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【Paraboot】シャンボードの思い出

Prabootのシャンボードのブログ(下の記事)を書いていたら、買った当時のことを思い出したので、つらつら書いていこうと思う。


※以下、マジでただの個人の思い出話なので、死ぬほど暇な人だけ読んでください。

【Paraboot】はフランスの革靴ブランド。【パラブーツ   】と読む。ブランドのアイテムの中でも、定番中の定番で、人気が高いのがシャンボードというモデルなのだ。

僕がシャンボードを買ったのは確か大学3、4年の頃。当時はTHE・大学生という感じのキレイめカジュアルな服装が好きで、雑誌で言えばmen's FUDGEやCLUELhommeを好んで読んでいた。そして、それらの雑誌でほぼ毎月、必ずと言っていいほど紹介されていたのがParabootだ。
雑誌に登場するモデルは様々で、チロリアンタイプのミカエルや登山靴っぽいアヴォリアズも良かったが、僕は何よりシャンボードに惹かれた。
丸みのあるトゥや立体的なU字のモカシン、無骨なソールやツルッとした革の質感。今までスニーカーしか履いたことがなかった僕にはとにかく大人っぽく、カッコよく見えた。

その頃のParabootは今より定価が安く、新品で7万程度で買えたが、それでも大学生にとってはなかなか手の届かない存在だった。(ちなみに今は9万ちょいする。ずいぶん高級な靴になっちまったもんだ。)

あと、僕がシャンボードを欲しかったのにはもう一つ理由があって、一番仲の良い、同じく服好きの友達がシャンボードを持っていたのだ。ソイツはめちゃめちゃおしゃれで、その友達の存在が、僕が服を好きになった一因でもある。そしてやっぱり実際に人が履いているのをみると余計に欲しくなった。

そんなこんなで日々を過ごしているうちに、どんどんシャンボードが欲しい気持ちが高まっていった。ついには重い腰を上げ、しばらくやっていなかったバイトを始めることにした。
ちなみに、今回のバイト先は大学時代3つ目のバイト先で、初めて僕がまともな形で辞めたバイト先でもある。(1つ目のバイト先は店長とガチ喧嘩して辞め、2つ目は全然辞めさせてくれなかったので飛んだ。)

まあバイトをすれば、なんてことはなく、シャンボードが買えるだけのお金はすぐに貯まった。
ただ、大学の授業が最も忙しくなる時期にバイトを始めてしまったがために、バイトと大学の課題に押し潰されながら、死に体で毎日過ごしていたことを覚えている。若さゆえの無計画さというか、我ながらバカだなあと思う。計画性の無さは今も昔も変わっていないのだが。

そして最終的に、なんやかんやポイントを駆使してオンラインで5万円程でシャンボードを買うことができた。ついにシャンボードが手に入った!その時の喜びはひとしおで、今でも鮮明覚えている…とか言いたいのだが、実際に手に入れた時のことはあんまり覚えていない。なんでだろうな、絶対嬉しかったはずなんだけどな。
でもやっぱり、その後しばらくは嬉しかったんだろうな。だって、あんなに履きにくい靴をわざわざ大学にも履いていってたんだから。

以上、過去の話終わり。
個人のクソどうでもいい思い出話を最後まで読んでくださった暇人のあなたに、心より感謝申し上げます。


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