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夏休みは子どもと一緒にお台場へ! 厳選スポットを紹介
東京の観光スポット・お台場には、最先端のテーマパークや体験型施設が盛りだくさん。その多くが屋内の施設なので、天候を気にせず、夏でも涼んで遊ぶことができるのもポイントです。
さらに、24年に新アトラクションが誕生したり、夏休みイベントが催されるなど、楽しみなトピックスもいろいろ。話題のイマーシブ体験をはじめ、パパ・ママも気になる最新のアトラクション&コンテンツで、お子さんと一緒に思いきり楽しみましょう♪
完全没入できる屋内テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」(江東区青海)
世界初のイマーシブ体験専用施設が24年3月にオープン。イマーシブとは「没入感」の意味で、キャスト(演者)などが繰り広げるライブエンターテインメントが軸となる劇場型です。“来場者”はさまざまな仕かけにより、その世界に“当事者”として完全没入できます!
メインアトラクションの「ザ・シャーロック -ベイカー街連続殺人事件-」は、名探偵シャーロック・ホームズに舞い込んできた事件を皮切りに起きる壮大な物語を、当事者として体感するイマーシブシアター。ホームズや相棒ワトソンなどが参加者の目の前に登場し、街のあちこちで物語が同時進行します。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の世界感に没入できるイマーシブ・ストーリーズは、ホラーやサスペンス系ではないため、家族連れにもおすすめ。人気アニメ「東京リベンジャーズ」「【推しの子】」が題材のアトラクションも親子で楽しめそう。なお、新アトラクション「今際(いまわ)の国のアリス~Immersive Death Game~(イマーシブ・デスゲーム)」が、7月19日(金)にオープン予定。
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©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
画像提供:イマーシブ・フォート東京
施設情報
住所:東京都江東区青海1-3-15/時間・定休日:公式サイトでご確認ください ※一部アトラクションは年齢などの利用制限あり
公式サイト:https://immersivefort.com/
創造力がふくらむ「レゴランドⓇ・ディスカバリー・センター東京」(港区台場)
300万個を超えるレゴⓇブロックに囲まれた体験型施設。工場見学ツアー「レゴⓇファクトリー」をはじめ、スペシャルな作品が作れるレゴ教室や、小さな子どもでも安全に遊べるデュプロⓇのプレイランドなど、創造力を刺激する体験が魅力です。ほかにも、東京の街を再現した巨大ジオラマといったレゴⓇブロックの楽しさを知る・見る・感じることができるアトラクションがいっぱい!
24年7月13日(土)~9月1日(日)に開催の「宇宙レスキューミッション-迷子の宇宙人を助けだそう-」は、同施設初の「宇宙」をテーマとしたイベント。レゴⓇブロックの無限の創造性を通じて、無限の可能性をもつ宇宙を楽しく学べるコンテンツがめじろ押しです。
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施設情報
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ アイランドモール3F/時間:10:00~18:00(ショップ11:00~18:00)、土曜・日曜・祝日10:00~19:00(ショップ11:00~19:00)/定休日:不定休(デックス東京ビーチ休館日に準ずる。夏休み期間中は休みなし) ※公式サイトより事前入場予約が必要
公式サイト:https://www.legolanddiscoverycenter.com/tokyo/
キッズカートでレーサー気分!「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」(江東区青海)
23年12月にオープンした「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」は、東京23区内唯一のサーキットコース。また、モータースポーツとテクノロジーを融合した新たなエンターテインメント施設です。
屋内コースは、身長105cm以上150cm未満のお子さんを対象としてキッズカートを提供。夜間はプロジェクションマッピングを用いた演出で、これまでにないカート走行を体験できますよ。加えて、無料で乗れるシミュレーターも完備。屋外コースを忠実に再現したシミュレーターは、大人用・子ども用の2種類があり、初めてハンドルを握るようなキッズから楽しめます。さらに、2人乗りEVカートを使用すれば、全長400mの屋外コースを親子一緒に走行でき、興奮必至です!
