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子供に無理なく新聞を購読してもらう方法
先ずは、このnoteを見てくださってありがとうございます。
私は現役で新聞販売店で勤めている社員で普段から新聞を配りまくっています。
タイトルの通りですが、私が現場で新聞を購読していただいているお客様の中で『子供が新聞を読んでくれない!』と言うご相談をいただく機会が非常に多いです。
そんな中、私が提案したある方法をご購読者の『親御さん方』に伝えたところ
結構な割合で子供が新聞を読んでくれたと言うお声を頂くことができたため
今回はそんなお悩みの方に
子供が無理なく新聞を購読してもらうための方法をご紹介して参ります!
このnoteはこんな方におすすめです↓
✅子供が新聞を読んでくれなくて困っている親御さん方
✅新聞を子供に読ませたいけど、読んでくれるか不安に思っている親御さん方
1つ注意があります。
このnoteでは子供に新聞を読んでもらうための効果的な方法を掲載しているため、あくまで購読者向けのnoteです。
私のように新聞販売店に務める方がお客様に営業スキルの一貫として読むのはオススメしません。(何故かと言うと色々と前提をすっ飛ばしているから)
子供が新聞を読んでくれないと言う悩みが少しでも解消されれば良いと思っております。
基本的に子供は新聞を読んでくれないという大前提
先ずはじめに、子供は新聞を読んでくれないという事実を親御さん方がどう受け止めていらっしゃるかです。
大抵の方は、学校で、塾で、『新聞を読みなさい』と言われたり、メディアなどで取り上げられた、『新聞を読む有用性』などの情報に感化され、子供のためにと新聞を取ってみるということはよくある話です。
実際に全国の9割近い家庭で、親御さん方は新聞を取っていないけど、子供に新聞を読ませたいというデータがあるんだそう
ですが実際に新聞を購読したは良いものの、子供は全く読んでくれないといった現実がそこにあります。
知っておいていただきたいことがあります。
子供は『好奇心』をくすぐってあげないと、何か行動にうつすときの『原動力』にならないということ。
つまり興味がそそられるものでないと、行動しないということです。
闇雲に『せっかく新聞取ったんだから、読みなさい!』って言っても読んでくれないのは当たり前です。
自分自身に例えて見てください。
興味の無い物を購入しようと思いますか?
もう1つ知っておいていただきたいことがあります。
それは
『新聞は知るためのツールであり、理解するためのツールではない』ということです。
ジャーナリストの池上彰さんはとある書籍で
『世の中で起きていることを知るには新聞がベース』
『世の中で起きていることを理解するには書籍がベース』
両方を上手に使いこなすことが重要で、どちらか一方に偏るのはよくないと言っています。
私もまさしくその通りだと思っていて
政治経済などの記事を子供が読んで理解できるってことはほとんど無いと思います。
新聞を読みこなすにはそれに値する前提知識の積み重ねが必要になってくるということです。
例えるなら、国際情勢などを理解するには、歴史や宗教などの基礎知識が必要になってきます。
土台があるからこそ、知識が積み上がっていくし、インプットの効率も上がるということ
子供の場合この前提知識にあたる部分が、学校で行われる授業だったり、また教科書や参考書などで得られる知識がそれにあたります。
新聞を読みこなすにはこの前提知識を理解していることがベースになってくるということを覚えておいてください。
前提知識がない状態で新聞を読んでも、理解ができないばかりでただ目の運動にしかならないですから
お子さんに新聞を読んでもらう方法
実際に子供が新聞を読んでくれた!と言う事例を元に新聞をお子さんに読んでもらう方法をご紹介して行きます。
こちらのご家庭は親御さん方がメインで新聞を購読していると言う訳ではなく、朝日小学生新聞のみを購読している方です。
家庭で子供が新聞を読んでくれないと言う悩みのほとんどは
✅時間が無い
✅読みなさいと言っても読んでくれない
と言う大きく2点に別れます。
解決策のとして私は『ストップウォッチを使用する』ことと『お父さん、お母さんが一緒に読んであげる』の2点をオススメしてます。
時間がなければ作れば良いだけです。毎日5分だけで良いので、時間を計ってあげれば良い。
どんなに時間が無いと言う人でも就寝前の5分くらいは時間が取れるはずです。
新聞に朝読まなければならないと言う決まりはありません。むしろ就寝前の15分間と言うのは余計な情報が入りにくく、脳がインプットしやすい環境なんです。
いわゆるゴールデンタイムってやつ!
