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子どもと一緒に読みたい! 麺をテーマにした本

読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋などいろいろありますが、やっぱり食欲の秋が1番⁉ 中でも子どもが大好きな“麺”にクローズアップした絵本をヨメルバ編集部が厳選しました。親子の読書の時間に「今日はどんな麺を食べようか?」と話してみるのもいいですね♪

ねこのラーメンやさん

3歳~
作・絵/KORIRI
金の星社 1,540円

「ここは町で人気のラーメンやさん。ちょうネクタイがにあう三毛猫のマオさんが、こだわりのかつおぶしでだしを取ったカツオラーメンを手際よく作っていきます。でもお客さんは、なぜかだれも食べようとしません。どういうことでしょう?」

人気インスタグラマーKORIRIさんが猫の世界を描いた『ねこのようしょくやさん』に続く第二弾。主人公ねこのマオさんは、実在するねこがモデルになっており、三毛柄やおしゃれな蝶ネクタイがチャームポイント。
「ラーメンマオ」の看板メニュー「カツオラーメン」がどう作られるのか、それを注文したお客さんのリアクションにも注目です。

うどん対ラーメン

3歳~
作/田中六大
講談社 1,540円

「ある日、うどんの家に、ラーメンから挑戦状が届く。挑戦状には、『うどんとラーメン、どちらがおいしいか決めようじゃないか』と書かれてあった。うどんの闘志は静かに燃え上がり、頭からはゆげが出た。そして、ついに戦いの火ぶたは切られたのであった……。誰もがなじみのある【うどん】と【ラーメン】。どちらがおいしいのか、ついに決着!?」

ラーメンから送られてきた挑戦状を見て、うどんの闘志は静かに燃え上がり、頭からはゆげが! うどんのモチモチとコシがある「うどんしばり」や「きつねとびの術」、ラーメンの「メンマがわりの術」や「チャーシューかぶせ」など、ユーモアたっぷりの技が繰り出される。
果たしてどちらに軍配が上がるのか、子どもと一緒に最後まで楽しむことができます。

ひみつのラーメンやさん

4歳~
作/黒岩まゆ
KADOKAWA 1,540円

「ラーメンが大好きなてんちゃんは、町で人気のラーメン店におかあさんと行きました。店内のトイレに行く途中、気になるドアが。ドアの向こうには、長い階段が続いています。においと湯気に誘われ足を進めたてんちゃんは、ラーメン店の地下に広がるひみつを知ってしまいます。無事にお母さんのところに戻れるのでしょうか」

ダイナミックなイラストと勢いのあるストーリーを組み合わせた作者の黒岩まゆさんは、独特で不思議な世界観を描く現代美術家。
ラーメン店の地下のひみつを知ったてんちゃんの背後に、何者かの影が忍び寄ります。「きみは、みてしまったね……。」
宇宙で初めてラーメンを食べた宇宙飛行士の野口聡一さんもそのストーリーに笑うほど、ユーモアたっぷり!

めん たべよう!

3歳~
作/小西英子
福音館書店 1,650円

「子どもが大好きな麺料理の中のうどん・スパゲッティ・そば・ラーメンの4種が描かれています。どの場面も、あたたかな湯気やだしの香りが漂ってきそうな臨場感がたっぷり。読めばきっと麺を食べに行きたくなる、そんな美味しい(悩ましい?)絵本です」

定番のしょうゆラーメンから子どもでは食べたことのない子も多そうな鴨南蛮など、さまざまな麺料理が紹介されています。親子で『これ食べてみたいね』と話しながら、読み進めるのもおすすめ!
作者の小西英子さんは、他にも「カレーライス」「のりまき」など、食べ物の絵本を描かれています。

めんのずかん

3歳~
作/大森裕子
白泉社 1,100円

「へい、いらっしゃい! 麺専門フードコート【めんパークわんこ】へようこそ。ラーメン、パスタ、そば、うどん……おいしそうな麺がページいっぱいにずらり。それぞれの麺の中にはどんなものが入っているか、麺にはどんな種類があるかを紹介しています」

大ヒットした『おすしのずかん』『パンのずかん』に続く第三弾として発売された『めんのずかん』は、子どもも大好きな麺類のいろいろなことを知ることができる一冊。
ラーメンの麺の種類やトッピングなど、わかりやすいイラストとともに見ることができ、子どもの探求心を育むことができます。


今回は麺をテーマにした絵本を紹介しました。
次回は、「伝記」をテーマにした絵本を紹介予定です。(11月公開予定)
お楽しみに。



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