な取扱いを求めるといったような向きのものとなっております。
以上でございます。
◆田沼隆志 委員
おっしゃるこの8件の方々と同じ思いでございまして、学校という段階はまだ発達過程ですからね。だから、学習指導要領に決められてるように、性教育の段階というのは非常に丁寧でないといけないと思います。だから、この多様性条例を言葉だけ見ると、みんな違ってみんないいみたいなふうに、そうなんですけども、でも、性教育に関しては、やっぱり学習指導要領を逸脱しないように徹底をしていただきたいというふうに要望したいと思います。
資料など
千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例/千葉県
田沼たかし議員公式
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