週末はリゾート気分満喫! ジンベイザメと泳ぐ英会話学校主催のオスロブツアー
昭和生まれ、57歳の英語が苦手なのおじさんが、1カ月間フィリピンのセブ島で英語留学してきました。そこで見たり経験したことで、他の方のお役に立ちそうなことを書き記しておきます。
今回は学校のオプショナルツアーで行ったオスロブについてです。学校ツアーは仲間たちとちょっとお安く行けて楽しいけど、旅行会社と違って事前の説明など行き届かないところがあるので、参考にしていただけたら嬉しいです。
ジンベイザメと泳ぐオスロブツアー
出発は午前3時
QQ Englishで連れて行ってくれる週末ツアー、ジンベイザメ(whale shark)と泳ぐオスロブツアーに参加しました。留学前は水着を持っていこうという発想は全く無かったのですが、一緒に勉強している仲間がみんなで行こうというので急遽、水着を購入して参加しました。
ツアーは受け入れ人数が決まっていて、まだ空きがあることが確認出来たら学校のフロア奥にある支払い窓口で参加費を支払い(クレジットカード可)、そのレシートを持ってカウンターに行き申込みをします。
出発当日は午前3時に、朝ご飯を持参して集合。なぜそんなに早いかというと、学校のあるセブ市から、島の南端にあるジンベイザメのウォッチングポイントまで130km以上離れているからです。東京から伊東まで下道で走るような感じです。ハイエースのようなシートの固い商用車2台に満席、ぎゅうぎゅうに乗り込んで出発です。
真っ暗な夜道、ガタゴト道をものすごい勢いで走ります。外が見えないので、体感では時速120kmくらい出してるような感じさえしてきます。しかも、フィリピンでは車が追い抜く時はセンターライン側にはみ出すので対向車が来ないかスリル満点です。
ドライバーやスタッフがしきりに「6時、6時」と言っていたのは、どうやらジンベイザメウォッチングは午前中のみで、その受付が6時に始まるということのようでした。遅くなると順番が後になり、締め切られてしまう可能性もあるようでした。集合時間には遅れないようにしましょう。
途中のトイレ休憩はガソリンスタンドで1回。朝食用の時間と場所は用意されておらず、この車中で各自が済ませることになります。場所を取らずに食べやすいもの、ゴミを持ち帰りやすいものを用意しておきましょう。飲物の用意も忘れずに。食事の時間が早いので、お腹が空いたときのために間食も持っていくと良いと思います。ドライマンゴーとミネラルウォーターがあれば、かなり心強いです。
水着は着込んで行くのが良いと思います。サンダルも持っていきましょう。
待ち時間が長くなるので心づもりを
我々が現地に着いたのは6時を少し回ったくらいでしたが、すでに長蛇の列。ここで順番に受付をして注意事項(ジンベイザメは危険ではない、近づき過ぎない、触らない、など)を聞いたら、あとは沖に漕ぎ出す船の時間を待つだけです。
あとで分かったのですが、我々が船に乗り込んだのは11時半過ぎ。もう残りの組はほとんどいないくらいでした。良く間に合ったものです。
つまり受付が終わったあと、5時間も待ち時間があるわけです。そのため、ちょっと離れた場所にあるツマログ滝である程度時間を潰すのですが、それでも時間を持てあまします。
9時前には滝から戻って、約3時間半はやることもなく順番を待つことになりました。屋根のある場所とはいえ、ジリジリと体力が奪われます。
日よけになる長袖の服を用意しておきましょう。日焼け止めは自然保護のため使用禁止です。水分の補給も忘れずに。スマホの予備バッテリー、充電ケーブルも忘れずにバッグの中に入れておきましょう。
周辺のお店もあまり目を引くものは売っていないので時間つぶしも出来ません。スマホの首掛け防水ケースを立ち売りする人がたくさんいるくらいです。100ペソなので、安っぽいけど使えなくはない感じです。
ツマログ滝では水とタオルを忘れずに
