古のオタクを自称するバ美肉おじさんが人生初の「推し」について語ってみる
古のオタクってどこからをいうんだろう?
そんな疑問はありますが、わたしは最近、敢えて自分のことを「古のオタク」と名乗るようにしている。
こんにちは、今年5月の2周年を機に古のオタク系Vtuberを自称している翠屋よもぎです。
なぜこう名乗り始めたのかというと、自分のやりたいことをしっかりと定めておきたかったからなんですよね。
今でもまだ、わたし程度のオタクが「古のオタク」を名乗っちゃって許されるのかな?
なんて思うこともあるんですが、まあ……名乗るのは勝手だよね?
今回からnoteでも不定期ではありますが、わたし視点でのゲームやアニメを語るような記事を書いていきたいと考えています。
オタクになったきっかけを辿ってみる
オタクとしての目覚め
今回は自己紹介がてら、わたしがオタクを自覚した最初の作品に触れて行こうと思います。
先にタイトルを出しちゃいましょう。
わたしがオタクになったきっかけ、それが『シスター・プリンセス』。
通称『シスプリ』という作品。
この作品は、恋愛ゲームやギャルゲーと呼ばれているジャンルのゲームで、その原作は、美少女ゲーム情報誌に『電撃G'sマガジン』に掲載されていた読者参加型の企画です。
設定としては、なんと12人の妹がいるというとんでもない設定で、それぞれの妹がお兄ちゃんのことが大好きなのです。
ものすごい設定ですよね。
当時も「ヤバい設定の作品がある」という認識だったんですが、妹ものの作品は数あれど、12人はなかなか見かけませんね。
ちなみにこの作品、同誌出身で今もなお人気のある作品『ラブライブ』の大先輩にあたる企画だったりもします。
昔はこういった読者参加型の誌上企画がいくつもあったんですよね。
毎月雑誌についているはがきに必要なことを書いて送ると、次回の号にその行動や投票の結果が書いているという感じですね。
わたしもいくつか読者参加型の企画への投稿をしていたのを覚えています。
たとえば異世界+美少女+ロボという諸々てんこ盛りな『Ru/Li/Lu/Ra』や、謎の侵略者「神帝軍」との戦いに参加した『アクスディア~神魔戦記~』などは覚えています。
どちらも『ゲームぎゃざ』の企画です。雑誌自体もかなり懐かしいですね。
ここまでで察した方もいるかもしれませんが、実は『シスプリ』は参加型に投稿したことがありません。
そもそもはじめて『シスプリ』に触れたのが「ウニメ」と名高いアニメ1期だったんですよね。
誌上企画とは残念ながら縁がなかったわけです。
ちなみに、「ウニメ」というのが何のことなのかを知らない人はぜひ調みてください!
このアニメ、今観ると作画崩壊なんていうのも可愛いくらいの崩れ方をしているシーンもあったり、設定なんかもつっこみどころのある作品ですね。
当時は作画が崩れているアニメもそこそこ多かったのもあってか、そこまで違和感を持っていなかったんですが、今観ると、やっぱり相当ですね!
