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日経新聞の読みどころ1/25朝刊

おはようございます。

今日は主婦休みの日です。

−−−【日経新聞の読みどころ1/25朝刊】−−−

① 症状軽い若者 みずから検査で陽性 受診不要、自宅療養に 厚労相容認(3面)

② 転職のリアル 「成長のため」キャリア再考 コロナ禍で希望者最高(5面)

③ 楽天、投信「消耗戦」を転換 ポイント、薄利で見直し 脱手数料依存、助言に力(7面)

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① 症状軽い若者 みずから検査で陽性 受診不要、自宅療養に 厚労相容認(3面)

後藤厚労相は24日、医療の逼迫する地域では、重症化リスクの低い若者らは自らの検査だけで医師の診断なく新型コロナウイルス感染者と判断し、自宅療養に移るのを認めると表明した。

コロナの変異型「オミクロン型」が急拡大する中、検査結果を自治体に直接連絡することで、医療機関や保健所の負担を減らす。

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ここで注目したいのは対象者についてです。

40歳未満で基礎疾患や肥満などの重症化リスクを持たず、ワクチン2回接種済みの人を想定しているといいます。

さらに、感染者と同居している濃厚接触者に症状が出た際、検査などを受けなくても医師が「コロナに感染した」と診断できるようにする方針も示されました。

気になるのは、肝心の自ら検査をするための抗原検査キットが行き渡るのかということです。

後は家族感染者に対しても、最初の感染者が出た時に同居家族に感染診断方針をしっかりとお伝えし、必要な行動を取れるようにして欲しいところです。

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② 転職のリアル 「成長のため」キャリア再考 コロナ禍で希望者最高(5面)

コロナ禍で在宅勤務など働く環境が変化し、転職を考える人が増えている。

キャリアアップの手段として転職を前向きに捉える傾向が強まり、新卒で入った会社に定年まで勤めることを美徳とする終身雇用時代の職業観は崩れつつある。

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週末に「LIFE SHIFT 2」を図書館で借りてきて、読み進めているのもあって、この記事を取り上げました。

現在のコンピュータは人間のような知性は持っていないのですが、その人間が実行できる知的課題を全て行える汎用性人工知能(AGI)が2055年ごろに出現するといわれています。

まだ33年もあるとも考えられますが、その期間に飛躍的なテクノロジーの進化があれば、もっともっと前倒しされる可能性もあります。

それまでは特に、機械に代替されにくい、より人間らしい活動をおこなう能力を意識しておく必要があるでしょう。

具体的には、人と人とのやり取り、ケアと思いやりが必要な活動、マネジメントとリーダーシップ、創造とイノベーションなどです。

皆さんのキャリア再考のヒントになれば幸いです。

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③ 楽天、投信「消耗戦」を転換 ポイント、薄利で見直し 脱手数料依存、助言に力(7面)

楽天証券が投資信託をもつ顧客にポイントを与える条件を4月から厳しくする。

ポイントは若者に投資を促すきっかけとなり、投信販売を業界首位に押し上げた原動力だったが、運用会社から得る手数料は薄利となり、消耗戦となってきたためだ。

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今日の最初で取り上げた記事での若者の定義と、この記事でのポイントのくだりを読むと、つくづく私は既に若者ではないのだなと実感させられます。

楽天やその他のモールで買い物をするものの、そこまでポイントに執着していませんし、スーパーなどのポイントカードは面倒でほとんど活用していません。

それはさておき、投信ビジネスでは手数料競争が激化し、その結果、信託報酬が低下し、ネット証券におけるポイント付与が重荷になってきています。

投信の運用残高は21年に過去最高を更新しましたが、運用会社の実入りは横ばいが続き、このままでは勝者なき消耗戦に陥るといいます。

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【編集後記】

正直、「LIFE SHIFT 2」の読み進めが遅々として進んでいませんでした。

その背中を押したのは、穴場図書館がせっかく蔵書に追加して下さったという想いでした。

入荷日を見ると4年1月18日で、私にお電話を下さった、まさにその日だったからです。

ようやく乗ってきたので、このまま最後まで読み切ります。

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今日の読みどころは以上です。

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