皐月賞全頭診断
今回は皐月賞の全頭診断を行います。
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過去の傾向
今年は先週時点で高速馬場となっており、先週日曜の古馬2勝クラスの中山2000mでは1.59.2と時計がかなり早い。
先は読めないが高速馬場継続で検討を進める。
ドウデュース【−1】
弥生賞ではロジハービンの煽りを受けた形でポジションを下げた。捲りにより早仕掛けの流れとなったが、比較的インにいたのでそこまで負荷は大きかったと見ていない。不利を受けて2着に来ているが大きく評価したいとは思えない内容だった。
2走前の朝日杯FSも馬場や展開に恵まれての勝利だけに人気をするなら評価を下げたい
イクイノックス【+2】
東スポ2歳のタイムが前半60.3で、後半5Fが57.6と破格の内容。
後半5Fは過去5年2歳のデータを見るとコントレイルがぶっちぎりで良かったのだが、それに匹敵するレベルで2位の後半力を持っている。
それに加えて上がり3ハロンが32.9とこれまた破格。
上がり5Fや3Fをみると素質はG1級。
今回1番手に評価するならこの馬。
ダノンベルーガ【+1】
イクイノックスでも評価した通り、新馬戦の上がり3Fがかなり優秀。
前走の共同通信杯は得意の3Fのギアチェンジ戦で完勝。直線外に持ち出して全く不利のないレース運で、展開も向いて鮮やかな完勝で今回は人気を集めそう。
強いとは思っているし評価はするが、人気する分、過剰な評価にはしたくない。
ジオグリフ【+2】
新馬戦はスロー展開であったが、後半5Fの57.3はかなり強い内容であった。負かしたメンバーもアサヒやアスクビクターモアなどハイレベル。
2戦目札幌2歳は捲っていく競馬で4馬身差圧勝。
朝日杯FSでは後方からの上がり勝負で厳しい展開となったが、上がり最速の脚は使っている。
前走の共同通信杯は3F戦でダノンベルーガにキレ負けした形だったが、先行出来たことやダノンベルーガ以外には差をつけての2着なので十分評価できる内容。
前走先行出来た点や、苦手な瞬発力3F戦でも崩れなかったことを踏まえると、今回の中山2000は前走より展開は向く。
中山で評価を上げる走りができるので、今回は評価を上げて考えたい。
キラーアビリティ【±0】
未勝利のラストラップ10.8が注目を集めてて、萩Sはダノンスコーピオンとタイム差なしの2着。これはダノンスコーピオンとのキレ勝負で負けた形。
ホープフルSは押し切り勝ちで実績は今回のメンバーでは最上位。
ホープフルは綺麗に不利なく持続勝負で勝ち切っている。
道中緩まずのペースでインを回したのは有利となったが、先行差しの目立った不利はなく、勝ち切っている点は能力が高い。今回は特に割引く点もないので、オッズ通りの評価をしたい。
アスクビクターモア【−1】
前走弥生賞勝ち馬。
前走はドウデュースがやらかしたおかげで勝ち切ることができた。レース内容を見ると、行きたがるのを抑えてスローペースで折り合いながらのレースで上がり幅の小さいレースであることから前が有利となった展開であった。今回は評価を下げる。
オニャンコポン【−1】
前走京成杯勝ち馬。
前走は展開が明らかに差しに向いている展開でうまく外に出せた好騎乗もあり完勝。
ただメンバーレベルを見たときに2着のロジハービンは弥生賞完敗、3着ヴェローナシチーも皐月賞に出られず、若草Sではデシエルトに3馬身負けとかなり物足りないメンバー。
今回はメンバーレベルが一気に上がるので割引きたい。
デシエルト【−1】
前走若草Sで逃げ切り勝ち。走破タイムが2.00.2。前日の雨で稍重であったが時計は早く、高速馬場が継続されていた。
良馬場であったが、前週の古馬1勝クラスで2.00.5、未勝利戦で2.00.4なのでタイム評価は全くできない。
