【デッキ紹介】白青赤緑ミサイル

はじめに

どうも、こっちゃーです。
今回のGP9thでベスト32まで残れたので、記念に使用デッキの簡単な解説を書くことにしました。

デッキ選択経緯

今回のGPは殿堂構築と言うことで、今年の僕のスタンス的に2ブロック構築からの流用で組める範囲のリストを模索することからスタートしました。
そもそも、「青白スコーラー」がデッキとしてかなりしっくり来ており、殿堂構築でもそれなりの戦績で安定していたため、当初の予定ではそれを使う予定でした。
ところが、GP2週間前のババロコcsに青白スコーラーで参加したところ、カーナベルプロのユーリくん(@youri8540)に「シータミサイル」を回されて動きの気持ち悪さに感動したこと、握る予定の青白ではキルターン的に間に合わない試合が多いこと、フィニッシュ手段を除いて2ブロ構築に流用できることから、残りの時間で触ってみることにしました。

デッキリストの推移

組み始めた段階では使う予定はなく、核である『BAKUOOON・ミッツァイル』も未所持の状態でした。平日に行われるしたい会の集まりに合わせてリスト化、2ブロに『神秘の宝箱』がない関係上、GRゾーン内に『続召の意志 マーチス』を使用する場合、白をある程度採用する必要がありました。個人的にGRゾーンの枚数を実質減らすことができ、『BAKUOOON・ミッツァイル』のために頭数を用意したいこのデッキにおいて『続召の意志 マーチス』は色バランスが許せば積みたいカードでした。そのため、青赤緑+『神秘の宝箱』の色基盤を採用することはできず、ある程度白を取る構築にする必要がありました。

色基盤のお話

ここで話が変わりますが、色を足すことの多い僕の調整では色の採用枚数と多色の枚数に関してはある程度ルールを設けることにしています。
これは計算に基づいてのものではなく、今までの経験からの来たものなので合っているかは不明ですが、現状大きく外れることがないのでそのまま使用しています。
詳細は書きませんが、過去に5cコントロール系統のリストを長い間回している時期があり、その時に培った(?)、『フェアリー・ミラクル』での2ブーストをある程度の確率で成功させるために必要な色バランス、多色の組み合わせを中心にして、デッキ構造からタップインカードの処理できるタイミングがどこにあるかで積める多色の最大枚数をある程度決め、実際に回すことでその内容に齟齬がないかを確認してます。

2ブロ構築から殿堂構築へ

結局、トレカマーケットの2ブロのcsではカードが集まらず、「青白スコーラー」を使用、しかし会場で見たのは大量の「青赤緑ミサイル」でした。
ユーリくんら相手に回された時点で「青白スコーラー」が「青赤緑ミサイル」に勝つことは出来ないことはないが難しく、相手の腕に依存する部分が大きいです。また、9月のはじめに予想以上に「青白スコーラー」が目立っていたことから、GPのタイミングでは呪文へのヘイトカードを採用するプレイヤーが一定数居るだろうと言う懸念もありました。
そのため、2ブロ構築用にリスト化した「青赤緑ミサイル」を殿堂構築に変更、csに出ないが人に会う用事があったため、次の日のアニチュcsで試すために自宅でリストと睨めっこしてました。

青赤緑ミサイルというデッキ

数回2ブロ構築を回し、それを殿堂構築に落とし込む際、焦点になるのは2ブロ構築にないデッキの存在と新たに積むことのできる2ブロ構築で使えないカード群です。
まず、マナドライブ6を主軸にしている関係上、ブーストカードは必須、殿堂構築に「青黒緑ダムド」がいるため、ある程度盤面が0の状態から『BAKUOOON・ミッツァイル』に繋がる必要がありました。1番簡単な方法は『知識と流転と時空の決断』を『Wave ウェイブ』から唱えることでしたが、ブースト×2をしたい展開が多く、『知識と流転と時空の決断』を墓地に落とすタイミングがあまりない事、召喚する必要のある『Wave ウェイブ』の採用に疑問を持っていたことから、GR召喚をする生き物の枚数を増やすことで、『ダダダチッコ・ダッチー』の当たりを増やして連鎖を狙う方向にしました。また、マナが6マナ前後で動き始めた場合、1番計算のしやすいカードである『マリゴルドⅢ』の効果を使用できる回数を増やすため、5コスト以下で2枚以上マナを増やせるカードを採用したくなりました。マナを増やせるカードを検討したところ、色の強さが決め手になり『トップ・オブ・ロマネスク』に白羽の矢がたち試すことにしました。このカードの採用で2ブロ構築の段階では無理していた色バランスが自分の中の基準値を満たしてます。お気に入りです。
また、殿堂構築にしたことで『神秘の宝箱』の採用を検討しましたが、GPという場の関係上、絶対に面白コンボデッキの存在を軽視することはできず、同型では『Wave ウェイブ』の存在、苦手そうなデッキタイプとして「赤黒(青)墓地」の存在を無視できないこと、道中でのGR召喚の試行回数ではGRゾーンの『ポクタマたま』ではメタカードとして機能しづらいことから『闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ』の採用を優先したく、諦めてます。
最後に、白を普通のものより厚くとる場合、単色白の問題が降ってきました。当たり前ですけど白マナを置かない限り、白のカードはプレイできないため、多色だけの採用はかなり嫌ってます。なので、できる限り2枚以上単色のカードを採用したいのですが、強いカードがありませんでした。
とりあえず、受けとして強い『♪奏でよグローリー』を入れて、アニチュ会場で試すことに。

