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【2023超CS大阪振り返り②】青黒緑ジウォッチ【デッキ紹介】

お疲れ様です。前回の記事に続いて見てくれてる人はありがとうございます。
見てない人はリンクを貼るのでよかったら見てください。

前回は環境読みみたいなことをつらつらと書いたので、今回はデッキ紹介です。よろしくお願いします。


デッキリスト

画像リスト

テキストリスト
2 x とこしえの超人
4 x 地龍神の魔陣
4 x リツイーギョ #桜 #満開
4 x 天災 デドダム
3 x ♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今
1 x 邪招待
2 x 運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」
2 x 龍素記号 wD サイクルペディア
4 x 流星のガイアッシュ・カイザー
2 x B.F.F. モーメント
1 x CRYMAX ジャオウガ
2 x 飛翔龍 5000VT
1 x 黒豆だんしゃく/白米男しゃく
1 x SSS級天災 デッドダムド
3 x 終末の監視者 ジ・ウォッチ
4 x 龍頭星雲人/零誕祭

解説

デッキ特性の解説

メインコンセプトは前回書いた通り、リソースゲームに強く出れる青黒緑基盤のデッキです。
それに追加して、環境に『蒼狼の大王 イザナギテラス』、『キユリのASMラジオ』などの踏み倒し系のカードが増えていった結果、『流星のガイアッシュ・カイザー』が当たりやすく、それを強く使えるデッキタイプです。
個人的なデッキ評価としては、全体的に丸く、意識した対面へ一定の勝ち筋を現実的な範囲で残せること、強みとして『飛翔龍 5000VT』の影響を受けづらいことがあります。

デッキの動きとしては紆余曲折して最終的に『終末の監視者 ジ・ウォッチ』でコントロールして殴る束です。

各カード解説

2 x とこしえの超人
4 x リツイーギョ #桜 #満開
3 x ♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今
2 x 飛翔龍 5000VT

 vs【サガループ】を主目的にするメタカード群です。
今年に入ってからのエレメント除去を含む各種除去カードが増加したことで、『とこしえの超人』に対する信頼度は落ちて行ってました。
それに止めを刺したのが『飛翔龍 5000VT』と【赤白サムライ】の登場だと思ってます。ついでのように除去されたり、
そのため、超CSの直前で『飛翔龍 5000VT』が当たらず、除去されづらい『リツイーギョ #桜 #満開』を優先することにしました。
 ただ、対【サガループ】における、トリガーの『「迷いはない。俺の成すことは決まった」』や【5cコントロール】の『ブレイン・スラッシュ』など、『とこしえの超人』にしか止めれない場面もいくつかあるので、メタクリーチャーの水増しとして残すことにしました。
 『♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今』に関しては当初は4枚のままでしたが、墓地メタは【サガループ】側がクリーチャーによる妨害よりケアしやすそうなことから、ほかのカードの枠を作る際に減らしました。
 期待の新星『飛翔龍 5000VT』君は【サガループ】だけでなく、小型を並べる雑多なデッキを相手したときに非常に強力でした。今回の超CSでは『飛翔龍 5000VT』を入れた【青黒緑ジャオウガ】の数が増えると思っていたので1枚のつもりだったのを2枚に増やしてます。

4 x 地龍神の魔陣
4 x 天災 デドダム
1 x 黒豆だんしゃく/白米男しゃく

初動のブースト枠です。
『地龍神の魔陣』はこの手のデッキタイプでも積まれないことが多い気がしてます。ただ、中盤にメタカードを探しに行けること、デッキ的に2→4がつながったときに動きに幅が出ること、『龍素記号 wD サイクルペディア』の存在から基盤となるカードにしてました。
特に2→4がつながったときは選択肢が多く、2アクションをしやすかったり、そのまま6につなげて『流星のガイアッシュ・カイザー』を投げることを狙えます。枚数が不安な黒マナを確保しやすいのも良いですね。
『黒豆だんしゃく/白米男しゃく』はマナ回収の枠です。CSならほかのカードでも良いと思ってますが、予選が長い場合や取りこぼしを減らしたい場合は、マナ置きに余裕を持たせる意味でも回収できるカードは1枚入れたいです。

