子どもが元気に水遊び! 東京のじゃぶじゃぶ池10選
暑い夏こそ海や川、プールといった水スポットで涼みたいもの。けれども、いちいち遠出するのも大変だし、まだ泳げない小さい子どもを連れて行くのも心配ですよね。そこでおすすめなのが近場の「じゃぶじゃぶ池」です。水深が浅めで安全に遊べる水遊び場が、都内にはたくさんあるんですよ。しかも、無料で遊べます♪ 公園を中心とした東京の厳選10か所で、ジャブジャブ水遊びを満喫しましょう!
水路とローラーすべり台に大満足「大横川親水公園」(墨田区)
東京スカイツリーのすぐ近くにある長さ1.85kmの細長い形をした公園です。園内は「釣川原」ゾーン、「河童川原」ゾーンなど5つのゾーンに分かれており、キッズたちの夏のお目当ては、「河童川原」ゾーンのじゃぶじゃぶ池! アクセスは、とうきょうスカイツリー駅と本所吾妻橋駅からともに徒歩5分程度で行けます。
じゃぶじゃぶ池は、流れが緩やかな約50mの水路エリア。水深は約10~30㎝と比較的、浅いエリアもあるので、小さいお子さんでも安心して遊ばせることができますよ。水路沿いに木が立ち並んでいるので、木陰で休憩できるのもいいですよね。
散策に適した「釣川原」ゾーンでは、外観が船形の施設(公園管理棟)が印象的。上階からすべり下りる長いローラーすべり台もあるので、夢中になって遊ぶ子どもの姿も。同ゾーンには芝生広場と円形花壇もあり、緑に親しめる憩いの空間になっています。
施設情報
住所:東京都墨田区東駒形4-14番先(平川橋跡から横川橋間)/利用期間:7月~9月(水は通年流れていますが、5月~11月は塩素注入による消毒を行っています)/時間・定休日:常時開放 ※紙オムツでの利用不可。水遊び用オムツでの利用可(水遊び用オムツの上から水着を着用)
公式サイト:https://www.city.sumida.lg.jp/matizukuri/park/riyou/mizushisetsu.html
大きな滝に大ハシャギ!「総合レクリエーション公園」(江戸川区)
東西約3kmにわたり続く広い公園は、「虹の広場」と「フラワーガーデン」の2か所の水遊び場を開設。「虹の広場」は、全長約50mの大きな滝のような噴水が圧巻! 時間により大量に水が落ちてくるのでドキドキです。水しぶきを浴びたりして遊びましょう。
洋風庭園の「フラワーガーデン」には噴水があり、その脇の流れ(浅瀬)で水遊びができます。水を流しているだけなので、深さは1㎝程度。小さな幼児が遊ぶには最適です。
水場のほか、フィールドアスレチックやバーベキュー場を備えた「富士公園」、小学6年生以下ならポニーの乗馬体験ができる「なぎさポニーランド」(なぎさ公園内)も併設。一日中たっぷり遊べますよ。
施設情報
住所:東京都江戸川区西葛西6-11~南葛西7-3/利用期間:7月~9月16日(月祝)/時間・定休日:常時開放 ※紙オムツでの利用不可。水遊びに適したサンダルなどを履いてご利用ください
公式サイト:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e066/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/koendobutsuen/c_recreation/index.html
3か所でジャブジャブ遊べる「一之江境川親水公園」(江戸川区)
自然に近い水辺を再現。季節の移り変わりを楽しめ、豊かな自然を満喫できる親水公園です。魚や昆虫、水生植物が生息できるように、新中川の自然水を流しています。そして小さな子どもたちが、夏季に水遊びを楽しめる広場では、本流の流れを迂回(うかい)させ、水道水を循環利用。
「水の広場」と呼ばれるじゃぶじゃぶ池は、親水公園の上流部・中流部・下流部の3か所に設けられ、夏場は子連れファミリーの憩いの場に。水深はエリアにより多少変わりますが、約10~50㎝と幅があるので、幼児と小学生が同じエリアで遊ぶことができますよ。
施設情報
住所:東京都江戸川区一之江1丁目~船堀7丁目/利用期間:7月~9月16日(月祝)予定/時間・定休日:常時開放 ※紙オムツでの利用不可。水遊びに適したサンダルなどを履いてご利用ください
公式サイト:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e066/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/koendobutsuen/ichinoe2.html
100mの川のような水遊び場「音無親水公園」(北区)
石神井川(しゃくじいがわ)の旧流路に整備された「音無(おとなし)親水公園」。旧流路を利用した約100mの水遊び場は、木々や自然石に囲まれ、まるで自然の小川のような好環境。滝も1か所にあり、子どもたちはワクワクして探検家の気分に!?