正直、『忙しくて新聞を読ませる時間がありません』と言うのは気持ちはとてもよく分かるのですが、子供の将来のためと考えればそのくらい時間を裂くことはできるはずです。
5分たらずなら、子供もにもそんなに負担にならないと思います。
そして、お父さんお母さんが一緒になって読むと言うことはとても大事なことです。
私が通うお客様の中で高校生のお子さんから聞いたことがあるのですが、『新聞を読めってお母さんから言われるんですけど、そもそもお母さんが新聞を読んでないのに読めって言われても説得力無いんですよね......。』と言われたことがあります。
まさしくその通りだと思っていて、キチンとお父さんお母さんが新聞を読む姿を見せてあげることが大事です。
どうしても無理なら、一緒に読んであげれば良い。
ほっといたらたった5分でも読んでくれなくなってしまうので、そっとお手伝いしてあげましょうよ。
小さい子なら尚更です。
それからこんなご相談もいただいたことがあります。
『一般紙(〇〇新聞)は子供にはハードルが高くて読めそうにない』
結論から言うと、当たり前です笑
そもそも新聞は毎日読んでくれている読者を念頭に、大事なお客様が飽きないよう、煩わしく感じないよう、様々な『前提』を飛ばして書いています。
前提知識が無い子供がいきなり一般紙なんてハードルが高過ぎます。
先ずは無理せず、小学生新聞や中高生新聞から読んでみることをおすすめします。
私のお客様の中でも、一般紙は読めないけど小学生新聞なら読めると言う人は多いです。
お年寄りでも一般紙は取って無いけど、小学生新聞を購読している人もいるくらいです。
新聞を読むための前提知識も一般紙ほど必要ない上、学校の授業などでインプットした情報でことたりますし、振り仮名などもついていてわかりやすい!
何より、読んで見て初めて分かることですが、『面白い!』や『ハッとさせられる情報』などが載っているので、大人が読んでも非常に有効活用できる情報が満載です。
ご紹介した2点を時間が許す限り継続していただいて、実際に半年ほどで子供が新聞を自分から手にとってくれるようになりました!と言うお声をいただいております。
是非トライしてみてください!
池上彰さんから学ぶ『新聞の読み方』
ジャーナリストで有名な『池上彰』さんをご存知な方も多いはず。
そんな池上彰さんが実践している『新聞の読み方の極意』というものを簡単に紹介しておきたいと思います。
簡単に言うと
✅ 新聞は飛ばし読みが基本
飛ばし読みが基本という話は結構有名ではないでしょうか?
新聞は見出しだけ見て一目でどんな内容かがわかるようにできています。
池上さんは朝起きて11紙の新聞に目を通すそうです。勿論全てに目を通すという訳ではなく、記事の中身までは目を通さず『見出しを中心に』目を通すそうです。
そして、気になった記事はその場でピックアップして、夜仕事を終えてから、見たい記事も含めて全体に目を通す。
俯瞰しながら見るといった感じだと思います。
韓国の家庭から学ぶ新聞の読み方
私が抱えるお客様は何も日本人だけとは限りません。
韓国や中国の方もいらっしゃいます。
そんな中、韓国の方から教えていただいた新聞の読み方をご紹介します。
韓国の家庭では食卓で食事をする前に、新聞を子供と一緒に読み進めるのが一般的なんだそうです。
親御さん方が新聞を開いて、1記事だけで良いから好きな記事を選んで読んでみなさいと指示します。
その記事を子供が読み終えたら
あとはその記事に対しての感想やどう思ったか?子供なりの考えを言わせるようにするんだそう
日本でも同じことをしているご家庭はあると思いますが、積極的にやっているところは少ないと思います。
この方法を用いると、1記事だけ良いので、子供も無理せず読み進められますし、子供自身が自分自身で考える力や思考力が鍛えられるので一見試してみる価値はありそうですね!
私自身もこのように韓国の方がお客様にいなかったら知る機会はなかったと思いますし、流石は学歴大国と思いました。
ここまでお読みいただいてありがとうございました!
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