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#HacKClaD【第2回公式大会優勝】フレアメモ


はじめに

みなさんこんにちは、yomaです。今回は相方のセガツヤとHacKClaDの第2回公式大会にて優勝することが出来ましたので前回書ききれなかった内容やペア戦でフレアの考え方を大会でのことを交えながらお話しようと思います。この記事の内容はすべて私個人の考えですので予めご了承ください。

環境について

対EXTRA CARD DECKS ワーム型のペア戦での環境は大体こんな感じだと思います。

同じTierでも左の方が強いです。

ルーナは言わずもがなの最強点取り屋でぶっちぎりの1番、それに続いて高い火力を持つフレア、圧倒的な機動力で魔石拾いを行えるミア、火力と機動力を高い水準でこなせるクロイ、そして、火力不足のその他3人。というのが現環境と考えています。
※フレア中心に考えているので、目安としてお考えください。

フレア&ルーナの採用理由

まず、第一にペア環境では個人戦のように勝ちそうな魔女を他の3人で狙い撃ちをするといったようなことができないので、ルーナの圧倒的な火力に他の魔女が追いつくことが非常に困難なので、悔しいですが、ルーナの採用は早々に決めました。そして、アメリアはルーナと役割がかぶるため、ロゼットはクラッドの機動力が高いが故、十分に火力を出すことが難しいため、ラブは火力不足のため、不採用にして、残りの3人から採用することにしました。正直、残りの3人は本当にほとんど差がなかったため迷いましたが、フレアの練度の高さと優勝景品が使用魔女のものになるということでフレアを採用しました。

大会ルールでのフレアについて

対EXTRA CARD DECKS ワーム型はエキスパートクラッドに比べるとすべての魔女が厳しくなっているとは思いますが、フレアは特に厳しくなっていると考えています。エキスパートに比べるとまず第一にクラッドの総移動距離が14マスだったところEXTRAでは19マスになっているため、射程が短いフレアは単純計算リソースを5つ余分に支払わなければなりません。また、移動距離が増えたということは移動攻撃を行うマスが増えたということであり、洞察やボルテックスなどの相対的に火力のでないカードの採用を行わなければなりません。また、EXTRAはエキスパートに比べると不規則で満遍なく攻撃を行います。エキスパートは基本的に正面への攻撃が非常に厚く、クラッドの側面、背面1マスへの攻撃がくることは少ないです。しかし、EXTRAは正面への攻撃が微かに弱くなった代わりに側面、背面への攻撃がかなり厚くなっており、正面に構えなくても被弾する可能性が高くなっており、攻撃を防ぐためにリソースを払うことが多いです。さらに、エキスパートではクラッドの正面につかなければ、移動攻撃を受けるにはクラッドの行動2回が必須であり非常に低確率でしたが、EXTRAでは、轢き倒しという左右に移動攻撃を行う攻撃がある為、側面についてもいつ移動攻撃を受けるかわからないため、洞察、ボルテックスを備えなければなりません。さらにさらに、EXTRAには振り落とし+というクラッドの周囲の魔石を吸収する行動があり、クラッドの周囲が行動範囲であるフレアにとっては魔石を回収することによって点数を伸ばすことも困難になります。最後に、ハウリングというクラッドATKを上昇させるカードがある為、余分にリソースをはかなければなりません。以上のように、対EXTRA CARD DECKS ワーム型のフレアは非常に難しいです。

しかし、フレアは全魔女の中でとても高いペア戦適性をもっています。ペア戦では、味方の存在によって、厳しい条件を満たしやすくなります。つまり、デスパを打ちやすくなります。デスパを打った後に攻撃食らう状況でも、落した魔石を味方に拾ってもらったり、クラッドの行動が終わった上でクラッドに接近してデスパを打つなど、ともかく火力を非常に生み出しやすく、点数を伸ばしやすいため、ペア戦の適性が高いです。

総じて考えると今回の大会ルールでは、フレアはルーナを除けばトップクラスの魔女であると考えています。

大会ルールでの採用カードについて

拡張ルートはデスパを最初に入れて後はフラックス以外のカードから欲しいカードを適当に入れていきます。抜くカードはショットは必ず抜くとして、修繕も早期再構成を行うとき以外確実に抜きます。後は拡張カードに合わせて抜いていきます。拡張カードについては一言ずつ下に並べておきます。

≪デスパレート≫
火力が高い。初手に採用。

≪クラッシュエッジ≫
基本的に救世ではなくクラエを採用しました。リソースがかつかつなので、クラッドの上下左右1マスまで入り込む余裕がないため、救世を採用する余裕がないです。上下左右に入らなければクラッドの移動攻撃を受けづらいですしね。EXTRAワームは攻撃をもらいやすい都合上救世のダメージ軽減効果を相手に利用されやすいですし、クラエを差し置いて救世を採用する必要はあまりないと考えています。まあ、そもそもルーナがいいミッションを持っていってしまうため、救世が使えるミッションにはあまりならないんですけどね。大会でもすべての試合でバイタリティをとったので、救世を採用することはありませんでした。