水は約15~20㎝と足首からくるぶし程度の深さ、底はタイルで平らに整備されているので、小さな子どもでも危険が少なく楽しめます。手洗い場があるのも、ママ・パパにとってはうれしいですよね。
「日本の都市公園100選」にも選ばれた公園は、1958(昭和33)年に流された実際の橋を再現した「舟串橋(ふなくしばし)」や、木製水車などのフォトスポットも注目です。
施設情報
住所:東京都北区王子本町1-1-1/利用期間:5月~9月8日(日)※5月・6月・9月は土曜・日曜・祝日のみ利用可/時間:公園は常時開放、水遊び場10:00~16:00/定休日:公園は常時開放、水遊び場は5月・6月・9月の平日、7月・8月の第1・3水曜(清掃のため利用不可) ※紙オムツでの利用不可
公式サイト:https://www.city.kita.tokyo.jp/jutaku/koen/koenichiran/a-o/otonashishinsui.html
カラーボールとミニプールが魅力「府中市郷土の森博物館」(府中市)
博物館の敷地内に水深20~50㎝の「水遊びの池」があり、水のプレイスポットとして評判。夏季限定で約2万個のカラーボールが池に浮かび、子どもたちは大喜びです。また、20~30分おきに岩場から突然、噴水が噴出! 全身ずぶぬれになって楽しみましょう。
低年齢のお子さんは、すぐ隣に設置された夏季限定の「ドルフィンプール」へ。大きなイルカの鼻先から水が霧状に噴き出るスプリンクラー付きのプールは、底が柔らかいので転んでもそれほど痛くありません。
水遊び以外では、プラネタリウム(有料、4歳未満無料)がおすすめ。定期的に開催するベビープラネタリウムや、キャラクターの映像と星空の生解説がセットになった番組などを、親子で一緒に観賞してみては?
施設情報
住所:東京都府中市南町6-32/利用期間:6月~9月29日(日)、ドルフィンプールは7月~9月29日(日)開催予定/時間9:00~17:00(最終入館16:00)/定休日:月曜(祝日・休日の場合は翌日)、12月29日~1月3日、設備の保守等による臨時休館あり※夏休み、梅まつり期間等は臨時開館する場合あり ※紙オムツでの利用不可。水遊び用オムツでの利用可
公式サイト:https://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
じゃぶじゃぶ池デビューに最適「都立猿江恩賜公園」(江東区)
新大橋通りを挟んで北園と南園が広がり、全長約300mの細長い水場が北園にあります。上流は水着着用で遊べる流れ(じゃぶじゃぶ池)、下流は景観を見て楽しむ流れに分かれ、水深約5~10㎝と浅いのが特徴。幼児のじゃぶじゃぶ池デビューにもぴったりです♪
北園には、さまざまな遊具が並ぶ冒険広場(24年8月までは工事で閉鎖中)や、ピクニックなどを楽しめる中央広場も。広大な敷地でのびのび遊ぼう!
施設情報
住所:東京都江東区毛利2-13-7/利用期間:7月20日(土)~8月25日(日)/時間:公園は常時開放、水遊び場10:00~16:00/定休日:公園は常時開放、水遊び場は7月29日(月)・8月5日(月)・13日(火)・19日(月)※清掃のため利用不可、サービスセンターは12月31日~1月3日 ※紙オムツ・水遊び用オムツでの利用不可(水着着用が必須)
公式サイト:/ https://tokyo-eastpark.com/parksearch/sarueonshi
滝石からの放水にキッズが喜ぶ「林試の森公園」(品川区)
「林試(りんし)の森公園」の長さ20m・水深20㎝のじゃぶじゃぶ池は、幼児から小学生低学年までの子どもたちの水遊び場として例年大好評。白御影石をあしらい、石で動物のデザインが描かれています。また、滝石の3つのノズルから放水されるので、子どもたちは喜んでずぶぬれに!