とはいえ、何度も観返しているんですが、気になる部分はあれどやっぱり好きな作品ではありますね。
こうしてオタクは出来上がる
こんなウニメからスタートしたわたしのオタクへの道。
今は結構自覚があるんですが、わたしはピンときたものに惚れっぽくて、それでいてずっと好きなんですよね。
ちょっと昔の言い方だと「嫁」、今の言い方をすれば「推し」になるんですが、わたしの生まれて初めてできた推しは、この『シスプリ』の可憐ちゃんでした。
性格は普通……というとちょっと違うんですが、若干世間を知らなそうな雰囲気のあるお嬢様っぽくて清楚な感じ。
そしてピアノが得意でとにかくお兄ちゃんが大好き。
ウニメでは頭も良いという設定で、海外に住んでいたときに飛び級してお兄ちゃんと同じクラスになっていたりします。
あのアニメの主人公の設定的に、お兄ちゃんの立つ瀬がないなぁと感じてしまうんですが……。
それはそれとして、同作品は他の妹に比べて可憐ちゃんの扱いがやや優遇されているようにも感じました。
他の妹が好きな人たちからしたら不満もあるとは思うのですが、可憐推しのわたしからすると嬉しかったですよね。
こんな感じで可憐ちゃんに一目惚れするようなかたちで人生初の推しができたわけです。
当時はグッズもいろいろ買ったよね……トレカとか下敷きとかその他諸々。
やっぱり推しの可憐のグッズは特に収集した覚えがあります。
ちなみに、わたしがキャラクターソングっていうものの存在を知ったのも『シスプリ』が始めてなんです。
初めて買ったのは『Kaleidoscope』というアニメ放送時に発売されたアルバム。
この中に入っている千影と咲耶の「Silent Moon」は今でも通じる名曲だと思っています。
あとは「per favore Boy」や「Face to Face」が大好き。
そこから辿ってサントラの「Angel Jukebox」や「12人の天使たち」あたりも購入。
これらに収録されていた「想い」や「デイジーブーケ」、「あさきゆめみし」あたりが大好き。
さて、こんな感じで、初めての美少女アニメと初めての推しにどっぷりと浸かっていったわけですが、当然アニメは終わってしまいます。
その後、声優さんがパーソナリティを務めるラジオが始まるのですが、そこからアニラジの存在を知るわけです。
最初はシスプリのラジオだけを聞いていたんですが、文化放送系で放送されていたその前後の声優さんたちのラジオ、他の曜日のラジオと徐々に手を拡げていくことになりました。
初めて2次元の推しができて、そこからどっぷりといろんなものに手を拡げていく。
こうして、まさしく絵に描いたようなオタクが出来上がっていったわけです。
20年後の奇跡
そこからいろんな作品に出逢い、いろんな推しに出逢う。
そんなオタクとしての人生を満喫し始めてからおおよそ18年ほど。
20周年を迎えた『シスプリ』がとんでもない企画を発表しました。
それが「シスタープリンセス20周年VTuberプロジェクト」。
最終的には12人中5人の妹たちがVTuberとして活動をし、バーチャルライブも行われた。
当時を知るお兄ちゃんたちからすれば本当に素晴らしい時間もらえた、思いがけないプレゼントだったのです。
結局、2021年10月1日をもって活動休止というかたちで幕を閉じているこのプロジェクト。
いつかまた何かの機会に復活というのも期待したいけどどうでしょうね?
まさかわたしをこの世界に引き込んだ人生初の推しにもう一度出逢うことができたという、そんな奇跡に立ち会えただけでも長年オタクをやっていてよかったなぁと思うのです。
今になって思ったけど、これ、活動休止になったタイミングで書くべきだったよね?
書くべきときを10か月ほど間違えてるよね?
オタクとしての起源を辿ってみるのも楽しい
今回みたいにオタクとしてのはなしだけではなくて、自分の趣味や今の仕事、そんな自分にまつわるすべてのことにきっかけってあるんじゃないかなと思います。
たまにはこうやって自分が今やっていることのきっかけってなんだったかなぁって振り返ってみるのも面白いんじゃないでしょうか?
最後にちょっとだけ宣伝!
ちょっとした宣伝になってしまうんですが、今回書いたことに近い内容を動画でもおはなししています。
内容や編集などが未熟で、まだまだ拙作ではありますが、もしよかったら覗いてみてくださったら嬉しいです。
こんな感じで、動画でいろいろ語ってみたり、2週に1回くらいのペースでオタク関連ネタでのおしゃべりをしているので、もしよかったらYoutubeを覗いてみてほしいな……!
それでは、また次の記事で。
もしよかったらYoutubeの方も遊びに来てね!