TheOverland号アデレードへの旅ーオーストラリア十日目ー
2022/05/27 曇のち晴れのち雨
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こんにちわ、冒険者の夜舞です。
今回はメルボルンを離れて更に西のアデレードへ行きたいと思います。
予定ではもっとメルボルンを堪能する予定でしたが、体調不良なので仕方がありません。生活するだけでもライフという貯金が減るので、割り切って移動します。
ちなみに体調は回復したようなしてないような微妙な感じです。
昨日も7時に寝て、2時30分ぐらいから寝た寝てないか分からない感じで過ごしました。
喉の痛みは少しマシになり、鼻水が出始めたので治っているのではないかとは思っています。
希望的観測なのでどうなっているかは神のみぞ知ると行った所でしょう。
さて、メルボルンからアデレードに行くもっとも一般的な方法は飛行機なのですが、同じ国の移動で飛行機はつまらない…。
しかし、バスも路線がない。
電車とバスを乗り継ぐかーと思っていた所に見つけました。
これ
シドニーーパース間を走っている大陸横断は値段があまりにもあれだった上に4000キロ電車はなーでちょっと手が出なかったのですが、メルボルン、アデレード約800キロぐらいならなんとかなりそうでお値段もこの距離にしては安いなので購入してみました。165$。まぁこれぐらいならというお値段。ちなみにメルボルンーアデレードは月曜日と金曜日に便があります。感じ的には冬になると安くなるみたいなので冬を狙ってみるのも悪くないかもしれません。
時間にして10時間。ちなみに時差が30分入るので正確には10時間30分です。
朝出発して夕方に到着と言う事で景色も楽しめそう。
なので金曜日のサザンクロス駅に7時30分にやってきました。
前のフィリップ島の時は危うく無賃乗車になってしまいましたので、今回は万全を期して30分前に到着です。
6時30分に起きたのに、思ったより時間がかかってしまったのは内緒。うーん、出発前の準備は思ったより時間がかかる。
とりあえず、予約した時に来たpdfを係の人に見せて無事乗車。
異国で交通機関に乗るのはいつになっても緊張します。早く慣れたいものです。
ちなみに乗って見ての感想を一言で言うと、オーストラリアでっけーわ。
北海道がデッカイドーとかあほな事言っていた自分が恥ずかしくなる。北海道に求めている物の大半はオーストラリアにあったんや!!
とは、いえ流石にでかすぎる…適度な感じでいいなら北海道でいいかなーというような感じになります。
以下詳細
メルボルンを定刻通り8時05分に出発。
いつも通り、壁があったらどこでも絵が書いてあってすごいよなーって気持ちと壁はおまえらのキャンパスじゃねーけどなって、気持ちが同居しながらのんびりと郊外へ。
1時間ぐらい止まったり、動いたりを繰り返していて本当にこれアデレードまでたどり着けるのかって不安になりながら窓の外を眺めています。
メルボルンからはまず南に下ってnothgeelongまで行って、そこから西へと向かう路線になっています。
なので、1時間ぐらいで海が見えるかなー見えたかもみたいな感じの景色になった後は、延々と牧草地と田畑が続いて時々山というか丘が見えたりするって景色を繰り返します。
街中に近い所の牧草地は黒い塊の牛が牧草地帯を闊歩しているのが多かったですが、だんだんと白い塊の羊が多くなっていったのが印象的でした。
なぜ街から離れると羊が増えるのかはよく分かりませんので、また調べたいと思います。
そんな感じでで午前中はずっと窓の外を見ていました。ここバイクで走ったら楽しいだろうなーいつかやりたいなーと思いながら過ごし、12時ぐらいになったので、売店車へ。この電車は客室の横に売店専用の車両があってそこでご飯を食べたりする事が出来ます。
せっかくなので9.5$でランチを購入。
思ったよりでかくて、お得感はあるけどなーというのが感想。後、木のフォークとナイフとか使いにくいわーエコだけども。
そして13時ぐらいであまりに景色も変わらないので飽き始めました。
本当に牧草地と畑しかなくて時々、羊が歩いているのを見るだけなので普通に飽きます。
バイクとか車運転していれば別だけど、これはきつい…
そして15時ぐらいにヴィクトリア州と南オーストラリア州の堺にあるborder town駅に到着。ヴィクトリア州って広いと思いつつ、ようやく南オーストラリアかー後、何時間ぐらいかなー
ここで、ヴィクトリアと南オーストラリアでは30分だけ時差があるので、時計を変更。スマホは駅過ぎたら勝手に30分巻き戻って優秀だと思いますが、意図せず勝手に変更になるのはユーザーフレンドリーじゃない気もするよなーと思ったり。
陸路で移動中に時差変更ってイベントをこなして、更に電車は西に進みます。
この辺りから新しい地形として砂漠とか荒野みたいな風景が混じってきました。ちょっと楽しいですが、大体は牧草地。後、パイプラインと並走したりしていてパイプラインってやっぱり大きな国だとあるんだなー
マレー川をこえていよいよアドレーデ市街地へ。ここまで長かったー
このあたりで天気はあいにくの雨。おまけにもう暗くなってきた。
でも、売店で余ったパイをただでくれるというのでもらう。
味の薄い肉じゃがが中に入ったパイで、うまいかは微妙であるがとにかく間食として食べるには重い…というのが本心。
そして18:10アデレード駅到着。
もうすっかり暗くなっていて、ここも日中の時間が少ない場所だなーと感じた所でThe Overland号の冒険はおしまい。
やっぱり大陸横断鉄道は面白いけど、飽きるなーというのが本心でした。
今は無理でもいつかはシベリア鉄道にも乗ってみたいので、早くロシア、ウクライナ問題が解決するのを遠く離れた南半球から祈っておこうと思います。
冒険者の夜舞でした。