2 x 運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」
2 x B.F.F. モーメント
4 x 龍頭星雲人/零誕祭

【赤緑アポロ】を含む殴ってくるとこを受けるトリガー枠です。
 『運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」』はめっちゃ沁みるカードで、上面が4→6を可能にするマッハファイター、下面が高コストも触れる多面除去、色が緑絡みの多色と痒い所に手が届くカードでした。

 『龍頭星雲人/零誕祭』は今回の環境に比較的マッチしたハンデス枠だと思っていて、今回の形が『終末王秘伝オリジナルフィナーレ』を採用せず、『地龍神の魔陣』や『♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今』を複数回使用することでアドバンテージ差をつけていく形になっています。そのため、青のカードが墓地にたまりやすく、『流星のガイアッシュ・カイザー』を置くターンを作るのに役に立ちやすいです。下面の除去も強く、軽減して出てくる『謀遠 テレスコ=テレス』や『ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」』を置くプレイを焼くことができます。コストも『龍素記号 wD サイクルペディア』で打てる範囲内なので、着地ターンの隙を減らす時もあります。

1 x 邪招待
1 x CRYMAX ジャオウガ
1 x SSS級天災 デッドダムド

ピン積みの方たちです。
『邪招待』はvs【青魔導具】、『CRYMAX ジャオウガ』はvs【青白ライオネル】相手に必要になってくるカードです。『SSS級天災 デッドダムド』は取り回しの良い色基盤のイメージです。特に『SSS級天災 デッドダムド』は【赤黒テレスコ】対面や龍頭星雲人で歩くときに便利だったので2枚にしたい枠でした。
この辺の枠は環境的に向かい風の匂いがしたこと、デッキの中にあれば、「サイクルペディア」+「魔陣」で探せることも多かったので、枚数を絞った形になります。

2 x 龍素記号 wD サイクルペディア
4 x 流星のガイアッシュ・カイザー
3 x 終末の監視者 ジ・ウォッチ

言うことがとくにない人たちです。
『龍素記号 wD サイクルペディア』は【ダンタルサガ】を見ればわかる通り、リソースゲームに強く、今回は墓地メタや【青魔導具】メタの『邪招待』を使いまわすことを主目的にしています。強力ながら初手でマナに置きやすいことから、『終末の監視者 ジ・ウォッチ』の3枚目の枠を競合しましたが、ゲーム中の使用頻度から『終末の監視者 ジ・ウォッチ』に譲っています。
『流星のガイアッシュ・カイザー』は3枚のつもりでしたが、思ってたより刺さりが良く、相手の軽率な行動を咎めるために最大枚数に変えました。
『終末の監視者 ジ・ウォッチ』はマナに置きやすいので3枚です。考えてくれる人は見えない『流星のガイアッシュ・カイザー』を見てくれるのでゲームが進行しやすい場合があります。

各種対面の意識

【サガループ】

 相手のトラッシュがないorメタクリーチャーが1体立っている状態の場合、相手がループを開始する場合、『疾封怒闘 キューブリック』がない限りどちらかの状態を解除するのに2マナ必要になること、相手が墓地を掃除する対面の場合、【サガループ】側ができる限り手札に2マナルーターを残しながら動くこと、あたりがポイントになっていたと思います。
 基本的にはメタクリーチャーと墓地メタを小出しにしつつ、相手の対応を見て、相手のハンドを予測しつつ、リソースを伸ばしに行くか、メタカードを追加するかを決めていくことになります。最終的に軽減した『龍頭星雲人/零誕祭』を当てることで相手のハンドを崩すか『とこしえの超人』を添えて殴りにいくことになります。

