人間に育てられた殺人チンパンジーほか「本当にあった危険生物事件簿!」第1回
世界の危険生物を生息地域×環境別で紹介する『角川の集める図鑑GET! 危険生物』。この連載では、図鑑でも紹介している実際にあった危険生物による事件をお見せします!
第1回は“アフリカの殺人チンパンジー”と、“日本でもっとも危険な生き物”をどうぞ。
●人間に育てられた殺人チンパンジー
2006年、西アフリカのシエラレオネで観光客がチンパンジーの群れにおそわれました。このしゅうげきで運転手が死亡し、4人が重傷を負いました。群れをひきいていたのは、しせつで育てられていたものの逃げ出していたブルーノとよばれるオスです。警察はブルーノをほかくしようとしましたが、結局、つかまえることはできませんでした。
●日本でもっとも危険な生き物
日本ではオオスズメバチ、キイロスズメバチなどのスズメバチにおそわれて、毎年10人以上、多い年には50人以上が死亡しています。これはクマや毒ヘビなどをふくめた生き物による死亡事故の原因で、もっとも多いものです。おもに、山や農地での作業中におそわれ、集団に何度も刺されたことによるアナフィラキシーショックで命を落としています。
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