日経新聞の読みどころ5/18朝刊 第133号
おはようございます。
今日は、ことばの日です。
−−−【日経新聞の読みどころ5月18日朝刊】−−−
① 製鉄所での戦闘終了 ロシアは「投降」 バスで連日退避 マリウポリ(1面)
② ガソリン受益者負担崩れる 補正予算案、補助1.2兆円閣議決定 一般財源で価格抑制 脱炭素に逆行(3面)
③ 変わるスポーツ中継 地上波からネットへ 課金視聴「PPV」上陸 ボクシング・井上戦、数万件販売(33面)
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① 製鉄所での戦闘終了 ロシアは「投降」 バスで連日退避 マリウポリ(1面)
ウクライナ軍参謀本部は17日の声明で「南東部マリウポリの守備部隊は戦闘任務を果たした」と表明した。
製鉄所に立てこもっていた負傷兵ら260人超が親ロシア派の支配地域に運ばれた。
製鉄所の戦闘が終わったことでロシア側がマリウポリを完全に制圧する可能性があり、2カ月超に及んだ攻防は転機を迎えた。
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(コメント)
この記事の最新状況を知りたいと思い、調べてみました。
この記事と同じようなニュースに加え、ウクライナ内務省軍事組織「アゾフ連隊」の将校のインタビューが出てきました。
恐怖の73日、歯を磨くのも命懸け、眠れるのは2〜3時間などと書かれていました。
これからの彼らがどのような取り扱いを受けるのでしょうか。
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② ガソリン受益者負担崩れる 補正予算案、補助1.2兆円閣議決定 一般財源で価格抑制 脱炭素に逆行(3面)
政府は17日、ガソリン補助金などにあてる総額2兆7009億円の2022年度補正予算案を閣議決定した。財源は全て赤字国債の発行でまかなう。
ガソリン補助金は一般会計に約1兆2000億円が計上され、特別会計だった開始時に比べると受益者負担が崩れる。
ガソリンの目標価格を段階的に上げる措置は凍結され、脱炭素に逆行する施策がなし崩し的に続く。
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(コメント)
初めはエネルギー対策特別会計から拠出されていたガソリン補助金が、使い切ってからは一般会計からの拠出となり、今回は赤字国債の新規発行に踏み込む形となりました。
確かにガソリン価格の上昇は車などの利用者にとって大きな問題ではあります。
ただ、今回のように長期的、かつ、赤字国債での補助は、化石燃料への依存脱却をしようとする脱炭素政策と相反するものとなりますね。
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③ 変わるスポーツ中継 地上波からネットへ 課金視聴「PPV」上陸 ボクシング・井上戦、数万件販売(33面)
ボクシング世界王者、井上尚弥が昨年12月に行った防衛戦は、日本で2年ぶりの試合ということ以外にも話題を呼んだ理由があった。
井上の世界戦では初めてテレビではなく動画配信サービスで生中継され、しかも「ペイ・パー・ビュー(PPV)」と呼ばれる課金視聴方式が採られたことだ。
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(コメント)
ペイ・パー・ビュー(PPV)とは有料コンテンツに料金を払って視聴することをいいますが、井上戦の料金は約4,000円だったそうです。
実際の観戦が1万円から15万円の価格だったことを考えると、配信ながら間近でライブで見られるのはファンにとってはリーズナブルな金額に感じます。
ただ、ファンでない方にとっては、これまではテレビで無料視聴できていたものを、わざわざお金を払ってみるという流れにはなりにくいでしょう。
ボクシングの放送が有料ばかりになると、熱狂的なファンが視聴する一方、それ以外はニュースなどでしか見ない、または、まったく気にしないという二極化現象が進んでしまうでしょう。
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【編集後記】
金曜日に休みを取っていて、娘の運動会をオンラインライブ視聴します。
朝一は仕事なので、外でゆっくりできるところで視聴する予定です。
スーパー銭湯に行くか、個室漫画喫茶に行くか、たぶん、ながらでずっと見ることになるので、後者がいいかなと考えています。
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今日の日経新聞の読みどころは以上です。