≪洞察≫
移動攻撃や妨害を含めてありとあらゆる攻撃に大体対応できる優れた1枚なので、かなりの高確率で採用しました。ハウリングがあるので、リフレクションを採用したい気持ちもありましたが、リソースかつかつでMPを貯めるのが難しく、移動攻撃に引っかかることが多いため、基本的には洞察を優先して採用しました。

≪オートガード≫
安心と信頼のオートガードです。基本カードとデスパの使用で忙しいときに採用します。オートガードを採用せずに、クラエ、増幅などを採用してスクイーズや楔打ちを基本アクションのコストにしてしまうような状況が起こってしまう時は大体プレミと考えています。オートガードを2回目あたりで採用してMPが余っても中盤、終盤にリフレクション、クラエを採用すればいいと考えているので、迷ったらよく採用します。

≪リフレクション≫
MPが余った時に採用しました。MPが余らない時は採用はしません。鉄壁やパリィはアリストクラシー、フォートレス、オートガードで何とかします。

≪ボルテックス≫
MPを消費せずに殴れる上で相手に圧力もかけらるため、CPを序盤に少し使ってしまって終盤にアリストクラシーが使えないような状況やウィザードをとっている状況で採用します。機動力の高いEXTRAワームではかなり有能です。他のカードのような圧倒的なパワーは持たないものの、本当に腐りにくいため安定した強みを持っています。

≪救世の誓い≫
救世の誓いを用いての上振れを狙わないと勝てない時専用のカード。

≪魔力増幅≫
デッキVP4要員。オートガードと洞察がデッキに入っているときに採用します。

≪リカバリー≫
サバイバーか難攻不落をとったとき専用。

立ち回り

個人戦の時とほぼ同じです。ルーナが早期再構成や高火力を生み出すために必要な手番があれば譲りますが、ルーナは射程が長くて被弾もあまりしないため、どんな手番を与えても大体何とかなるので、結構フレアは自由な手番を選んで立ち回りました。フレアの宿命として、妨害に直撃すると大打撃を受けるので、妨害は絶対に受けることがないように慎重に動きました。デスパさえ打てれば、火力はどうにかなるで、火力よりも守りを厚めにしました。クロイやミアでも妨害のバリエーションは片手で数えられるぐらいなので、何とかすべての通りを計算しました。(そのせいで物凄い長考になってしまいましたが、、、)また、終盤のクラッドの攻撃の激しさはさすがのフレアでも受け止めるには厳しいので、アリストクラシーを撃つことを前提に立ち回りました。CPをためるためにデスパを打てるタイミングも見逃すことになりますが、終盤に確実にデスパを打てるならばあまり悪い話ではありません。

大会当日

スコアシートを取り忘れてしまったので、決勝卓を撮影したときにたまたま写ったスコアシートの内容を試合の流れと一生に載せておきます。

1戦目 VSクロイ(いろつきやよいさん)&ルーナ(icecoffeeさん)

フレア 45+19+8-3=69
ルーナ 55+26+10-1=90
計159

相手側のルーナの再構成に対してこちらのルーナの再構成が非常に早く回った為、ルーナで圧倒的な差ができた。試合中盤のCPを二つ使ってでの猛進は全く予想せずにケアを怠ってしまったため、そっくり魔石を4つ失って、相手に取られてしまいましたが、息切れしたクロイに何とか追いつき勝利を収めることが出来ました。

2戦目 VSルーナ(池粕さん)&ミア(高須さん)

フレア 46+19+7-0=72
ルーナ 53+25+8-0=86
計158

お互いのルーナの回り具合は同じぐらいで、ひたすらフレアとミアでやりあった試合。記憶に残るでかいシーンが何回もあった。特に、序盤ルーナのリジェクトでミアを潰して、魔石3つ奪った所やハウリング、アースクエイクでミアが大鎌乱舞を決めた所や最後おーいこっちだを洞察で回避した所など試合の流れを全部語りたいほどの接戦。結果としては、何とか僅か数点差で勝利。紙一重の本当に良い試合でした。

3戦目 VSフレア(Shunさん)&クロイ(よっちさん)

フレア 40+20+9-2=67
ルーナ 42+24+5-1=70
計137

3戦目、体力切れでプレミを連続してしまった試合、その上、ルーナもあまりはじけず、決勝で当たるとは思ってもみなかった構成で、焦りもMAX、相方とうまく連携を取ることができず最も過酷な試合でした。相手は余裕を持って丁寧に指してきており稼がれてしまった。その上、最後の魔石回収も10分ぐらい考えたにも関わらず、今思い返せばもう1点上げられることに気づいて落胆。結局、何とか、微かな点数差をつけることができて勝利。

最後に

画像も何も入れていない素朴な文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。最近のハッククラッドは色んな方が様々なイベントを開いて下るためたくさんの場所でたくさん方とプレイできてとても楽しいです。これからもハッククラッド業界が盛り上がるように頑張ましょう!

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