もっと遊びたい親子は、じゃぶじゃぶ池のすぐ近くにある遊具が魅力の幼児コーナーや、ターザンロープが人気の冒険広場へGO。
施設情報
住所:東京都品川区小山台2-6-11/利用期間/7月13日(土)~9月1日(日)/時間:公園は常時開放、水遊び場10:00~11:50、13:00~14:50/定休日:公園は常時開放、水遊び場は木曜(8月29日は営業)、サービスセンターは12月29日~1月3日 ※紙オムツでの利用不可。利用は小学3年生まで。大人の入水は不可 ※午前・午後の入替制。子どもの人数が先着60人の時点で入場制限
公式サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/park/rinshinomori/index.html
巨大なシーソー噴水が目玉の「芹ヶ谷公園」(町田市)
「芹ヶ谷(せりがや)公園」は、豊かな緑と水の空間に彫刻が点在する公園です。じゃぶじゃぶ池として利用できる「虹と水の広場」にも、彫刻家の飯田善國(よしくに)による高さ16mの動くモニュメント《彫刻噴水・シーソー》が立っています。シーソーが傾き出したら、容赦なく水が降り注いで迫力満点。全身ずぶぬれ必至です!
水深は10~20㎝と浅めなので、小さなお子さんでも安心ですね。まだ遊び足りないキッズは、園内にある全長約46mの大型すべり台(対象年齢6~12歳)にチャレンジを。
施設情報
住所:東京都町田市原町田5-16/利用期間:4月~11月上旬/時間:公園6:00~18:00、6月~8月は~19:00、水遊び場は清掃時間以外利用可、大型すべり台9:00~17:30、10月~2月は~16:30※雨天時や高温時等は閉鎖/定休日:なし
公式サイト:https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/park/shisetu/serigaya/park02.html
滝や岩など好ロケーションの「井草森公園」(杉並区)
園内には、自然と親しめる「森と水のゾーン」があります。その中の緩やかな小川のような水流の流れを、水遊び場として開放。全長約70mの流れの途中には小さな滝もあり、全身ビショビショになって遊ぶちびっ子もいっぱい! 深い場所でも15㎝ですから、幼児も歩きやすいですよ。なお、水はポンプでのろ過や循環などを行っています。
他のゾーンでは、複合遊具を備えた多目的広場・芝生広場に家族連れが集います。芝生広場には、幼児を対象にした囲いのあるエリアも用意。
施設情報
住所:東京都杉並区井草4-12-1/利用期間:5月~9月末/時間:公園は常時開放、水遊び場9:30~16:30/定休日:なし ※オムツでの利用不可。素足での利用不可
公式サイト:https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/01/igusa/1007086.html
水着を着てミニプールでわちゃわちゃ♪「浮間公園」(板橋区)
こちらのじゃぶじゃぶ池は、赤いタコのオブジェが目印の小さなプールです。水着着用で利用できる、小学生低学年以下の小さなお子さん向けの施設になります。深さは約50㎝、水底がフラットで歩きやすいのもいいですよね。親御さんは裸足で入って、近くで見守ってもOK。
じゃぶじゃぶ池のすぐそばの幼児向け遊具や砂場のあるちびっこ広場、ターザンロープやコンビネーション遊具がそろう冒険広場も見逃せません!
施設情報
住所:東京都板橋区舟渡2-15-1/利用期間:7月13日(土)~9月1日(日)/時間:公園は常時開放、水遊び場10:30~15:30/定休日:なし、サービスセンターは年末年始 ※紙オムツ・水着用オムツでの利用不可(水着着用が必須)
公式サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/park/ukima/index.html
都内のあちこちのじゃぶじゃぶ池でエンジョイを!
東京のおすすめ水遊びスポットを紹介しました。じゃぶじゃぶ池といっても、流れ(水路)や噴水広場、ミニプールなど、いろんなタイプがあります。また、利用期間も夏季限定だけでなく、9月ごろまで楽しめる施設も。おうちの近場に行くのはもちろん、バリエーションに富んだいろんな“池”を試しに、子どもと一緒におでかけしませんか?
ライター:小林智明
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