科博でも大注目の「鳥」!かわいそうすぎた鳥ドードーの絶滅ストーリーを紹介🎵
2024年11月2日(土)から2025年2月24日(月・祝)にかけて、東京・上野公園内にある国立科学博物館(以下、科博)で特別展「鳥~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」が開催されます。科博史上初の鳥類をテーマとした同展では、ゲノム解析により明らかとなった最新の進化系統を元に、鳥たちの多種多様な進化の不思議を学ぶことができます。
「ゲノム解析」と聞くとなんだか難しく聞こえますが、多種多様な鳥の姿は、きっと見ているだけでワクワクするはず!この秋は、お子さんと鳥の魅力を思う存分楽しんでみてはいかがですか?
「栄枯盛衰は世の習い」ということで、鳥の世界にも繁栄と衰退が存在します。残念ながら絶滅してしまい、現在は姿を見ることができない鳥は数知れず。「ドードー」もその一種です。今回は『角川の集める図鑑GET!絶滅動物』に掲載のコラム【油断大敵!いなくなったドードー】より、ドードーの絶滅ストーリーをご紹介します。
インド洋の孤島モーリシャス島には、ドードーの天敵となる動物はすんでいませんでした。大切な卵も、地面につくったかんたんな巣に産み、のんびりとくらしていました。
しかし、17世紀から島に人間がうつり住み、森林を切り開いて畑にしたことで、すみかをうばわれました。
そのうえ、人間が連れてきたイヌやネズミなどに卵やヒナを食べられ、発見されてから170年たらずで絶滅してしまったのです。
「元々は天敵のいない小さな島でのんびりとくらしていたのに....人間が島にこなければ、絶滅しなかっただろうな...」
のんびり者のドードーは、のんびりしすぎた故に絶滅してしまったのです...。ドードーの他にも、森林破壊や乱獲・密漁など人間の活動が原因で絶滅した動物は数知れず。
『角川の集める図鑑GET! 絶滅動物』では、ドードーの他にも、動物の絶滅ストーリーをたくさん紹介しています。人間と動物の共生について、お子さまが考えるきっかけづくりとしてもお役立てください!
続きは『角川の集める図鑑GET! 絶滅動物』で!
今回ご紹介した『角川の集める図鑑GET!絶滅動物』では、現代では見ることのできない変わった見た目の生き物や、今も身近にいる生き物にソックリな生き物が、約340種類掲載されています。
哺乳類に加え、魚類、鳥類、は虫類、両生類、昆虫など幅広く紹介しており、生き物の多様性を学ぶことができます。
197ページと大ボリュームの一冊なので、お子さんの読書の秋のお供にもオススメです!ためし読みはコチラから👇