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《イベントレポート》N高×KADOKAWAコラボ講座「現役小説家に学ぶ! 創作の秘訣」を開催しました♪

2024年7月22日(月)に、 “創作に興味があるN高等学校・S高等学校“を対象に、『透明なルール』(4/24刊行)をはじめ、次々と児童文学のヒット作を生み出している小説家・佐藤いつ子さんを招いたオンライン講座「現役小説家に学ぶ! 創作の秘訣」を開催しました。

本イベントは、KADOKAWAの児童書編集部から学校法人角川ドワンゴ学園 経験学習部へアプローチ。クリエイターも多く在籍・輩出しているN高等学校・S高等学校の生徒に、現役で活躍している作家との交流の機会を設けることで、次世代の創作者を育てたい!という目的で企画しました。

「物語を考えるのが好き!」「本や読書が好き!」「クリエイティブに興味がある!」
そんな熱い想いを持った17名の参加者に対し、佐藤さんが小説を創作する際に大切にしていること、登場人物やプロットの考え方を講義形式でレクチャー。
その後、生徒たちが事前にワークショップで制作した物語のプロットに、佐藤さんと編集者から講評を行いました。

N高等学校・S高等学校の講座らしく、講義中にもチャットには絶え間なくコメントが書きこまれ、質疑応答の時間には、ほぼすべての方から挙手がありました。生徒たちの熱量を感じる、あっという間の濃い2時間となりました♪

▲講義の様子。生徒の皆さんは、手元でメモを取ったりチャットに書きこんだりしながら、
真剣に聞いていました
▲事前課題を写しながら、次々と講評していく佐藤さん


◆イベント概要

・日程:7月22日(月)14:00-16:00
・場所:各生徒の自室、N高等学校・S高等学校各キャンパス(Web会議ツール「Zoom」を使用)
・参加者:17名 (N高等学校・S高等学校に所属する生徒への告知案内よりご応募いただいた方の中から抽選で決定)

◆実施内容
《Day1:事前課題ワークショップ》
7月16日(火)14:00-16:00(計2時間)に実施。
22日の講座に向け、参加者2~3人毎にグループを結成。事前課題である「小説のテーマ、あらすじ、キャラクターの基本設定、人物相関図」を作成しました。
ワークショップの時間が過ぎても白熱した議論が続き、Day2までの限られた期間内で、最後までブラッシュアップに取り組んだグループもあったそうです!

《Day2:講座当日》
7月22日(月)14:00-16:00(計2時間)に実施。
最新刊『透明なルール』を例に、佐藤いつ子さんから創作に関する講義を実施。講義で学んだ内容をもとに事前課題をブラッシュアップする時間を設けました。その後、課題の発表・フィードバックを行い、質疑応答を経てワークショップが終了しました。

◆アンケートでは、今後の創作活動への効果が期待される結果に!
イベント終了後のアンケートでは、「講座終了後、小説を創作してみたいと思いますか?」という問いに対し、16名が「はい」と回答。
他にも、「チームで協同して小説案を考えたのが楽しかった」「実際の現役の小説家に添削していただけたのが嬉しかった」「かなり貴重な経験で、これからの創作人生でも必ず活かされると思います」「自分でも、小説の書き方の動画を見てみたり本を読んでみたりと色々勉強してきたけれど、現役の作家さんの口から直接作品作りのポイントを聞き、作品を書く上での自信につながった」など、大変ご好評をいただきました。

◆ゲスト作家紹介
佐藤 いつ子(さとう いつこ)
青山学院大学文学部卒業。IT企業勤務後、創作活動開始。
既刊に『駅伝ランナー』全三巻(角川文庫)、『キャプテンマークと銭湯と』『ソノリティ はじまりのうた』『透明なルール』(KADOKAWA)、『変身―消えた少女と昆虫標本―』(文研出版)がある。横浜市在住。

◆関連書籍

『透明なルール』
著者: 佐藤 いつ子
【定価】1,650円(本体1,500円+税)
【発売日】2024年04月24日
【サイズ】四六判 変形
【ISBN】9784041145418
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