相手がこちらの形を予想できていない場合に『流星のガイアッシュ・カイザー』で↑に書いた流れが速まる場合もあります。

個人的に手札の1枚差がでかいゲームだと思うので、後手の方が有利説が僕の中であるのですが、ちゃんと数値に出してないのでわかりません。

【青黒緑ジャオウガ】

『流星のガイアッシュ・カイザー』がとにかく強く、いるだけで『CRYMAX ジャオウガ』の強襲を止めてくれます。可能なら2→4→6で動きたいです。
相手が『キユリのASMラジオ』を突っ張って打ってくることも多く、『流星のガイアッシュ・カイザー』が引けていれば勝つくらい印象です。
ない場合も『飛翔龍 5000VT』の存在から今回取りこぼしたくない対面に設定してました。

【赤緑アポロ】

トリガーで受けて『流星のガイアッシュ・カイザー』で返すゲームです。
ポイントになるのは『龍頭星雲人/零誕祭』で、『超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン』を選んで耐えた場合も、ランデス効果で青か黒のカードを墓地に置ける状態にすることで『流星のガイアッシュ・カイザー』の軽減も含めると、着地することを狙える場合が結構あります。

他の青黒緑系の束と違って、8枠のトリガー枠がすべて除去トリガーで構成されてはいるので、トリガー1枚要求+『流星のガイアッシュ・カイザー』のイメージで先手後手問わず対戦してます。

【赤黒テレスコ】

リソースゲームに立ち向かいます。
『龍頭星雲人/零誕祭』と『龍素記号 wD サイクルペディア』が強く、相手にハンデスされたカード込みで出やすい『龍頭星雲人/零誕祭』と登場させる隙が生まれやすく、リターンも大きい『龍素記号 wD サイクルペディア』を主軸にゲームを作ります。
デッキ的に『邪幽 ジャガイスト』を除いてビックアクションが少なく、こちらのカードがリソースをプラスにするカードが多いので、手札を順番に投げていったら勝ちそうになるゲームが多い気がします。
相手の『謀遠 テレスコ=テレス』に対しては「零誕祭」や「デッドダムド」で対処するか、「なぜ離れ」で差を広げられないようにしましょう。

【5cコントロール】

結局対戦しなかったのですが、苦手対面のはずです。
相手に大型ハンデスがある場合、リソースを伸ばして、山上でどうにかするゲームになります。こちらの目標値が10マナになるので、当たりたくない対面でした。

【白青ライオネル】

『流星のガイアッシュ・カイザー』が当たりやすい対面です。適当において持つ強いです。

対面の特性として、『ジョーカーズの心絵』によって山札と頭数が足りないことがあるので、可能な限り速く『CRYMAX ジャオウガ』に触るように動きます。

相手の盾による受けが固いデッキタイプなので、『龍頭星雲人/零誕祭』を『終末の監視者 ジ・ウォッチ』で回すことで相手のハンドをなくしてから殴りたいです。

【青魔導具】

『新世壊』を『邪招待』で、『「無月」の頂 $スザーク$』を『♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今』で咎めに行くゲームです。

環境的立ち位置が下火な気がしたので、当たった時に噛み合えば良いだろうくらいの気持ちでした。

【赤白サムライ】

直前に出てきて無視できない突破力がありました。
勝った人の戦績を見たときに【サガループ】に対して勝ってることが少なかったまたは当たっていなかったので、環境的な立ち位置は良くなさそうと思っていました。

ただ、メタクリーチャーへの耐性が高く、鮮烈なデビューだったので、一定数使う人はいそうでした。

【赤白サムライ】の特徴として、いきなり『ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」』が走ってくることは少ないです。

基本展開として、『ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」』+『竜牙 リュウジン・ドスファング』がありますが、そこから狙われるのはSA付与です。
『ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」』が出された場合もリソースは稼がれますが、走るとこまで行くゲームはかなり稀です。