ダートではジュタロウに勝っているが中京前有利の先行押し切りなので、これも展開勝ちと見ている。
回顧、タイムともに特に評価するところがないので、評価を下げる。
サトノヘリオス【±0】
前走スプリングSはコーナーから直線にかけて詰まり勝負どころでの加速が出来なかった。外に出してからは伸び脚が良く上がり最速の3着。イン前有利展開で詰まりながらでも差し脚を伸ばせたところは評価したい。
ホープフルSはコーナー手前から早めに外に出して仕掛けて、イン有利展開で大外を回した不利なレース。着順は負け過ぎではあるが初の関東圏の輸送や出遅れからこのレースは度外視したい。
元々は未勝利レコード、エリカ賞もレコード勝ちをしていることから走破タイムを持っている馬で、上のクラスでもやれる実力はある。
前走は不利はあったものの輸送の慣れはみられてレースができていたので、今回は更にパフォーマンスを上げてこれそう。
ジャスティンロック【±0】
前走の弥生賞ではロジハービンの捲りからの急な減速により加速したい勝負どころでブレーキを掛けざるを得ない展開。また内枠から一旦下げて大外に持ち出して走っていた事や、早仕掛けの流れで大外を回っていた点も負荷のかかるレースだったので、4着は力を見せてものもだと考えている。
今回人気するドウデュースと差がないと見ているのでオッズ妙味を考えるとこの馬は評価はあがる。
ジャスティンパレス【+1】
前走はホープフルSで2着の実績馬。
緩まないラップを5番手あたりで先行し、コーナーも外に出しつつ伸びてきており、キラーアビリティと大きな差のないレースをしていた。
先行差しフラットとはいえ、先行して5着のボーンディスウェイは皐月賞3着と巻き返しているので、比較しても能力は高いと言える。
2走前は得意ではないスロー瞬発力勝負で楽勝。
あとは相手次第だが、ホープフルSはハイレベルなメンバーによるレースだったので、今回皐月賞となっても変わらず評価できると思っているし、引き続き持続勝負になりやすい中山2000なので評価は上げたい。
ダンテスヴュー【−1】
きさらぎ賞は中京2000で差し有利となりやすいコース。コーナーをインに入れ角度のきついコーナーもロスなく回したし、外に出すタイミングも良い好騎乗だった。ここまでして差し脚で負けて2着とマテンロウレオに負けており、能力では足りてない印象を受けた。
今回はG1でメンバーレベルも上がるので評価を下げる。
ボーンディスウェイ【−1】
前走は弥生賞で3着。
中山2000を既に4戦使っており、適正があるのはホープフル先行して5着や、弥生賞0.1秒差の3着からも分かるところ。
ここまで使っていると時計を見てしまうが、2.00.6と高速馬場を想定している今回は少しタイムで見劣りする。
前走はドウデュースに直線で接触する不利もあったが、上がり幅の小さい前有利展開であったので展開が向いての3着。
上記の2点の理由から今回は割引。
ビーアストニッシド【±0】
スプリングS勝ち馬。2走前の共同通信杯では外差し展開の瞬発力戦を逃げて粘っての3着。上2頭と違い部の悪いレースをしており3着は上々の内容。3走前は折り合いを欠き、逃げられずチグハグな競馬。4走前は直線入り口で捕まりながらも11.7-11.6-12.4を0.1秒差で勝ち馬より評価できる。
前走のスプリングSはスタートで躓き出遅れながらもハナをとり、仕掛けをギリギリまで待たせたことにより粘り切った。
逃げて直線の瞬発力はあるし、昨年のタイトルホルダーに似たタイプ。
能力は足りないだろうが、前で競馬ができるので展開の後押しで可能性はある。
※他馬については【−1】評価とする。
評価まとめ
【+2】
イクイノックス、ジオグリフ
【+1】
ダノンベルーガ、ジャスティンパレス
【±0】
キラーアビリティ、サトノヘリオス、ジャスティンロック、ビーアストニッシド
最後まで読んでくださってありがとうございました。