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ディープタウン小岩から
11月21日の大阪城ホールにて、大きな波紋を呼んだ「RIZIN.25」。
日本の格闘技界を代表する選手と目されていた、
RIZIN7連勝・youtubeチャンネル登録者160万人越え、
豊橋の路上から成り上がったカリスマ・朝倉 未来 選手。
そんな彼がベルトを巻いた暁には、大晦日のビッグイベントから、
年明け以降、世界との戦いに挑む展開など、RIZIN代表の榊原 社長も、
頭一杯に、夢のような大風呂敷を広げていたに(笑)違いありません。
そして、その結果。
その戦いを制してベルトを巻いたのは、秋田出身で33歳の苦労人、
現・修斗フェザー級王者の、斎藤 裕 選手となりました。
総合格闘技を始めて15年。
国内の老舗格闘技団体"修斗"で、地道なキャリアを積み重ね、
29歳の時に、初めて修斗のベルトを巻いた、遅咲きのトップ選手。
これまで注目されてこなかった彼の、劇的なRIZIN王座戴冠劇に、
日本の総合格闘技界は大いに沸き、大いに揺れました。
そんな、波乱を生んだRIZINフェザー級タイトルマッチから1ヶ月。
掴んだ栄光の代償に、打撃により曲がってしまった鼻の手術など、
練習を控え、体のメンテナンスに徹した、新チャンピオンの年の瀬。
久々に、パラエストラ小岩の道場に顔を出してみると、
一躍脚光を浴びた彼のもとに、多くのプレゼントが寄せられました。
あの試合以降、斎藤選手のyoutubeチャンネルに登録し、
全ての動画を視聴しましたが、どれも非常に面白かったです。
実は、話し上手で、意外とお茶目な一面もある斎藤選手と、
道場で柔術を教える、お調子乗りの"アンディコング"(笑)。
そして、彼らの楽しいやり取りを動画にまとめているのが、
めちゃイケでも活躍した敏腕、鎌田ディレクター。
1本あたり、概ね5~20分程度と見やすく、
夜中や朝早い時間に、いきなり投稿されるなど、
戦略的に再生数を稼ごうとする様子がないのも好印象(笑)。
今回のプレゼント開封動画も、何ともクリスマス感があり(笑)、
彼らのユーモラスなやり取りと、ファンからの愛され具合に、
朝から、とてもほっこりした気持ちにさせられました。
私が格闘技を観るようになった15年前には、
選手が普段、リングの上以外でどう過ごしているかなど、
雑誌の取材記事位でしか、知ることが出来ませんでした。
今の時代はこうして、youtubeやtwitter、instagramなどが普及し、
彼らの日頃の様子が楽しめるようになったことが、
実は、とても贅沢なことであるというのを、改めて感じる、
そんな一格闘技ファンの、今日この頃です。
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