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施設情報
住所:東京都江東区青海1-3-12/時間:12:00~20:00、土曜・日曜・祝日は10:00~(最終受付各19:15)※7月16日(火)より金曜・土曜・日曜は12:00~22:00(最終受付21:15)/定休日:なし※雨天の日も営業。貸切や天候不良で営業を終了する場合は、公式HPやSNSでお知らせします
公式サイト:https://city-circuit.com/
懐かしい!エモい!「台場一丁目商店街」(港区台場)
昭和30年代の街並みを再現したレトロなショッピング&エンタメゾーン。店舗・施設が立ち並び、昔懐かしいゲームやお化け屋敷などでたっぷり遊べます。古きよき風情が漂う雑貨店「ハイカラ横丁」には、駄菓子からキャラクターグッズ、おもちゃまでが所狭しと並び、昭和の時代へタイムスリップしたような気分に♪ 50年以上前に誕生した世界初のレトルトカレー「ボンカレー」も扱っています。
「東京トリックアート迷宮館」(有料)は、江戸の街や名画をモチーフにした作品でトリックや錯覚を楽しめる体験型施設。撮影自由なので、いろんな写真を撮って思い出をつくろう。また、夏は自由研究などで「錯覚」を学びに来るキッズも多いとか。
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施設情報
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ シーサイドモール4F/時間:店舗・施設により異なる/定休日:不定休(デックス東京ビーチ休館日に準ずる)
公式サイト:https://www.odaiba-decks.com/keyword/search/108
家族でドキドキ・ワクワク体験♪「東京ジョイポリス」(港区台場)
デックス東京ビーチ内の3フロアに20種以上のアトラクションが並ぶ、日本最大級の規模を誇る屋内型テーマパーク。最新技術を使ったアトラクションの数々により、ほかでは味わえないドキドキ・ワクワクの体験ができます。親子におすすめなのは、ナゾを解いて進む探検アトラクションの「ジョイポリ探検隊 ダイーバの秘宝と謎の紋章」。シューティングシアター「Pirate's Plunder(パイレーツ プランダー)~ブラッディモーガンの宝~」では、親子でライドに乗ってスクリーンに映る海賊を倒して盛り上がりましょう!
夏休みを挟む24年7月19日(金)~9月24日(火)には、「カブト・クワガタふれあいの森 in お台場 2024」を開催。貴重な昆虫とのふれあいを身近に楽しんでくださいね。
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施設情報
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ3~5F/時間:10:00~20:00(最終入場19:15)※変動あり/定休日:不定休(デックス東京ビーチ休館日に準ずる。夏休み期間中は休みなし) ※各アトラクション・上記イベントは有料 ※一部アトラクションは身長などの利用制限あり
公式サイト:https://tokyo-joypolis.com/
精巧な作りに驚く「ミニチュアミュージアム スモールワールズ」(江東区有明)
アジア最大級の屋内型ミニチュアパーク。サターンV型ロケットの打ち上げが見られる「宇宙センター」エリアや、旅客機が行き交う「関西国際空港」エリア、国内外で人気の「エヴァンゲリオン」など9つのエリアがあり、精巧に再現された“動く”ミニチュアのジオラマがズラリ。世界に一つの自分の3Dフィギュア(有料)を作ることもできますよ。
24年4月には新エリアの「ダイアクロン」エリアが登場。多数出現するロボットたちの活躍に、男の子たちの目がくぎづけに!
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©️TOMY
施設情報
住所:東京都江東区有明1-3-33 有明物流センター/時間:9:00~19:00(最終入場18:00)※変動あり/定休日:なし
公式サイト:https://smallworlds.jp/
新常設展示が注目の「日本科学未来館」(江東区青海)
先端の科学技術を楽しみながら体験できる国立の科学館です。23年11月には、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマにした4つの新しい常設展示が誕生。新展示「ハロー!ロボット」では、多彩なロボットとのふれあいが楽しめて子どもたちに好評です。
また、ドームシアター(別料金)の新シリーズ「PLAY DOME」を24年7月17日(水)から開始。海外短編アニメ作品や、国際宇宙ステーション(ISS)で撮影されたドキュメンタリー作品など、日本初上映を含む2つの映像プログラムを公開します!
