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しゃべりたいふたり〜第5回 本屋さんに出かけよう_個人書店編〜
やすこ:今回の『しゃべりたいふたり』のテーマは本屋さん!お互いの好きな本屋さんを紹介していこうと思います。
かおり:好きな本屋さん。。ぶっちゃけよく行く本屋さんは近くのショッピングセンターに入っているチェーンの本屋さんかTSUTAYAなんだけど、今回はやすこさんに静岡市の個人書店『HIBARI BOOKS』さんを紹介したい。
やすこ:私、個人書店ってほとんど行ったことないかも。
かおり:そうなの?まあそうか。便利でわかりやすい場所には大きい本屋さんがあるから、そっちの方が行きやすいよね。でも個人書店って面積が小さい分、本のセレクトに店主さんの個性が見えて面白いよ。
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やすこ:おー、なんかおしゃれだねー。
かおり:奥にギャラリースペースもあるのよ。ここでは時々読書会などもやってるみたい。参加したことはないけど。
やすこ:そうなんだ。一応、ジャンプとかいわゆる売れ筋の本もあるんだ。でも、売れ筋を揃えるんじゃなくて、店主さんのセレクトのなかになじむ感じで本棚に並んでいるんだね。隣にある本が、大きい本屋さんとは違うからなんかおもしろいな。ふだんの並びと違う風景の中にいる本はなんだか魅力的に見えるね。
かおり:ホントだね。気にしたことなかった。あ、買おうと思ってた武田砂鉄さんの本だ。買っていこう。
やすこ:棚の下の方に『違国日記』もあるよ。
かおり:あるねー。コミックはほとんど置いてないのにこの本は入れたのね。というあたりで、このお店は自分とセンスが合うのでは?とかの判断をしてる、私は。
やすこ:なるほど。普通の本屋さんでは、コミックと普通の本と写真集が並ぶことなんかないもんね。自分の好きな本が紛れているかどうかでセンスが合うかどうか判断すればいいのね。それなら、私もできるかも!
かおり:で、自分と合うお店だと、気になる本が次々見つかりやすいんだよね。大型書店だと目立たないような本も、この棚面積なら見逃しにくいという良さもある。
やすこ:小さいからこそ、選び抜かれているからこその良さなんだね。そしてさあ、本を楽しむだけじゃなくてここ、珈琲も飲めるんだね。いい香りがする。あ、なんか美味しそうな本がある。『作家のお菓子』だって!レトロなお菓子がたくさん。甲斐みのりさんの本も可愛くておいしそう。
かおり:やすこさんは、食べものの本につい目がいっちゃうのね!私はそうだなあ、こういう写真集とか、あと建物の本に吸い寄せられちゃう。
やすこ:なんか、好きなものの好みがストレートにバレるわね。そうなのよ、食べものの本が好き。レシピも好きだし。あ、私絵本も好きよ。かがくいひろしさん、うちのジロが大好きだった。「かがくいひろしの世界」かおりさんが本見てる間に結構熟読しちゃったわ。おもしろいね、個人書店って。
かおり:そうでしょー。目的なくふらっと訪れても、目が滑らずに何かが見つかる棚なんだよね。だから楽しい!では私は気になった本を買ってきます。
やすこ:かおりさん出会ってしまった本は、その時に買うことにしてるのね。合ってるわあ。それ。
では次は、私のお気に入りの本屋さんに行きましょう!