シメジ シミュレーションの天使に関する考察
※ ネタバレを含みます。
※ 本記事の画像の出典はすべてつくみず先生による『シメジ シミュレーション』です。著作権も当然つくみず先生に帰属します。
シメジ シミュレーションには天使がよく出てきます。この記事のサムネイルのように天使の格好をした人もいますし、本物(?)の天使もいます。
シメジ シミュレーションは間違いなく天使という存在が重要な意味を持っていると考えられます。
この記事では、上の画像でよみかわ先輩が言っている意味での「天使」について考察したいと思います。上の画像ではよみかわ先輩、庭師、月島姉が「天使」であると示唆されています。では、「天使」とそうでない住民の違いは何なのでしょうか。また、この3人以外にも天使はいるのでしょうか。
天使といえば、天使の輪が象徴的です。一方シメジ シミュレーションにも頭の上に常に何かを乗せている(実際はちょっと浮いている)キャラクターが何人か登場します。これらが対応していると考えるのは自然なことでしょう。例えばよみかわ先輩は頭の上に本が乗っています。庭師はねこみみ帽子、月島姉は……めがねでしょうか。そうすると、しめじが生えているしめじや、目玉焼きが乗っているまじめも天使であると考えられます。そしてこれらは生まれつきであるという共通点があります。
よみかわ先輩が「神様の力の一部を授かった者」と言っているように、天使たちは何かしらの能力を持っています。
よみかわ先輩:世界中の本にアクセスする能力
庭師 :変化を元通りに復元する能力
月島姉 :世界の真実を解き明かす能力
しめじ :他人の気持ちがわかる能力
まじめ :??????????????
わざわざ「目玉焼きも」と書いていることを踏まえると、まじめが天使であることはほぼ確実です。ではまじめが授かった能力は一体何なのでしょうか。確信にいたる描写はありませんが、「王国」のエピソードを見る限り、まじめの能力は名前や魂に関するものだと予想されます。まじめが無意識のうちに作った仕組み「名前のない目玉焼き」は、有限の計算リソースを有効活用するためのものと説明されています。まじめは「名前のあるもの」たちを生み出すことで「よもぎ」のリソースに干渉していることがわかります。