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「彼氏」と「彼氏みたいな人」はうなぎとうなぎパイくらい違う

百戦錬磨のようなタイトルをつけてしまったが、これは豚キムチャーハンをつくっているとき

おぼろげながらこの言葉が浮かんできただけ。



中学の時のクリスマス、クラス全員でやったプレゼント交換で、少しだけ気になっていた人はビレバンの鍵につけるアクセを用意してた。

私がもらったわけではないのにやたら覚えている。



タイに住む人を好きだった時に、「今日はこれを飲んでる」とCHABAAの写真が送られてきた。

「南国のフルーツジュースは美味しそうだね」と話し、その後近所のスーパーで同じものを見つけた。

ふつうのジュースより高いそれはやたら美味しくて、離れていても同じものが飲めるのがとても嬉しかった。

今は見つけるたび少し悲しい。



恋愛がことごとくうまくいかなくて呪いみたいに何も自信がなかった。

それを話したチャット上の男性に、Amazonのほしい物リストを送るように言われ、高めのハンドソープやらヘアケアアイテムをもらった。

エッチな話をしたわけでもなく、個人情報も何も明かさず、ただ「あなたの文章は魅力的だと思います。少しでも自信を持ってもらって、いつか幸せになってくれたら」とだけ言われた。

大袈裟でなく、過言でもなく、あの瞬間から「自分を辞めたい」と思うことがなくなった。

主語を大きくするのはタブーだが、異性からの承認は呪いを解く一つの方法だと思う。


昔同性の友人に、「あなたのことは抱けると思う」と言われた。
私は同性愛者ではないけれど、私もこの子になら抱かれてもいいだろうな、と思った。



顔と頭がいい後輩が死にたいと言っていたので、夜呼び出してお散歩ビンゴをした。

閉店後のアジア物産店の貼り紙に中国語が記載されていた時、やたら楽しかったな。



なお、上記全てフィクションです。
実在の人物や団体などとは一切関係はございません。

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