アニメ絵本解説009『ちいさい どうぶつえん』
オリジナルのアニメ絵本『ちいさい どうぶつえん』の制作について解説します。
アニメ絵本『ちいさい どうぶつえん』の概要
新シリーズとして〇〇なオノマトペを始めました。先に出したおおきい どうぶつえんと対になるのが『ちいさい どうぶつえん』です。
テーマ
ちいさいを表現するオノマトペをまとめて紹介
要素
・ちいさくて可愛い動物が登場
・ちいさいを表すオノマトペ
〇〇なオノマトペがたくさん出てくるといったストーリの新たなシリーズです。
「おおきい どうぶつえん」と同時に本動画の「ちいさい どうぶつえん」を制作していて『大きい』と『小さい』といった対になるストーリーで2本連続で合わせて見てください!といった思いも込めました。
登場キャラクター
プレーリードッグ、モモンガ、インコ、モルモットの動物園にいる小さい動物です。
制作の注目ポイント
OPに繋がるモルモットの虹ロード
動画冒頭のモルモットがてちてちと歩くと虹のラインができ、OPにつながるというシーンは誰がなんと言おうと綺麗です。
プレーリードッグの地下のシーン
地上でぴょこぴょこ遊んでいたプレーリードッグですが、カメラが下へといくと地下にプレーリードッグがいて、寄り添いあってそのまま眠るといった可愛いシーンです。
途中で思いついて計画を変更すると動画制作時に大変なことになるので、可能なら最初に思いついておきたいです。(戒め)
モモンガの滑空シーン
モモンガの滑空シーンはかなり良くできたと思っています。
ポイントとしては、木の枝に止まる前に着地のポーズを一つ入れることで良い画として成立したと思っています。
インコの羽トランジション
「葉っぱ」や「羽のひらひら」って浮遊感を出すのって苦労をするので苦手意識がるのですが、羽に注目させることなく自然な雰囲気でなんとか見栄え良くできたと思います。
YouTubeのエンド画面で「おおきい」「ちいさい」が連動
「おおきい」「ちいさい」でOPとEDを統一させようと思っていたときに思いついたアイデアです。YouTube上の話ですが「おおきい」動画では右側の小さい動物の入り口に「ちいさい」の動画がでて、逆に「ちいさい」動画では左側の大きい動物の入り口に「おおきい」の動画が出るという仕組みになっています。合わせて両方一緒に何回も見てね!!
苦戦したところ
続 アニメーションってやっぱり難しい
「おおきい」を制作しているときも思いましたが、アニメーションって本当に難しいなあとデータを保存するたびに思っています。
今回特に苦戦したのが、モルモットが台車で野菜を運ぶシーンです。野菜を運んで、地面に落下せるというイメージするととても簡単です。ですが、簡単にいかないのがアニメーションです。
詳細に書くとこの部分だけで2万文字になるので、一言がんばった!とだけ言わせてください。(スキまってます)
まとめ
〇〇なオノマトペのシリーズの第1弾として「おおきい」「ちいさい」を動物園のモチーフで制作をしました。今回はスケジュールの都合で走りながら計画変更をすることが多く、制作の裏側でかなり力技で進めました。ゆとりのあるスケジュールは本当に大事だなぁという気持ちでいっぱいです。
おしまい