読み聞かせ屋ハリネズミ、開店
―眠れない夜に神出鬼没で現れる露店と、ねり飴を売っている自転車移動の紙芝居屋さんの中間。
という読み聞かせ屋を開店してみた。
ちびまる子ちゃんとかに出てくる、「紙芝居屋」が最近の憧れだ。大学時代の数少ない心残りは、絵本読み聞かせ講習を受けなかったことだ。(これを受けなければボランティア活動ができない。全日程平日なので社会人になった今なかなか難しい)
●読み聞かせ第一夜
「ウラオモテヤマネコ」という作品を読み聞かせしてみた。
宇宙のお話なのに、なぜかノスタルジック。
ふたりしかいないけど、ふたりはいる。
大人向けのしっかりとしたお話になっているので、作業BGMにでもしてみてほしい。
雰囲気がぴったりのBGMは、台湾のピアノユーチューバーの方の音源を使わせていただいた。海外の人にメッセージ送るときのどきどき、何回やっても好きだなあ…。本当に快く使用許可をいただいてとても嬉しかったので、今度楽譜購入させていただくと決めている。
●国語教員免許もとった私の家に、文庫本より絵本が多い理由
さてここからは、ほとんど余談。
私は約10畳のワンルームにそれなりの大きさの絵本だなを置いているくらいには絵本が好きだ。
というのも、私は中学から高校時代はやたらと希死念慮に駆られていた。(という話はほとんど人にしたことがなく、したいわけでもないので詳細には触れないが、絵本と私を語る上で切り離せない要素なのだ)
人間追い詰められると、本が読めない。同じ行を目がなぞり続ける。
そんなわけで長い間ろくな読書から離れていたのだが、どこかで見た絵本はすんなり頭に入った。
自分に合うものを見つければいいんだと思う。環境も、人も、本も。
それがなかなか難しいのも、よく分かる。
●神出鬼没、読み聞かせ屋ハリネズミ
今の所ここでしか宣伝する気がない。(フォロワー片手で収まるけど)
「とにかく聴いて欲しい!」という気持ちは一ミリもなく、来るべき人にたどり着いてもらえたら、と思っている。
届けたい人にどうやったら届くだろうね。ここについてなにかご提案があればお待ちしております。(仕事マーケティングも関連してたはずなのだけれど)
私のnoteの更新度からもわかるようにおそらく2回目の投稿ははるか先ではあるが、また気が向いたら開店します。