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日経新聞の読みどころ6/15朝刊 第160号
おはようございます。
今日は暑中見舞いの日です。
−−−【日経新聞の読みどころ6月15日朝刊】−−−
① 生活費、1年で1割上昇 日米欧 7倍速の物価高 分断で深まる供給制約(1面)
② 「県民割」全国に拡大 GoTo代替 政府、今夏で調整(5面)
③ iPhone、日本が最安 世界34カ国・地域 円安影響で(17面)
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① 生活費、1年で1割上昇 日米欧 7倍速の物価高 分断で深まる供給制約(1面)
歴史的な物価高が世界を覆っている。日米欧30カ国の4月の生活費は1年前と比べ9.5%上がった。
上昇ペースは新型コロナウイルス禍前の7倍に達し、経済のみならず政治も揺らす。ウクライナ危機に中国のゼロコロナ政策が加わり、資源高と供給制約が連鎖してコストを押し上げる。
ヒト・モノ・カネの自由な動きが支えてきた低インフレ時代が変わりつつある。
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(コメント)
昨晩、「物価とは何か」を読み進めていて、改めてハイパー・インフレの定義を知り、驚きました。
ハイパー・インフレとは毎月50%を超す勢いで物価が上昇する状況を指します。ジンバブエでは1999年から2013年までの年平均インフレ率が1800%だったというから、これまた驚きです。
話を戻して、そういう極端な事例と比較すると、たった1割と思えても来ますが、インフレに慣れていない日本では様々な軋轢を生みそうな気がします。
まずは「物価とは何か」を読了して、インフレ時代に備えます。
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② 「県民割」全国に拡大 GoTo代替 政府、今夏で調整(5面)
政府は都道府県による観光割引キャンペーン「県民割」について対象となる旅行先を全国に広げる調整に入った。
現在は関東や近畿など6つの地域ブロック内での旅行に限定している。
新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら今夏にも拡大する方向だ。
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(コメント)
「県民割」の対象を全国に広げるなら、名称を「県民割」から「国民割」にするのでしょうか?
それはさておき、あっという間に6月10日発売分がなくなった「都民割」ですが、今日の10時から楽天トラベルが「もっとTokyo」クーポンを配布開始するそうです。
今回もスピード勝負になりそうなので、我こそはという方は事前準備を抜かりなくして臨んでください。
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③ iPhone、日本が最安 世界34カ国・地域 円安影響で(17面)
米アップルのスマートフォン「iPhone」の販売価格を世界34カ国・地域で調べたところ、日本が最も安いことがMM総研の調査でわかった。
最新3機種の価格は世界平均より18〜24%安かった。発売当初から設定価格が安めだったうえ、円安で割安感がさらに高まっている。
日本向けでは値上げの余地が大きいとみられ、国内で半数近いiPhoneユーザーの心配の種になりそうだ。
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(コメント)
21年9月時点では米国や中国と同水準だったiPhone13(128GB)が、円安の影響もあって22年6月1日で円換算で唯一の10万円未満の国となっています。
既に発売済みのiPhone13シリーズなどに対しては影響はないでしょうが、今秋発売が予想される最新モデルは値上げされるでしょう。
記事では13より最大で2割高くなる可能性があるというので、最新モデルにこだわる方には確かに心配の種になりそうですね。
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【編集後記】
昨晩、TVerでサッカー・日本対チュニジア戦を観戦しました。
0-3と完敗でしたが、37面のチュニジア監督のコメントを読むと、なるほど、戦略の勝利だったのかと納得しました。
後5か月で、日本のDF陣は難しい状況に置かれるとミスをする、というチュニジア監督の分析を覆すような成長を遂げたいものですね。
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今日の日経新聞の読みどころは以上です。