会場で予選落ちした知り合いを捕まえて回していたところ、特に酷い事故をすることはなく、白も問題なくプレイ出来ていたため、基盤としては問題ないことを確認、会場眺めてたら「青赤緑ミサイル」が非常に多く、「青白スコーラー」を使用デッキ候補から除外、『奇天烈シャッフ』を採用している人をみて、真似っこすることに、それに伴って僕のリスの場合、色基盤として採用する必要が薄いことから『音精 ラフルル』を抜き、会場で回した「赤単ブランド」に余りにも勝てなかったこと、『BAKUOOON・ミッツァイル』を探すカードが欲しくて『ドンドン吸い込むナウ』を試すことにしました。
この段階でGP1週間前になっており、平日回す場所がないため、どうしようか悩んでいましたが、野生のリルクさんがSpritisの平日調整があると言っていたのでダメ元で混じっても良いか聞いたところ快く了承してもらえたので予定の合った1日だけ混じることに。

GPまでなら1週間、残った白枠を模索しつつ、マイケルに案を貰った『無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク』は同型に強そうに見えて、1ターンの遅延にしかならない場合も多く抜け、Spritisの調整で提案された『黙示賢者ソルハバキ』に落ち着きました。

デッキ紹介

「白青赤緑ミサイル」
2 x 黙示賢者ソルハバキ

2 x 奇天烈 シャッフ
1 x ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー
2 x 知識と流転と時空の決断
3 x ドンドン吸い込むナウ

1 x 単騎連射 マグナム
3 x DROROOON・バックラスター
4 x BAKUOOON・ミッツァイル

4 x 霞み妖精ジャスミン
2 x 闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
4 x フェアリー・ライフ
1 x ライフプラン・チャージャー
1 x 生命と大地と轟破の決断
4 x 音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」
2 x トップ・オブ・ロマネスク
4 x スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘

2 x 続召の意志 マーチス
2 x オコ・ラッタ
1 x オレちんレンジ
1 x ポクタマたま
2 x マリゴルドⅢ
2 x 天啓 CX-20
2 x ダダダチッコ・ダッチー

採用理由

・黙示賢者ソルハバキ
白くて小さいハリクロ、最低限ミサイルの再発射が可能であり、1コスの生き物として使用するタイミングもあり取り回しがよかった

・奇天烈シャッフ
ネイチャー系、同型のディール等への牽制用
このデッキではラフルルの代わりとしても使用している。宣言さえ間違えなければ3つ以上数字を宣言する必要はほとんどないと判断してのラフルルなし

・ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー
基本的にドラです。メインは下のチャージャーであとは回ってる時に強いです。無くてもだいたい足りるため枚数は抑えてます。

・知識と流転と時空の決断
・ドンドン吸い込むナウ
青の呪文2種類
吸い込むは赤単が1枚のSA付与の生き物飛ばせばずらせることを祈っての採用。同型でちゃんとミサイルを触るためにもある程度枚数積むことにしました。

・DROROOON・バックラスター
除去だが同型の道中は相手のバックラスターで盤面取られないようにマナ伸ばした方が良いんじゃってなっており、回した相手も概ねその方針みたいだったので使う機会が少ないと思い、枚数を削ってます。幸い赤マナは他のカードで取ってるため特に問題はなかったです。

・霞み妖精ジャスミン
・闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
・フェアリー・ライフ
・ライフプラン・チャージャー
ブースト枠
ダッチーで捲れるためブーストの2枠目はジャスミン、面白コンボデッキと墓地への対抗としてシャラップ、手札の減らないブーストとしてライフプランを採用してます。ライフプランは緑銅でもよかったかもしれない。

・生命と大地と轟破の決断
盤面0からミサイルにつながるカード。
5→7でマナジャンプにもジュダイオウ越えるためにも使ありました。

・音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」
白枠
重なった時の強さと呪文面でトリガーを埋めながらの立ち回りをちょくちょくしていたので最大枚数

・トップ・オブ・ロマネスク
3色土地
初手で置いて強く、最低限5→7ジャンプにも使えて便利な機会が多かった。ミサイル着地後もマリゴルドの選択肢や試行回数を増やしたり着地機会には恵まれやすかった。

終わりに

今回もいろんな人のお世話になり、個人的に納得のいくリストになりました。
いつもお世話になっている、したい会の面子、Spritisの人たちに感謝を。
あと、GP優勝したイヌ科と3位のよしゆきはおめでとう!
これで今シーズンの殿堂構築のイベントも全国にでない限りは終わりなので、残りの期間も2ブロでまだ見ぬ面白デッキを模索することになると思います。
面白いデッキがまとまればまたしたい会のnoteで公開すると思うのでよろしくお願いします。



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