ツマログ滝は神秘的な雰囲気のある滝で、滝壺に降りることが出来ます。濡れてもいいように、移動の車から降りるときは水着やタオルを忘れずに。
また、滝の周辺にはお店の類が何もありません。目の前には冷たい水が溢れているのに、喉が渇いても飲む水が無いということになりかねません。ミネラルウォーターも持っておくと安心です。
心地良い冷たさの水に足を浸けていると、ドクターフィッシュがやって来て足をつついてくれます。
入場ゲートから滝までの間は狭くてアップダウンの激しい道のため、バイクの後ろに乗って移動します。開放感がありスリリングなので、「もう一度乗りたい」「日本にもあればいいのに」という人もいました。ただ、おかげで滝壺のあたりまでバイクのエンジン音がひっきりなしに聞こえて静寂な雰囲気を壊しているし、排ガスのことを考えるとどうだろうなと思います。
(市内のバイクの混み具合からしたら軽微かも知れませんが)
ジンベイザメは何度もやって来る
11時30分、やっと順番が回ってきました。海辺でライフジャケットを身につけ、船に乗り込みます。
多くの船が一列に並び通路のようになると、その横をジンベイザメが通り過ぎて行きます。小舟に乗った人がエサを放りながら、ジンベイザメを誘導しているのです。何度もやって来ます。時に違う方向からもやってきます。
竹の枠に捕まってジンベイザメを眺めるのですが、私たちの順番が回ってきたときはかなり波が高くなっていました。ジンベイザメを撮ったと思った写真が端っこしか写っておらず、もう少し広角で撮っておけば良かったなと思います。
ゴーグルは船の上で渡されます。私は極度の近眼で、この日は度つきのサングラスをしていたのですが、これが大きすぎて裸眼でないとゴーグルは使えません。水中の姿をいったん確認したあとは船上から眺めていましたが充分楽しかったです。水着を買わずに、最初から船上で眺めている人もいました。
海の底が見えるくらいの水深だったのは意外でした。
白い砂浜と白い波
車で移動して簡単なランチを済ませた後は海岸へ。開放感があって、気持ちのいい時間を過ごすことが出来ました。
向かいにある島にも渡ってみたくなりました。
トイレが難ありなので、前の場所で済ませておいたほうがいいかも知れません。1時半過ぎに出発。
お城のようなシマラ教会
セブ市との中間地点にあるシマラ教会(Simala Shrine)でトイレ休憩を兼ねて20分の見学時間。正式にはMonastery of the Holy Eucharistというらしいです。まるでディズニーランドのお城のような風景。
敷地は広く写真を撮りたくなる角度も多いので、集合時間に遅れる人が続出していました。
このあと、市内までは交通渋滞が待ち構えていることはわかっているので、ドライバーたちが少しでも早く出発したい気持ちもわからないではないです。
16時頃に出発して、学校に着いたのは19時過ぎ。食事の時間は終わっていて、2台に分かれて乗っていた仲間とはLINEで連絡を取り合って韓国焼き肉屋さんに行くことにしました。
学校主催のツアーはツアー専門会社と違ってプロのガイドがいるわけでもなく何かと行き届かない点もあるのですが、この記事を参考に少しでもより楽しい時間を過ごしていただけると嬉しいです。
現地予約のツターだと、こちらでしょうか。
セブ島の絶景をお得に堪能!格安ジンベイザメツアー完全ガイド
学校ツアーより少し高いけど内容は充実しているようです。
ただ、ここの会社かはわかりませんが、学校ツアーの様子を聞いたクラスメイトたちが翌週末のツアーに出かけようとしたら既に予約が一杯で諦めたということがありました。余裕を持って計画を立てると良いと思います。
これとは別に、ツアー会社のプランで出かけたボホール島の絶景チョコレートヒルズやメガネザルのことも書きたかったのですが、回を改めることにします。次回をお楽しみに。