こちらのデッキ的に『音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ』を絡めた過剰打点は負けになりますが、実状としては、それが来る前に何もかかってない2点が来ることが多いです。そこでGSもしくは除去トリガーを踏ませることで、『流星のガイアッシュ・カイザー』+『終末の監視者 ジ・ウォッチ』でカウンターを狙うのが超CS時のイメージです。

ただ、このプランの場合、置かれた『ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」』を取りこぼすのは避けたいです。なので、基本的には除去用の「零誕祭」を持ちつつ、『流星のガイアッシュ・カイザー』+『終末の監視者 ジ・ウォッチ』って流れになります。

超CSの戦績

ちゃんとメモしていないので簡単な奴です
1回戦 不戦勝
2回戦 赤緑アポロ 後〇
相手先4発射、ズットモ踏み→『流星のガイアッシュ・カイザー』+『終末の監視者 ジ・ウォッチ』の一番楽な奴
3回戦 赤緑アポロ 先×
相手先4バトライ2点→後4ガイアッシュ素置き→先5アクションなし侵略レッゾでガイアッシュ除去→後5ペディア置き→打点追加で負け
お互い動きが塩
4回戦 青黒緑ジャ 先〇
ブーストブーストにブーストASMを投げられて『流星のガイアッシュ・カイザー』+『終末の監視者 ジ・ウォッチ』
5回戦 青黒緑ジャ 後〇
手札ガイアッシュとこしえギョギョ雲人みたいな感じになったからとこしえ出さずにASM打ってもらった。『流星のガイアッシュ・カイザー』でもらった手札で後続続いて勝ち
6回戦 赤黒ドギラゴン 〇
相手邪王門埋めカンゴクスタートでテレスコか普通の赤黒邪王門かで迷った気がする。地龍神→シウバで面取ってガイアッシュから雲人+VTで勝ったと思ったらハンデスでドギラゴン閃が見えてたのと、ガラワルド投げられたので冷や汗も結局なくて勝ち。
7回戦 赤黒テレスコ 〇
相手の動きが鈍いとこに『サイクルペディア』か『ガイアッシュ』が通ってめちゃくちゃして勝ちだったはず。
8回戦 星龍マーシャル 先〇
僕がMTGでも好きなエムラクールスリーブ、エムラクールプレマだったので和やかに談笑しつつゲーム前から嫌な予感はしてました。
2ターン目種から占術上上で冷や汗も『リツイーギョ』が頑張ってる間に手札に『VT』が2枚重なったので『VT』かけながら顔を詰めて勝ち

65位上がり

青黒DOOMサガ 後〇
相手がブルース→コダマ、2回目墓地肥やしが呪文だったので『なぜ離れ』じゃなくてデドダムスタートで緑が重なてとこしえ
VT→リソブ+なぜ離れ→VT追加+VTで顔面→ズットも踏みで全バウンス
この時点で相手がリソ6の手札がVT×2、ブルース、不明1
返しにガイアッシュ+リツイーギョ+雲人くらいできそうなリソースだったのでリソースだけ伸ばして生き物置かずにターン渡し。
イザナギ→ルーターもサガまでは繋がらずだったのでエンド時ガイアッシュから雲人×2リツイーギョ×2で蓋して勝ち。

青黒ダンタルサガ 先×
カバレージを取られたので上がったら貼ります。
ゲームプランはちゃんとしてたと思うけど、最後に自分か相手のどっちに任せるかで相手に任せたので度胸が足りなかったかもしれない。

終わりに

したい会で活動しはじめたあたりから、大型イベントでのアベレージが上がってきていて個人的にうれしいです。それに伴ってカバレージで載ることも増えてきた気がします。

かなり昔から個人的な目標はエリア予選経由の全国出場にいているのですが、現在はエリア予選復活の気配がないのが残念です。エリア予選やるようならまた2ブロックやりたい……。

一応、全国に出てみたいとは昔から思ってるので、大型大会では隙があればちゃんと勝てるような紙束をこれからも作っていきたいです。







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