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ヤドリギ

空想や妄想が現実味を帯びると、とても涙もろい自分がこんにちはをする。そうすると、対面した優しい人達は放ってはおいてくれなかった。その時々は本気で「忘れてくれていいですよ」と思って言ったのだけど、それでも必死に「絶対覚えています」と言い切れられて。悲しいやら有り難いやらでひたすら泣いたけど、それが、死ぬように生きていた時から抜け出したきっかけだったなとよく思います。

こういうのを、一人では生きていけないって言っていいんだろうな。

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