アトピー(3歳の娘)奮闘記(1)
今回は娘(3歳3か月の)アトピーの話です。
ここ1週間、娘のアトピーが急激に悪化。
プロペトを塗っても表面に張り付いて肌に浸透していないような。塗っても肌状態に影響が全くなく、いくら塗っても10分程でまた痒がる。
あんなにべっとり塗ったのに肌もカサカサ。
深夜には痒さで起きてしまい、「ママ、痒い、、、薬塗って、、、」ともがく。パジャマや寝具を綿100%に変えたり、入浴をシャワーだけで済ませても効果無し。
とても辛そうなので、小児皮膚科へ。
小児皮膚科へ連れてきたのは4か月ぶりでした。
これまでは皮膚科ではなくて小児内科で予防接種のついでなどにプロペトを出してもらったり、余談的にアトピーも見てもらっていました。
今思うと、「この程度であれば、成長とともに治まる子もいますから」という言葉に、「娘は軽傷なんだ」と安心してしまっていた自分がいたと思います。(実際その時はコンディションが良かった)
今日4か月ぶりに皮膚科へ行った結果、娘のことを見ているつもりで、全然見られてなかった事に愕然とし、後悔。
この気持ちを書き残しておきます。
湿疹は両腕と膝の裏。範囲は限定的なのですが、搔き壊しを繰り返して皮膚がゴワゴワ。そして、最近は範囲が少しずつ広がっていました。
今日診てくれた先生は、「これはもうプロペトじゃ全然効かない」と。
何度も湿疹ができてそれを掻いて、湿疹の成分みたいなのが皮下に溜まってどんどん皮が厚くなってるとのこと。
像の皮のようになり、皺も1本1本が太くなってしまっていると。
ステロイドが強い(娘史上これまでで一番)薬+かゆみ止めの飲み薬(シロップ)が処方されました。強めの薬でまずはこの炎症を一回止めて、少しずつ薬を減らしていく診療方針。
1週間続けて、経過観察することになりました。
この先生は都度状態を写真記録に残してくれており、4か月前の写真を見て愕然。今見ると、全然軽い!
湿疹エリアが狭いし、皮膚も綺麗。
たった4か月の間にこんなに酷くなっていたなんて…。
毎日お風呂上りに全身薬を塗っていながら、なんでこんなに苦しむまで、悪化していることに気づけなかったのか。
見慣れてしまっていた???
4か月前のこの時点で、ちゃんと計画的に薬を使って経過観察してあげられていれば。
娘が自分の言葉で「ここが痒い」「薬を塗ってほしい」と表現できるようになったのはここ2~3週間ほど。
それまでは、痒い時に無言で掻いて、湿疹のところからポチっと出血すると「ママ、ここ、血ぃ出ちゃった。シール(絆創膏のこと)はって」と言ってきました。
絆創膏を貼る事自体を楽しがって、無傷でも貼って遊んだりしていたので、「シールを貼りたい」ことをメッセージとして捉えてしまっていました。まだ言葉で表現できない娘の変化になぜ気づいてあげられなかったのか…。
娘に申し訳ない気持ちです。
子供の皮膚は再生力が高く、今回は悪化ですが、風邪が治る時などは逆に一晩でとても良くなることもあります。
刻々と変化しているので、見ているだけでは定点観測できない。
見ているつもりで、変化を捉えられない。
薬が娘に合って効果を出しているか?
その薬を塗り始めて今日は何日めか?
状態が良くなったり悪くなる時はどんな時か?
正確に経過と体のコンディションとのバランスを見るためには、記録と、その日その日の肌の様子を写真にしてスナップチャットを追えるようにしないと難しいと思いました。
アトピーへの治療は色々な見解や体験談があるので、今日の先生が絶対的に正しいのかどうかはわかりません。
でも、仮説を実行しないと改善もできないと思うので、まずはちゃんと記録をとって、塗り方・飲み方を一定期間守る。
仕事の疲れや子供の機嫌もあって、薬をちゃんと塗ってあげて、清潔を保ってあげるのを毎日継続するのはとても大変。
「継続」のハードルの高さと偉大さ…。
でも、今日のこの気づきこそは絶対無駄にしない。
母ちゃん、頑張る。
第1話目はここまで。
経過を記録するために、更新していきたいと思います。