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施設情報
住所:東京都江東区青海2-3-6/時間:10:00~17:00(入館券の購入および受付は16:30まで)/定休日:火曜(春・夏・冬休み期間などは開館の場合あり)、12月28日~1月1日
公式サイト:https://www.miraikan.jst.go.jp/
楽しく学べるショールーム「パナソニックセンター東京」(江東区有明)
入場無料のショールーム1階「Panasonic GREEN IMPACT PARK」は、ファミリー層向け。世界中の地球温暖化問題について学べる展示や、リアル・デジタルを組み込んだ体験型展示が興味深く、自由研究にも役立ちそう。
2・3階のクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」には、“ひらめき”をカタチにするための作品や仕かけが満載! 例えば「SWITCH!SWITCH!」は、スイッチがもたらす選択の面白さで、子どもの創造性を育みます。
24年8月2日(金)~4日(日)の夏休みイベント「パナソニック キッズフェス」では、さまざまなワークショップが開催予定です。この機会に参加してみては?
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施設情報
住所:東京都江東区有明3-5-1/時間:10:00~17:00(AkeruEの最終入場16:00)※変更の場合あり/定休日:月曜※臨時休館の場合あり ※AkeruE3Fは有料、事前予約(日時指定)制 ※24年12月25日(水)をもって営業終了
公式サイト:https://holdings.panasonic/jp/corporate/center-tokyo.html
奇想天外な“カワイイ”が見つかる「うんこミュージアム TOKYO」(江東区青海)
「MAXうんこカワイイ」がコンセプトの、かつてないキュートな展示が魅力の施設です。館内は、カラフルに光り輝くうんこなどを撮影できる「ウンスタジェニックエリア」、うんこの体感ゲームが楽しめる「ウンタラクティブエリア」などのエリアで構成。
24年7月10日(水)~9月8日(日)には「うんこの夏祭り2024」を開催。「うんこミュージアム TOKYO」の象徴、巨大うんこ「ウンコ・ボルケーノ」を中心に、館内全体がこの夏だけの特別仕様に大変身! 夏らしい、開放感あふれるうんこコンテンツが大集合します。
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施設情報
住所:東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ2F/時間:10:00~20:00、土曜・日曜・祝日9:00~21:00(最終入館各60分前)/定休日:不定休
公式サイト:https://unkomuseum.com/tokyo/
水と水道を深掘りできる「東京都水の科学館」(江東区有明)
水の不思議と大切さを科学の視点で紹介し、水と水道への興味を深められる入場無料の体感型ミュージアム。1階にある人気エリアの「アクア・パーク」では、もぐり込んで中から顔を出せるプールや、水鉄砲などで楽しく遊んじゃおう♪
「アクア・トリップ 水のたびシアター」は、4面に映し出される映像が大迫力。自分が水つぶになったような感覚で「水の大循環」をたどり、“水の旅”を体感できます。24年8月14日(水)~17日(土)には「水の縁日」が登場。射的や輪投げなどに挑戦を!
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施設情報
住所:東京都江東区有明3-1-8/時間:9:30~17:00(最終入館16:30)/定休日:月曜(祝日の場合翌日)、12月28日~1月4日 ※水の縁日は9:30~、13:00~の1日2回整理券を配布
公式サイト:https://www.mizunokagaku.jp/
夏休みこそ「遊び+学び」の充実お台場ツアーを!
お台場の体験型施設はワクワク楽しく遊べるのはもちろん、「日本科学未来館」や「東京都水の科学館」をはじめ、学びの観点からも子どもにとって魅力的な施設が多いのも特徴です。夏休みの宿題や自由研究を兼ねて、お台場へ遊びにでかけるプランを検討してみてはいかが?
ライター:小林智明