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私がnoteをはじめた理由

※こちらの記事は、前アカウントにて掲載していた内容を移行したものです。(2020/11/25掲載)

思えば、今までの私は「自分のことを誰かに話す」ということが、あまりなかったような気がします。


自分の意思や意見は、結構はっきりと言えるタイプではあったのですが、
誰かに悩みを聞いてもらったり、弱音をはくことはあまりなく、誰かと話をする時は
基本的に相手の方のお話を聴く側でした。


自分のことを発信することも苦手で、
いわゆる、FacebookやInstagram、Twitterのようなツールも利用しておらず、特に興味もありませんでした。
(流行っているものを知っておきたい気持ちはあったのでひと通り登録はしたものの、すぐ自分には必要ないなと思い、退会した記憶はあります…)


でも今年、長年働いていた会社を辞めて何者でもなくなった私は、自ら発信していくことに興味を持つようになりました。


これからは、自分で道を切り開いて
自分が楽しいと思える人生を歩みたいと思ったからだと思います。


シンプルに言えば、
『素直』になれたのかもしれません。

今は、誰でも無料で簡単に情報を手に入れられて、自由に発信できる時代です。

自分次第で、私という存在を世の中に知ってもらうことが可能な時代。

そんな時代に、そしてこの日本という国に生まれて、私はいま生かされている。

この変化する時代を楽しんで生きることが、すべてのことへの感謝でもあり
とても大切なことだと思いました。

自分ができることってなんだろう。
もっと楽しめることってなんだろう。
本当に大切なものってなんだろう。


そう考えると、
人生の時間を、安定と生活のためだけに会社へ捧げることが私のやりたいことなのだろうか…

もちろん、その仕事を楽しいと思ってやっているのであれば、それがその人のやりたいことだと思います。

でも、私はそうではありませんでした。

だから会社に対しても、こんな中途半端な気持ちで働いていることに申し訳ないと思うようになりました。

決して、会社が嫌だったとか辞めたい不満があったわけではありません。
定年まで居ると本気で思っていて、逆に恵まれていると感謝をしていました。

会社に勤めて10年もいると、人間関係もやる事もある程度わかってきて、収入的にも安定していました。

ある意味、とても楽でした。

それに、もしこの会社を辞めてしまったら、私の年齢とスキルでは、もうこれ以上の待遇がいい会社には入れないだろうとも思っていました。

だから、年齢を重ねるごとにその安定を手放すことが、どんどん怖くなってきて動けずにいたのです。

そんなところに母が突然亡くなり、人生はいつなくなるかわからない、今をどれだけ楽しむかだ、と思うようになったのです。

先のことなんて、わからない。

大切な人と過ごす時間、自分がやりたいと思うことに今の時間を使おう。

そして、自分から発信していくことで
少なからず、私にできることが見つかったり、知らない世界が見えたり...
いろんなことが繋がっていく気がしました。


そうすると、今まで興味がなかったのに
自分から発信していくことが「楽しそう!」と思うようになったのです。

もしかしたらやっと今、本当の素直な気持ちを取り戻したのかもしれません。

これからは、発信していくことにもチャレンジして、自分がワクワクすることにもっと目を向けていきたいと思っています。

noteも、何気ない日常で感じたことや好きなこと、発見したことなどを記録していきたいと思って始めてみました。

自分を知るためにも
自分と向き合うためにも。

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